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オーパス・ワンに詳しい方、ビンテージの飲み頃を教えてください
1990と1995のオーパス・ワンをワインセラーにて大事に保存しています。 両ビンテージの特徴と飲み頃を教えてください。 オーパス・ワンといえども永久に熟成するわけではなく、1990はそろそろ20年ですから大丈夫かと心配しています。
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1990と1995の一番の違いは、使ってるぶどうのブレンド比率です。 1990:カベルネソーヴィニヨン87%、カベルネフラン10%、メルロー3% 1995:カベルネソーヴィニヨン86%、カベルネフラン7%、メルロー5%、マルベック2% 天候的には1990より1995の方がフルーツが実る前、比較的気温の低い時間が長く続いたので、より凝縮したフルーツができたとしてGood vintageとしての評価は高いようです。 1995の方がよりクラシックなボルドースタイルのワインに仕上がっていて、今召し上がっても豊かな果実実(ブラックベリー、ブルーベリー、カシスなど)を感じていただけるかと思います。ワイン関係の雑誌の評価では2004年以降飲み頃としてのRatingは一定ですので、いつでも召し上がっていいのではないかと思います。きちんとした保存ができれば(温度+湿度)、まだまだ5年ぐらいは寝かせても面白いかとも考えます。 1990はティム(ロバートの息子)いわく、もう少し寝かせた方が全体のバランスがよくなるとのことですが、個人的には1995よりも早めに飲んだ方がいいかなとも思います。トーストされたオークからのバニラ風味や花、ベルペッパーなど果実味以外の複雑な香りがあり、カベルネのタンニンがかなりこなれたという感じがしました。 あくまで個人的感想ですが参考になれば。
お礼
丁寧な回答をいただき有り難うございます。 1990はそろそろ飲んだ方がいいとのことですね。 有り難うございました