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金平糖に金色がないのはどうして
金平糖と言えば何となく、星の形を連想する方々もたくさんいらっしゃることと思います。 星の形と言えば金色を連想する方々も多いかと思います。けれど、金平糖にはほとんど、金色のものはありません。作ればあるということで、そのことは聞いたこともあります。 お金さえ出せば作ってくれるところもあるでしょうけれど、普通には売っていないのが常識かと思います。 ガラス瓶などにたくさんの金平糖が入っている様子は、本当に宝石のようだと言う人も多いところですが、金色の金平糖、なかなかないのはどうしてでしょうね。 子供の質問に答えてあげられなかったものです。
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食べ物で、金色のものが少ないからではないでしょうか? 黄色やオレンジ色ならば、柑橘の汁やウコン、クチナシの実などで簡単につくれますが。 金平糖は、芥子粒のような核になるものを大きな特殊な鍋にいれ、濃い砂糖水を少しづつかけ、グルグルとまわしながら加熱し乾かして作ります。 このとき、砂糖水に果汁や香料、色素を加える事で、様々な味、色がうまれます。 食べ物で金色というと、食用金箔くらいしかないようにおもいます。 おいしいものではないですし、高価ですね。 アラザンなど、真ん丸い形の外国の砂糖菓子には金箔銀箔を衣がけしたものもありますが、 ツブツブと突起のある形状の金平糖に均一に衣がけするのは難しそうです。 それで、金色の金平糖は少ないのでは? ちなみに、金平糖というのは、「砂糖菓子」を意味するポルトガル語「confeito(コンフェイト)」が訛り、「コンペイトー」となったと言われています。 漢字の「金平糖」は、「コンペイトー」の当て字です。 金平糖の金は、「金色をしている」の金ではなく、「金平(コンペイ)」というのが「強い」という意味といった意味がある為、 金平糖は砂糖の甘味が強いことから、この字が当てられたという説があります。 下記金平糖店では、色々な味、香りの金平糖を扱っていますが、金箔入りはやはり特別品のようですね。 http://ebisudo.com/
お礼
お答えありがとうございました。確かに金色にするには、金平糖の形が複雑すぎるかもしれませんね。 金色にしたからといって、別においしくなるわけではないというところが、とても納得です。 金平糖という漢字に金が入っているということと金色には関係がないというところなども、子供たちばかりではなく何かの題材になりそうなありがたい話題です。 エビス堂さんのホームページ、とてもおもしろいですね。