自営業者が総額、派遣社員がカッコ内の費用を引かれた後の手取り
として考えるならば、
派遣社員の方がよろしいでしょう。
自営業でしたら年金がまず月額14,660円 22年度は月額14,980円
健康保険料は地域によって異なりますので一概に言えませんが、
年収300万くらいだと超ざっくり言って月額15000円程度。
実際は地域によってこの半分~4倍近い格差があります。
するとこの時点で自営業なら3万円の出費ですので、
派遣の手取りと同一です。
さらに具体的に見てみますと、
厚生年金は国民年金より貰える額が多い年金です。
しかも半額は会社側が負担してくれますので、
1万円が差っ引かれていたとしても2万円掛けたことになっています。
つまり自営業より出費が少なくもらえる額が多い。
また雇用保険については半年以上勤めたあとに会社をやめれば、
失業保険や再就職手当なんかがもらえます。
さらに年間通じて給与所得者であれば確定申告を会社任せにできます。
たいして自営業の場合は自分で確定申告を行います。
ここで所得税と住民税について比べてみますと、
派遣社員の場合は年間収入300万円で、
まあざっくり言って合計10万円くらいです。
自営業の場合はどう経費をねん出するかによって話が違ってきますが、
給与所得控除が使えないので、それだけの経費を捻出するのは非常に難しいでしょう。
青色申告(つまり複式簿記で帳簿をつける)を行い、
ツッコミ覚悟であらゆる出費を経費にして、
ようやっと税金を抑えられるようになるかもしれませんが、
それでも最大10万円のアドバンテージ。労多くして利少なしです。
ちなみに私ファイナンシャルプランナー2級です。
お礼
ありがとうございます。 質問の内容が曖昧でしたが・・・契約社員の場合、控除前の額です。 そうなるとどっこいどっこいということでしょうか?