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いじめと自殺の因果関係って、どう判断するの?
いじめと自殺の因果関係を「認める」とか「認めない」とか、「感覚」でやってる気がするのですが、 因果関係があるかないかの決定プロセスって、あるのでしょうか?
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「因果関係」だとか「決定プロセス」だとか、教育委員会か校長先生が弁解するようなことを言わないで下さい。私たち、見守る側としては「感覚」で良いではないですか。 あなた、自殺にまで追い詰められた、いじめられた生徒の気持ちを考えたことがありますか?さぞかし悔しかったというか、無念だったと思いますよ。言葉では言い尽くせません。 あなたの疑問、そんなことは、プロである警察がやってくれます。
- 森 蔵(@morizou02)
- ベストアンサー率77% (197/255)
教育問題はまったく専門外であるが、下の回答者がデタラメを申しているので、法的因果関係を解説した。わかっているよな。BとH、お主らのことじゃぞ? いじめの因果関係については、「児童生徒のいじめ自殺訴訟の現状」(判例タイムズ1338/17頁/横田昌紀)に詳しい。 以下、引用する。 「自殺の原因(事実的因果関係)には、環境(ストレス)、独特の性格傾向(問題解決能力)、他者の死から受ける影響、生物学的要因、精神疾患等が複雑にからみあっており、青少年の自殺の背景には様々な要因が関与していると考えられており、児童生徒の場合には、ひどい孤立感、無価値観、強い怒り、苦しみが永遠に続くという思い込み、心理的視野狭窄から危険な心理状態に陥り、自殺にいたると考えられている。「児童生徒の具体的な自殺の原因としては、いじめの他に、家庭不和、父母等の叱責、学業不振、進路問題、病弱による悲観、異性問題、精神障害が考えられるから、いじめが自殺の原因であったかを認定することが必要である。」ということらしい。 でここからが裁判例の検討であるが 「裁判例のように、被害生徒の遺書等によりいじめが自殺との関連性を認めることができれば、いじめが自殺の原因であることを認定することは困難ではない。遺書等がなくても、いじめの態様(内容、期間、反復継続性等)等他に自殺の原因が伺えるような事情を検討し、いじめの内容が暴行や恐喝を伴う苛烈なもので、執拗かつ反復継続して繰り返されており、他に自殺の原因が伺えない場合には、いじめが自殺の原因又は主要因と推認することができる。」 「そして、そのようないじめがされている場合には、一般的に人は自殺に至ることもありうることは過去の事例が示しているとおりであり……事実的因果関係は肯定できる。」と述べられておられる。 まあ、この抜き出し部分で特に重要なのは、遺書があれば「認定することは困難ではない。」という部分と、遺書がなくても「いじめの態様(内容、期間、反復継続性等)等他に自殺の原因が伺えるような事情を検討し、いじめの内容が暴行や恐喝を伴う苛烈なもので、執拗かつ反復継続して繰り返されており、他に自殺の原因が伺えない場合」には、法的な相当因果関係を肯定できるという部分であろう。 法的な因果関係とは100%確実な因果関係をもとめる自然的因果関係とは違う。法的な相当因果関係とは、ぶっちゃければ、「まあ大体これくらいの事情がそろっていればこういう結果になるでしょうね」という相当因果関係の立証で足る。 だから、横田判事の言うように、いじめが相当に苛烈で、執拗で、まあ確かに、人が自殺してもおかしくないよねってところまで裁判官に思わせれば、他に原因が考えられないかぎりよいということになる。つまり、原告としては、因果関係を立証するのでなく、いじめの態様が、「苛烈なもので、執拗かつ反復継続して繰り返されて」を立証すれば、相当因果関係は肯定されるということになる。 ちなみに、この判例タイムズの記事を書いた人(裁判官)と、個人的に話を聞く機会があったが、「裁判所としては、いじめの態様が酷ければ因果関係は肯定する。」とおっしゃっておられた。逆に大したイジメでなかったのなら、因果関係は肯定できない。精神的苦痛に対する慰謝料の肯定はするかもしれないけど。」といっておられた。多分、現時点のいじめの因果関係についての実務としてはこのような扱いでとおっているものと思われる。
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1618/6634)
責任者が責任を回避するための逃げ口上です。複合的に他の原因が関係しているのなら、その原因を明らかにしなくてはなりません。今回の事件ではいじめ以外の原因はあり得ません。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
