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医薬品のコンビニ販売について
規制を緩和してコンビニで医薬品を売ることについて議論されていますが、特に反対を唱える大物族議員の説明には、なぜか説得力が感じられません。 コンビニで医薬品を売ると損をする人がいて、この人たちの利権を保護しているようにも感じます。 どんな人たちが損をするのでしょうか。業界の仕組みなど併せて教えていただければ幸いです。
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質問者が選んだベストアンサー
コンビニで販売されるようになるとしても,安全性の高い薬に限られると思います.用法・用量を守って正しく服用するのがよいと思います.薬は生体にとって異物ですから100%安全なものはありません.服用していて異常に気がついたら即刻医師に相談するのがルールだと思います. 中学・高校で保健体育でなく生物の時間に人の生物学,人体,健康,病気とその治療,薬などを教育すべきです.フランスではそうなっているそうです.正しい理論に基づく健康観を国民が共有できるようになれば,薬のコンビニ販売は恐れることはないと思います.
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- baiyaku
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大手ドラックストアは、規制緩和を望んでいます。前の方が言われたように、薬剤師の給料は初任給から普通の倍くらい払わないといけないので、いなくてもすむわけですから、、。 しかし個人の薬局はダメージを受けるでしょうね。コンビニで事足りてしまいますので、わざわざ敷居のたかそうな薬局に入らなくても済むわけですから、。 しかし個人の薬局は既に大手ドラックストアに大分お客を取られていますので、コンビニで扱えるようになってもそれほど影響を受けないかもしれないかも知れません。 やはり得するのは大手ドラックストアではないでしょうか。 私は売薬(配置薬)をしていますが、コンビニはそれほど割引しませんので、余り影響ないような気はしています。しかし富山の県知事や、富山出身の綿貫代議士など反対してくれています。やはり便利なコンビニで扱うようになると、配置薬の必要性がますます下がることを懸念してくれているかもしれません。 長い伝統の配置販売業のますますの発展のためには、規制緩和はあまりありがたくありません。
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ご回答ありがとうございました。 大手ドラッグストアやコンビニ店員の薬に関する知識をどう修得させるかが課題ですね。
- Tomy-expo
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直接の回答になっていなくてごめんなさい。 でも、現在はドラッグストアに薬剤師を置くことが義務づけられていますよね? ということは、今議論されていることがまかり通るならば、今後ドラッグストアには薬剤師を置かなくてもよくなると言うことでしょうかね。ドラッグストアの経営者は喜ぶことになるのかな?
お礼
ご回答ありがとうございました。 ご回答いただいた問題と同時に、コンビニの店員が薬の知識をどノ程度知っているのかも課題になりそうですね。
今一応形式的に「薬種商」という制度が残っていますが.現在では「免許を取得するよりも薬学部に入学するほうがやさしい」状態です。 この薬種商免許がこのように強く制限がかけられたのは.医療過誤の大量発生でした。薬で済ましてしまい.結局は簡単な注射1本で直るような病気でバタバタと人が死んでいったのです。 その反省にたち.薬種商の免許が制限されました。その結果.私の地区では2軒が廃業.息子か薬剤師免許を取れた家1軒のみ営業を続けています(孫が卒業したのでしばらくは続けていけるでしょう)。 かっての医療過誤の二の舞になりかねません。つまり.損をするのは.医療過誤で死んだりして行く多くの市民です。
お礼
ご回答ありがとうございました。 時代の変化に伴う医療現場のニーズ変化がマッチしていないために、病人が被害を受けているワケですな。
- tachan1234
- ベストアンサー率24% (23/93)
損をするのはやっぱり、ドラッグストア・薬局でしょうね。 私は、違う観点から医薬品のコンビニ販売については、絶対反対です。 風邪薬が原因と思われる、薬疹になりました。 (薬の副作用による、アレルギーです。) 薬剤師が適切なアドバイスをしない、現状のドラッグストア・薬局でも不満があるのに、コンビニだなんて。 賛成される方の、考えは理解しますが・・・・・。
