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上水試験方法と下水試験方法の違い
水質を測定するのにどのような方法を使うのかを調べていたら 上水試験方法と下水試験方法があることがわかりました。 上水試験方法は上水を分析するため、下水試験法は下水を分析するためということはわかるのですが、アンモニアの測定など、両方に載っている水質項目などは上水試験方法と下水試験方法で測定方法に違いがあるのでしょうか?もし、違いがある場合は私の分析水がどちらに近いのかということを判断してどちらを使うかを決めたいと思います。 また、これらの本はどこで購入できるのでしょうか?詳しい方、情報をお願いします。
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上水試験法と下水試験法では、測定物質の定義、測定範囲(検量線範囲)使用する溶液の濃度、前処理法などが違います。 たとえば、上水試験方法では過マンガン酸カリウム消費量、下水試験方法ではCODと定義が異なるものがありますし、前処理法?として、CODでは相当量の硝酸銀を加えます。これはマトリクスの違いによるものです。 さらに滴定する溶液の濃度も違いますし(当然、上水の方が低濃度)反応時間も違います。 アンモニアの場合、測定範囲が違ったと思います。(比色の場合、使用するセルの光路長も違うものもある) 要するに、 きれいな水で、妨害の少ない、低濃度試料の場合は、上水試験法。 汚い、高濃度試料の場合は、下水試験法となるのが一般的ですが、使い分けは、まず第一に該当する関係法令です。 分析法は、この2法だけでなく、有名なところでは、JIS K0102やK0101、鉱泉分析法指針、衛生試験法などいろいろあります。 購入方法は、検索すれば、すぐに出ます。