- 締切済み
シャトー・ボイド・カントナック2005について
シャトー・ボイド・カントナック2005を貰いました。 調べた所、このクラシックなワインは、 しばらく忍耐が必要である。飲み頃:2015-2030+年。との事でした。 ワインは日常的に飲んではいますが、基本知識程度の 事ぐらいしか解りません。 いつもは早飲みタイプを購入しているので、 長期熟成出来るセラーもありません。 今飲むのは厳しいワインなのでしょうか? やっぱり10年ぐらいは置いた方がいいのですか? 有料セラーをレンタルして、保存する価値はありますか? (調べたら7000円程度なので、 そこまでする価値があるのか…と思いました) ご意見お願い致します ちなみに、私は濃くどっしりと重いものは苦手で ボルドーは、普段あまり好んで飲みません。 ボルドーならシャトーパルメみたいな感じが好きです。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- mouton1973
- ベストアンサー率47% (43/90)
某ホテルのソムリエです。 2015年から30年とあるように保存方法や好みによって飲み頃は 変わります。また、実際飲んでみないと飲み頃のピークは分からないのです。 それぐらい曖昧で、結局は飲む人次第なんです。 飲む人が『今この時が飲みたい時だ』というタイミングが最高の飲み頃です。 そして、今飲んでもボイド・カントナック名前を落とさない品質である事は間違いありません。 上手く熟成させれば角が取れ、アルコールも落ち着き、熟成による香りもでて複雑性が増すと言う考えがあるので、熟成させないといけないと 思う人が多いのは事実です。 ただ、熟成させたワインを慣れていな人は美味しくないと思う事も多いです。 また、基本的に7000円は充分高級ワインです。 10万、100万というワインもありますが品質による値段は微々たるもので、ほとんどが希少価値や欲しがる人の多さからくるプレミアによる高騰です。 レンタルセラーの価値はあるか。。。 品質としてはあります。 ただ、ソムリエである僕が言う事ではないかもしれませんが、思い入れのないたかが飲み物にそこまでする必要はないと思います。 置いとくなら何かに入れて継続的に震動しない、温度の高低が少ない押し入れで充分です。 最後にパルメが好きならボイド・カントナックはど真ん中です。 両方ともフランスのボルドー地方オー・メドック地区、AOCマルゴーの カントナック村のワインで共に3級格付けのワインです。 地質、地形ともほぼ同じの畑です。 ほぼ間違いなく世界トップのソムリエでもパルメですと言いながらボイド・カントナックを飲まされても気付きません。
- ddeana
- ベストアンサー率74% (2976/4019)
メドック、格付け3級、カベルネソーヴィニヨン主体のワインですね。 飲み頃というものは、かなり個人差があります。またマーケティング的に長熟可能なワインはそれなりに高い値段付けが可能になるという事情もありますので、参考になさる場合はネットや書籍を問わず複数のデータを見比べる必要があります。参考までに私が日本のみならずイギリス、アメリカなどのサイトでのこのワインの飲み頃をチェックしてみたところ、「今から2020」「2011-2020」「2015-2030」とかなりばらばらでした。質問者様と同様の「2015-2030」はアメリカ、ワインスペクテーターの評価ですが、ここは概して長めの保存期間が多いので、それだけを参考にするのは個人的には??です。 基本的にワインというものは「今でも飲める」から販売されるのです。売り手側の考える「飲み頃」とはあくまで温度、湿度、そのほかの条件が理想的であった場合の最高値の「予測」です。一般人がワイナリーのような理想的条件で保存というのは難しく、だからこそ職業的なセラーの需要があるのです。あと数十年後にどのように変化するかを楽しむのはあくまで個人の判断ですが、品質の劣化などが起こるリスクはあります。寝かせればどんなワインでも美味しくなるという保障はないのです。 と難しい話をしてしまいましたが、結論として今お飲みになっても勿論大丈夫です。カベルネ主体のワインには若いうちのタンニンがかなり元気で甘味よりも渋みがはるかに勝ってしまうことはよくあり、寝かせることによってタンニンが落ち着くことは期待できます。お好みのパルメも若いうちは荒々しいタンニン分が前面に出ることもあります。なので渋みが苦手であれば、飲む前にデカンタージュなどして、「良い酸化」を促すか、さもなければしばらく待たれてもいいでしょう。既回答にありますが、私もセラーなどお持ちでなければ押入れをお勧めします。ワインを少し厚手のタオルでくるんで脱臭剤などの置いてない押入れの一番奥に、寝かせた状態で入れてください。温度変化、振動が少なく、直射日光が当たらないという点でベストです。個人的にもこの方法で1,2年は保存しています。それ以上保存なさりたければやはりご自分で湿度と温度調節が出来るセラーをお買いになるか、レンタルのセラーを借り上げるなどなさる方がよろしいと思います。
あまり詳しくはない者ですが、たまたま同じワインをいわゆるワイン通の友人から頂きました。 その時に聞かされた話で覚えていることをご参考までに。 もともとシャトー・ボイド・カントナックというワインは年ごとに品質におそろしいほどのムラがあり、 ここのワインを購入することは大きな賭けだったそうです。 今の当主に代わってから品質が安定し、非常に人気が出てきたそうです。 「神の雫」にも登場したことからも知名度がグンとあがったようで、 友人によれば2000年以降のものであればハズレはないだろうということでした。 飲みごろについては早くに飲んでも問題はないそうですが、ここのワインの特徴で 渋味が苦手な人は寝かせたほうがいいだろうとのことでした。 3本もらったので、時期をずらして飲み比べてみようと思っています。 保存ですが、友人のアドバイスをうけて我が家では押入れの中の、 滅多に使うことのない客用布団の中に突っ込んでいます。 温度変化がないことが一番ですが、家の中で条件にピッタリなのがこの方法だということで・・・。 何より割れる心配がないです。