何をもって「影響」とするか、にもよりますが……
No.1さんのおっしゃるように、70年安保への影響はかなり大きなものがあったようです。
連合赤軍など、いわゆる左翼過激派に対して毛沢東の影響は絶大なるものがあったようですし、同時代において文化大革命を批判した「知識人」はほとんどありませんでした。
一例を挙げますと、ロシア/ソ連でいうシベリア送りに相当する「下放」、実質的には辺境農村での強制労働ですが、これを賛美する論調が日本では支配的だったくらいですし。
いわゆる日中国交回復も、中共の核保有とアメリカのベトナム戦争での事実上の敗北からくる米中国交回復の影響が主因ではありますが、上記のような日本での論調が国交回復を加速した一因でもあると思います。
もし大きめの、70年安保頃の出版物がたくさん置いてある図書館を利用することができるようでしたら、雑誌のバックナンバーや文系の学術著作物をざっと通覧していただくとある程度当時の空気がつかめると思います。
お礼
回答ありがとうございます 最近、文革に興味を持ったんですが、けっこうな影響があったみたいですね。学生運動というと、よく国内だけの文脈だけで語られたりするんで、もう少し中国とのつながりを意識して見るようにしたいと思ってます。 資料を見てると国内のいわゆる左翼の人(共産・社民系)の言説の淵源は文革かぁ~とか感じることが多いです。