南蛮文化から取り入れた言葉(ポルトガル語、スペイン語)は200ぐらい残っているようですが、日常使われるのは皆さんが列挙された10個ぐらいだと思います。
他に思いつくのは:
*火縄銃
これは有名ですね。
*天守閣
織田信長が西洋の城を参考に始めて作ったといわれます。
*ズベ公
死語になりましたが不良少女(これも死語?)のことです。スペインカルタで剣(エスパーダ)が役が低いところから、つまらない札という意味から音韻変化してズベタ→
ズベ公(公は人を指す)となった。
*ピンからキリ
1から10が原意。初めから終わり、最上等のものから最下等のものまで。
ポルトガル語は徳川幕府がカトリックを禁止したとき、表舞台から姿を消し、裏社会(博徒、やくざ)でゲームの言葉として生き残ったものが多く、多くの言葉に漢字があてられたりしたために江戸時代の中期には語源が分からなくなり諸説が生まれる原因になったといわれています。
我々の気がつかないところで生き残っている言葉、習慣が
まだたくさんあるかもしれません。
お礼
具体的な例をたくさん教えてくださってほんとうにたすかりました。ありがとうございます。私の知らないことばかりで、かなり役に立ちそうです。ありがとうございます。