不確定性原理と決定論(ラプラスの悪魔)について
不確定性原理と、決定論についてまとめてみました。
ですが、根っからの文系の僕が、無い頭を動かして自分なりにまとめたことです。
ですから、自分でもこれで合っているのかが分からないのです。
もし間違って理解していたら嫌なので、もしよろしければ僕のまとめのおかしな部分の修正や、抜けているところの補完をしていただけないでしょうか?
指摘だけでも結構です。
(以下まとめ)
不確定性原理においては、電子を正確には観測する事は出来ない。なぜなら、観測という行為でその結果が変わってしまうからである。
しかし、それは人間が観測できる術を持っていないだけであり、もし物理的に干渉しないで電子の位置と運動量を知る事が出来て、かつ無限の計算力がある『存在』がいれば未来が分かると考えたのがラプラスの悪魔の概念。そして、その概念が正しいならば決定論が正しいとも証明できる。逆もまた然り。
しかし、量子物理学的には考えると『そもそも電子の位置と運動量も決まってはいない。つまり観測されるまでは〝不確定〟である』となる。
人間で例えると、自分と会っている時(観測中)には善良な人間でも、会っていないときには悪人かもしれないだろ? という事。
そして、それを裏付けるのが『二重スリットの実験』である。
二重スリットに実験における結果では明らかな矛盾が出来上がってしまった。それを矛盾無く説明すると『そもそも観測前にはそこには確率が満ちているだけで何も無い』という事になる。
つまり二重スリットの実験によって、この世界は確率が含まれているという『証拠』が出来てしまった。 という事は、この世界は確率によって満ちているから、未来は不確定であるはずだ。
すなわち、未来が不確定なのだから、決定論は否定され、それに伴いラプラスの悪魔も否定されるものである。
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以上です。あってますかね……?(汗)
回答お待ちしています!
お礼
なるほど、簡単明瞭ですね。ぼくが説明しようとするとなんでもかんでも必要な要素のように思えて長文になり、結果、ピントのぼけたキレのない回答しか提示できませんでした。ありがとうございます。