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センター国語 読みにおける頭の働かせ方について

センター国語 読みにおける頭の働かせ方について  大変抽象的なタイトルで申し訳ございません。  再受験のため、勉強をはじめた社会人です。  現役の時は、とにかく国語が不得意(というより勉強の進め方が わかりませんでした)で、その結果理系に進んだ経緯があります。  社会人を数年経験してはおりますが、やはりしっかりとやらないと だめのようです(私の場合、その経験はあまりプラスに働いていないようです)。  前置きが少し長くなりましたが、本題に入ります。  センター現代文についてですが、読みにおいて時間がどうしても 5~6分かかっている状態です。  まだ意識が甘いのかもしれませんが、読みにおいて  「この筆者は何が言いたいのか?」  を押さえよう押さえようとはしているのですが、文章の長さに比例して、 終わりごろにはうすぼんやりした状態になっています。  非常に質問として具体性に欠けるところもあるのですが 読み解く力のある方は読みの時点では、   □どのような点を強烈に意識しているのでしょうか   □筆者の言いたいことを押さえるために、例えば、ちょこっとメモ    を取ったり、どのような工夫をしているのでしょうか   □読みにおいて、私は以前1字1字読む癖がついていて、時間が    かかっていたので、ある程度意味のかたまりでとらえて読み進める    ようにしているのですが、この点での意識はいかがでしょうか?    長々と書いてしまいましたが、参考書などでは段落毎のまとめを しながら進めているものもありましたが、試験時間の中でとてもできる ものではないのでは?と感じております。  いい年して情けないとは思いますが、是非試験時間を想定して、どの ような読みを進めていらっしゃるのかお話いただけると大変助かります。  お手数をお掛けいたしますがよろしくお願いします。

みんなの回答

  • rkd4050
  • ベストアンサー率60% (112/184)
回答No.3

正解見てから問題を解く勉強法について、もう少し丁寧に補足しておきます。 使う問題は、志望校の過去問のみを使います。国語はセンターでしか使わないなら、センターだけですね。 まず最初に、問題文の隣にでも、正解の番号を全部書いてしまいます。 英語や古文・漢文の場合は、訳を読んで内容を理解した後、問題文を読んで、わからない部分に全部注釈を付けておく。 次に、答えを参照しつつ、ひとつひとつ問題を解いていくわけですが、正解の番号自体はわかっているので、主に「なぜそれが正解になるのか」「なぜ他のが間違いなのか」を考えることになると思います。理解したら次の問題へ。理解できないなら解説を読むなりします。 全部正解したら(正解するに決まってますが)、一旦回答や注釈を全部消して、本番と同じ制限時間でもう一度やります。 そして、答え合わせをします。間違っている部分があれば、なぜ間違ったかを考えます。自分の苦手部分だけでなく、設問者の引っかけ方が見えてくるはず。 間違い方を確認したら、全部消して、もう一度、問題を解きます。 あとはこれの繰り返し。 満点が取れたら次のテストに移ります。もちろん、満点が取れたテストも数日後にまたやって再利用。 ひとつのテストを100%理解することは、たくさん問題をこなすよりも効果が高いです。特に国語と英語はその傾向が強い。 だいたい現代文の場合、テストを解く方法を身につける以外に勉強のしようがないから、コレ以外にやりようがないですよね。小説や論説文をたくさん読んだり書いたりしたからって点が取れるようになるわけでもないし。 逆に言えば、こんな単純な勉強だけで現代文は点が取れるようになるので、3ヶ月もやれば、点稼ぎ教科に変わると思いますよ。

noname#107358
質問者

お礼

rkd4050さん ご丁寧にご回答いただき、ありがとうございました。 内容を拝見させていただきますと、やはり意識すべき ポイントが私の場合、ズレていることがわかります。 解説いただいたやり方をベースに修正したいと思います。 私ごときにお時間をいただき本当にありがとうございました。

