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社員契約と業務委託契約、どちらがお得?
- 現在、個人の方がオーナーとして持っているお店に雇われ店長として勤務しています。週6日勤務で売上も立ち、給与も悪くない金額をもらっていますが、年金・雇用保険・健康保険は一切ありません。将来独立を考えているため、友人に相談したところ、業務委託契約のほうがいいかもしれないと言われました。業務委託契約は節税になり、副業も可能です。
- オーナーは会社を設立し、私を社員として雇用したいと言っていますが、まだ条件については聞いていません。現在の仕事に対しての保障は一切ないため、社員になる意味がないのではないかと思っています。
- 友人の話を検討する余地があるかどうかは条件次第ですが、業務委託契約の方が節税効果や将来の動きやすさなど、メリットがあるかもしれません。詳しい情報がわかり次第、追加で教えていただけると助かります。
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>年金・雇用保険・健康保険等は一切ないです… 従業員数が 5人未満なら、そういうこともあり得ます。 >確定申告に関しても、自分で申告しています… 社保非加入と自分で確定申告とは、連動しません。 家政婦を雇ったような場合を除いて、雇用者は年末調整をする義務があります。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2502.htm http://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2665.htm >つまり私が個人事業主として申告し、業務委託として… その店一軒丸ごとあなたが経営するのですか。 土地建物の確保に始まって商品の仕入れから販売、回収に至るまで、すべて誰からも指図されることなくあなた一人の責で行えますか。 雇われ店長として、オーナーの管理下で仕事をさせられるのなら、給与所得者であって、個人事業主ではありませんよ。 俗に「業務委託」などと良くいわれますが、これは偽装請負であることが多いです。 自称・個人事業主は、確定申告をする段になって、税務署から突っ込まれる可能性が大いにあります。 >節税にもなるかもしれないし… 一言で節税になるなどと決めつけるのは無謀です。 個人事業主なら、売上から仕入れと経費を引いた残りすべてが「所得」となります。 一方、給与所得者であれば、実際の経費があってもなくても一定の「給与所得控除」があり、もらった額イコール「所得」ではありません。 この違いを理解していないと、大きな誤算を生むことになります。 【給与所得】 税金や社保などを引かれる前の支給総額から、「給与所得控除」を引いた数字。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1410.htm 【事業所得】 「売上 = 収入」からその仕事をするのに要した「仕入」と「経費」を引いた「利益」。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1350.htm 税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
お礼
御礼遅くなりました。 大変勉強になりました。 ありがとうございました。