1,自殺であることの認定。 2,イジメの存在の認定。 3,自殺とイジメとの間に次のような関係があること。 (1)イジメが無かったら自殺もなかったであろうという 条件関係の存在。 (2)その具体的イジメがあれば、自殺するのが社会通念上 特別なことではない、ということの立証。 私見としては、疫学的因果関係の応用を考えても 良いとおもっています。 これは状況証拠を詰めて、因果関係を認めるもので 公害など、通常の方法では因果関係を認めるのが 困難な場合に利用されるものです。
お礼
科学的に立証できる場合以外に、因果関係を証明する手法が出来ていないということですな...。
- others44
- ベストアンサー率40% (48/119)
その前に、自殺する理由が遺書でもない限り判別するのが難しい気がします。 当然、当事者以外に、その自殺する理由は分からないわけです。 しかし、遺書が残されていた場合、その判断は当然、その遺書の内容から自殺と断定できると思います。 今回の場合、遺書の様なものが残されていなかった、突破的な意識による自殺だとしたら、死人に口なし。 で、自殺の理由が分からないのは当然だと思います。 しかし、当事者の周辺で起こっている出来事から、自殺へと至った経緯。すなわち、自殺まで考えた当事者の心理みたいなものはおのずと見えてくるはずです。 だが、先にも言った通り、すでにその当事者は亡くなっている。しかも、心理的、精神的に追い詰められた痕跡というか、物質的な証拠でもあれば、いじめによって受けた精神的なダメージによって自殺へと追い込まれたことが判断できると思います。 しかし、まことに残念ながら、どうやら今回の場合、その物的証拠がどこにもなく、ただ、当事者を取り巻く周辺の関係者達の証言のみしかいじめに関する情報がない点がまことに残念でなりません。 何か、たとえば、日記なりにいじめに関しての記載とかがあれば、いじめによって受けた心理的、精神的なダメージによって自殺へと追い込まれたことが実証できていたかも知れません。 それでも、今回のこの事件は、あまりに陰湿でたちの悪い、当事者を取り巻く環境に驚いています。 学校や親だけでなく、行政や警察までもまが、あまりにも冷たい無慈悲な対応に、この事件を長引かせてしまった。時経過が過ぎたなと思っています。 その間に、いろいろなことを処分した可能性もあると思います。 自分達にとって都合の悪い書類とか。 特に、学校側にはその雰囲気を漂わせている気がしてなりません。 はっきり言って、大人として、社会人として学校側の対応は本当にそれでいいのでしょうかね。 しかも、教育の場にかかわる人物が、ある程度の真実を隠して嘘をつくことに。 私が仮に教職の立場だったら。 とても子供達と面と向かって語ることなんて出来ないと思います。 それを平然とやってのける学校って、本当に、子供をあづけて教育を受けさせて大丈夫。 と、考えてしまいます。 ある意味、そんな学校に在籍している子供達が可哀そうでなりません。 もっと、誠意をもって対応してほしいと思います。 話がそれてしまいましたが、個人的な回答として参考になれば。
- mrst48
- ベストアンサー率9% (303/3050)
無視・言葉・仲間はずれなどの場合は 因果関係があると判断するのは難しいともいますが 暴力・金銭要求など、いわゆるイジメとは かけ離れた、被疑者となるうることを やっていれば、因果関係を認めなければならないと思う。 自殺してしまった方々とイジメたとされる側の 認識のズレを見極めるのは難しいですし 型にはめるのは、やめた方が良い。 その型以外のイジメをやる輩が出てくるから。 それぞれの事案をキッチリ判断して 対処していくしかないと思います。
- bismarks0507
- ベストアンサー率31% (192/605)
ほいほい・・・回答しませう イジメの因果関係の判断は、主観論・社会通念の判断ですので、決定プロセスなどは存在しない・・と言えるでしょう たとえば、セクハラ・パワハラの司法判例を見ても、証拠を積み重ねて主観的・社会通念的な判断が行われるものと考えるの妥当でしょう したがって、感覚的・・という結論にもなるでしょう そもそも、イジメという概念を争点にする世俗のイジメの判断が感覚的なものに過ぎないので・・・・
- Tita_Russel
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裁判でも証言は重要なファクターと認められます。 まあ、マスゴミは便乗して騒いでいるにすぎませんが。
- ok-kaneto
- ベストアンサー率39% (1798/4531)
ないから、被害者や傍観者の言い分を聞くしかありません。
お礼
見守る側としては「感覚」で良いですが、教育委員会が「いじめを認める方向で検討している。」という報道を聞いたとき、「検討ってどういうこと?」って思いましたね。 「(明らかにいじめってわかっているけど)都合が悪いからごまかしてきたけど、騒がれちゃったから認めるか」位にしか考えてないじゃん! いじめって、「セクハラ」「パワハラ」と根源は同じだと思うのですね。 ところが、「セクハラ」「パワハラ」には裁く基準があるのに、いじめに関しては「○○ハラ」といった名称さえない。 警察も当てにならないと思いますよ。今回もそうですが、ちょっと前の長崎のストーカもそう。 人が亡くなってからでないと、動かない。