  • rkd4050
  • ベストアンサー率60% (112/184)
回答No.2

補足が付いているのに気づきませんでした。もしかして数日お待たせしてしまったかもしれません。だとしたら申し訳ないです。 古文、漢文は現代文と全く別のやり方をします。 もし翻訳が得意であれば、英語と同じ方法で真っ向から取り組んでも構わないのですが、英語が苦手だと古文・漢文も苦手になりがちですね。私も、そういう意味では苦手です。 一番簡単かつ、おそらく王道であろう攻略法は、古文、漢文は出てくる作品が限られているので、現代語訳されたものを読んで、話の内容を覚えてしまうことです。 しかし、最近のセンターはそれを嫌ってか、妙にマイナーな文章を選ぶようになってきているんですよね。 なぜ大学生全員に、もはやほとんど使わない古文・漢文の翻訳能力を求めるのか、理解に苦しみます。あんな能力、古文専攻の人だけしか必要ないって(笑) いずれにしろ、現代語訳で内容を知ってから原文を読み、意味の分からない単語等を現代語訳に求める方法は有効です。文章の流れも何もなく単語をひとつひとつ覚えるよりは、よっぽど効率がいいです。 センター試験の解説書か何かで、問題文の現代語訳を付けてくれているものがあるなら、活用してみてはいかがでしょう。解く前に現代訳を読んで、それから問題に取りかかるのです。答えがわかってから解いてもしょうがない、と思えるかもしれませんが、意外と大きな効果があります。 あ、これは現代文や英語でも使える手です。最初に正解を見てから、満点取るまで何度も解きます。一日~数日おいて、また満点取るまでやる。たくさんこなせば、素早く解く方法が見えてきます。と同時に、国語が宝探しゲームに過ぎないということがわかってくるはず(実際、国語のテストでやっていることは、現代文学を専攻すると何の役にも立ちません。点取りゲームと割り切った方がいいです。勉強量と点数との効率はいいので、合格の役には立ちますのでね。特に理系では)。 さて、実際のテストの攻略法ですが、やはりまず、問題文と注釈を読みます。現代文と違う点は、最初に問題文を全部、ざっと読むことです。 すると、問題と注釈が勝手に現代語訳してくれている場合があるのに気づくはずです。その部分は訳さないていい、ということになります。特に漢文は、問題を読むだけでかなり話の内容が理解しやすくなります。 次に、最後の方に「この文章は全体として何が書かれているか」という問いがあることが多いですが、選択肢のうちひとつはそのまんま本文の要約になりますので、最初にこの問題を解いてしまいます。 要約がわかれば、全体の流れがわかるので、他の問題が答えやすくなるわけです。 もしそういう問題がない場合でも、全体の流れを掴んでおいた方が答えやすくなるので、ざっと訳しておきましょう。わからない部分は無理に訳さないで飛ばします。 とにかく「わかる」部分と「わからない」部分をきっちり分けておくことが大事です。下手に訳すと誤訳の元です。そして出題者は、その誤訳を狙っていることが多い。 あとは問題を読んで解くわけですが、全体の流れと、訳した部分を参考にすれば、仮に訳せなくても当たりは付けられるはずです。特に敬語問題は、登場人物の関係がわかるだけでだいぶ解きやすくなりますね。

noname#107358
質問者

お礼

ご丁寧にご回答いただき、ありがとうございました。 内容を拝見させていただきますと、やはり意識すべき ポイントが私の場合、ズレていることがわかります。 解説いただいたやり方をベースに修正したいと思います。 私ごときにお時間をいただき本当にありがとうございました。