お礼
ご回答ありがとうございました。 そう言われてみれば、薬局薬店のスタッフがまともな説明ができていないという実態について、隠し取材が先日放映されてましたね。いわんや、バイトばっかりのコンビニでどう対応するつもりなのか・・・。
- asagiri
- ベストアンサー率30% (80/265)
損(?)をするのは、薬局薬店です。 とかく医療関連業界というのは、素人には解りにくいこともあって、こと価格に関しては不明瞭な部分が多すぎるのです。1億円の医用機械を病院に売って5000万円キックバック、まぁそんな世界です。 またある「病気」があるとします。数値的に、何か検査をして「このくらいの数値が出たら要治療」・・・そういう基準があるわけですが、これをちょいといじるだけで、患者数激増・・・そんな世界でもあります。でも、素人には解りませんよね。 古い話ですが、各都道府県に1つ以上、医学部のある大学が設けられ、医師の数はものすごく多くなっています。あなた様の街でも、新たに開院する診療所を見たことがありませんか?今地方では、新規開院ラッシュで、診療所の数はジャカスカ増えています。それでもまともな競争は起きず、相変わらず、この人たちに所得が集中するのは昔と同じです。昔も今も、医者は金持ちの代名詞なのは変わりません。なぜでしょう? そういう業界なのです。厚生労働大臣の坂口さん。この方はよく仕事をしている人だとは思いますが、この人自身が医師であることを忘れてはいけません。やはりそこには厳然としてある圧力団体の存在があります。そういう中で医療保険改革を曲がりなりにもやってみせた小泉総理大臣は、すごいと思います。 まとめますと、薬局薬店の利権保護と言えばそうかもしれませんが、それよりは、業界の縄張りを乱されたくない、価格も維持したい、そんなところだと見ています。 ただ実際のところ、薬店は個人規模のお店も多く、節操なく競争されてはたまらない、というのは事実です。またこれも重要ですが・・・当のコンビニも、薬を店に置いたはいいが、薬局薬店のように有資格者がいるわけでもなく、お客さんに間違ったものを売りはしないか、という不安があります。コンビニとしては、魅力的なカテゴリーですが、怖いカテゴリーでもあります。 一つ一つの店には経営者がおり、生活があるわけです。利便性や価格だけを追求していればいいのか、市中の良質な既存店をつぶしてしまっていいのか、という議論には自分も賛同します。 少々ピントのずれた内容になりましたが、お察しください。
お礼
ご回答ありがとうございました。 現状が医療業界の利権となっている構図が見られますね。 一方、確かに24時間営業のコンビニで薬を売り始めたら、個人経営の薬局薬店の経営は危機にさらされるでしょうね。
- old98best
- ベストアンサー率36% (1050/2908)
直接的な損失については、専門家ではないのでわかりません。 しかし、大物議員は、業界の代表で反対しているだけでは無いような気がします。 規制を無くして、自己責任でなんでも行えるようにする流れに危惧しているような気がします。 薬剤師がいなくても自分の体は自分の責任で直せるようになると、将来は医師法の規制も段階的に「自分のからだ」なら解除されないとも限りません。 さらに、「自分持ち物」の自動車なんかも、整備は自己責任で車検が廃止とならないとも限りません。 (先進国のアメリカやEU諸国は、そうなっています) さらには、失業保険も、任意加入とならないとも限りません。 そうなると、毎年春になると失業するような人ばかり加入して、30年以上同じ会社に勤める人は加入しなくなります。 これらのようになると、政府の財政も健康的でごまかしがきかなくなりますし、役人もずっと少なくて済む事になってしまいます。 そういう事態になるのを、危惧しているようです。 千里の堤も蟻の1穴から
お礼
ご回答ありがとうございました。 この法案可決が突破口となって、他の法律の規制緩和にもつながった場合の悪影響を懸念しているワケですか。
- sinnkyuusi
- ベストアンサー率19% (639/3298)
詳しくはわかりませんが、やはり今現在医薬品を扱っている小売店がダメージを受けるようになると思います。 医薬品を売るために薬剤師を雇用しているわけですが、コンビニにはそのような義務もないわけですし・・・。
お礼
ご回答ありがとうございました。 雇用への影響もあるんですね。今、不況ですから問題ですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 おっしゃるとおり、今回の規制緩和を機に、薬について国民が基本的な薬選びぐらいできる程度の基礎知識を修得できるシステムを整備するのも肝要ですね。