  • rkd4050
  • ベストアンサー率60% (112/184)
回答No.1

大学受験の時、国語で満点取れば英語が40点でも大丈夫だな……などと無茶苦茶な計算して合格した者です(笑) 現代文を解く時にまず意識改革しなければならないのは、課題文の筆者が「言いたいこと」を考えるのではなく、「設問者」が「どう答えて欲しいのか」を考えるようにすることです。 何を考えてこの問題を作ったのか、どう引っかけようとしているのか、どう答えて欲しいのか。 というわけで、まず最初に問題を読みます。漢字の読み書きは問題を見なくても書けるので、最初に埋めておきます。 たとえば平成21年のセンター国語(参考URL参照)を例にすると、問2で問われているのは、「複数オニ」や「陣オニ」は、普通の隠れん坊とどう違うのかを訊いてるらしいですね。 回答は5択で、要約すると、 1.人生の行程が凝縮された過酷なゲーム 2.擬似的な死から蘇生する象徴的意味 3.従来の隠れん坊にあった社会から離脱し復帰する要素を欠いた 4.コスモロジーに主導された遊びに変質した 5.相互の役割を守りつつ競い合う精神がなくなった ここで、コスモロジーって何だ? と思うと思いますが、こういう変な専門用語はたいがい注釈が付いてるので、チェックしましょう。 訊かれていることがわかったら、本文を読みます。 最初からざっと読むと、問題となっている文章Aのひとつ前のかたまりに、隠れん坊は社会から引き離される経験であること。隠れん坊が消えることは、その経験を失うことだ、とありますね。というわけで正解は3でしょう。 ちなみにこの場合の引っかけは多分4番。コスモロジーってのがよくわからんけど、本文にコスモロジーという言葉が多用されるから4にしとけ、とするとダメです。 本文を読んでから問題を読むと、その頃には本文を忘れて二度手間です。問題を読んでから、それを意識しつつ本文を読む。 答えが見つかったらマークして、次の問題を読む。 数学だって、どこの面積を求めて欲しいのかわからないのに、図形を凝視しても仕方ないですよね? また、図形の全ての直線の長さと角度と面積を求めてから問題を見ると、大変な無駄が生じますよね? それと同じことです。 参考になればいいのですが。

参考URL:
http://www.dnc.ac.jp/center_exam/21exam/21hon_mondai.html
noname#107358
質問者

お礼

 rkd4050さん  夜遅くにもかかわらず、ご丁寧なご回答に感謝いたします。  (お礼が遅れてしまったこともお詫びいたします。)  ん~ん、確かに出題者の立場になって考えるという点につ いては、数学や理科などでは自分としては意識化できている 感はあるのですが、現代文ではどうも苦手意識と文章の長さ からその意識が埋もれてしまっているようです。  また、筆者のことをまずは1番に考えていることも対策とし てはズレていることを教えていただきました。  今後はアドバイスいただきました事項を踏まえて取り組んで いきたいと思います。  ありがとうございました。

noname#107358
質問者

補足

 非常にあつかましいお願いとはわかっておりますが、ご回答を 拝見するに、国語に関してはアドバイスできるお方であると思わ れますので、もし可能であれば以下の事項について、ご意見いた だけないでしょうか。  やはりセンター古文、漢文の読みについてです。  特に古文に関しては、普通に読みを始めると、古文に割ける 時間(約20分)の1/2は大げさかもしれませんが、かかっ ている状態です。  その原因としては、  (1)読みの練習不足  (2)敬語系をいちいち訳している(「・・・申し上げる」など)   (今では敬語系は主語・目的語補足や上下関係を押さえることを    メインに、訳語は「召し上がる」は「食べる」などで済まして    十分ではと思っていますが・・・)  (3)よくある話のパターンが整理されていないため、予測読み(たぶん   こうきたから、こうくるな)ができていない  (4)読みにおいて強弱がつけられていない((1)~(3)の結果によるものかな?)  (5)今回アドバイスいただきました出題者の視点の意識不足 などと考えております。  文法・常識なども当然絡んでくるとは思うのですが、以上の点を踏まえ 試験時間内で処理する上で読みの時点での工夫・意識している点など、 ご自身の経験も踏まえ教えていただると助かります。  私としては、それなりに時間をかけてはいるものの、どうも頭の動かせ方 ・視点がズレているように思えるので・・・。   お忙しいこととは存じますが、よろしくお願いします。