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なっとうは、なぜ納豆書くのか? 豆腐と書いた方が、意味が近いと思います。
なっとうは、なぜ「納豆」書くのか? 「豆腐」と書いた方が、意味が近いと思います。 納豆(食品)と納豆(文字・漢字)は両方とも中国から来た物? 納豆と豆腐は、逆ではないでしょうか?
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一応豆腐の説明の よく頂く質問に「なぜ豆腐と納豆の文字が逆になっているの?」というものがあります。 これは、豆腐の「腐」が「くさる」と理解されていることと、納豆がハ 「くさった食べ物」ということから生じた説と思われます。 話をわかりやすくするために、まず豆腐の歴史のお話をします。 豆腐は、中国が発祥の地で、中国でも同じ漢字をあてます。 豆腐を最初に発明したのは、漢代の学者で劉安(紀元前122年没) といわれますが、劉安の著でもある前二世紀の『淮南子』はもとより、 六世紀の『斉民要術』にも、「豆腐」は見当たらず、やっと宋(960~) 時代の『清異録』にでてきます(元大阪学芸大教授・篠田統氏調査)。 劉安説は16世紀の中国の書物に「豆腐は劉安が始まり」と記されているから広まっただけで、それを証明するような記録は一切ありません。 日本に豆腐が伝わったのは、奈良時代に中国の僧侶から教わったといわれていますが、これもよく分ってません。 日本で初めて豆腐が文章にでてくるのは、平安末期である寿永二年(1183年)の奈良・春日大社の神主さんの日記で、「唐符」と記述されていますから、中国から伝わってきたのは確かと思われます。 本当に「豆腐」という漢字が記述されたのは、鎌倉時代の日蓮上人の書状(1280年)からだそうです さて、ここから文字のお話です。 実は、古くから中国では「腐」には、くさるという意味はなく、 「ブヨブヨしたもの」(コロイド状)という意味があります。 例えばヨーグルトのことを「乳腐」(ルウフウ)と書いたりします が、これは乳が腐ったもの、という意味ではなく、乳がブヨブヨになったものという意味からきているそうです。 ですから、豆腐は豆が腐ったから「豆腐」と名付けられたのではなく、 豆を加工してブヨブヨしたものだから豆腐です。 うーん奥が深い。 豆腐と納豆は語源が違っているんですね。
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昔、中国の怖い王様が、「豆腐」と「納豆」を間違えて呼んだことに始まる、 という話は聞いたことがあります。 多分俗説で、本当の話ではないような気がしますけど。 ^^;)
- crimson
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「豆腐」の解説がまだ出てないようなので。 中国では、ヨーグルトを「乳腐」と言います。 ここでの「腐」という文字は、「くさる」ではなく、 「固まる」や「柔かい固体」を意味します。 従って、「豆乳を固めたもの」で「豆腐」となる…という わけなのです。
お礼
回答ありがとうございます。(^-^) 「豆腐」納得しました。(^o^) 今後ともよろしくお願いします。
- 32eri
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こんばんわ★私は、学校の先生がこれは、中国から来たので逆になってしまったもので、本来はおとうふを納豆って書いて、なっとうを豆腐と書く!と教えてもらいましたよ(^-^)
お礼
解答ありがとうございます。 私もその様な説明を受けたことがあります。(^_^;) 学校の先生って、影響力が大きいですね。 今後ともよろしくお願いします。
- Zz_zZ
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仕舞って置いて醗酵させる点では、「納」の字も合点がゆくのですが... のう【納】 (呉音。慣用音はトウ・ナ・ナッ・ナン) (1)内におさめ入れること。受け入れること。「受納・出納(すいとう)・納涼」(2)しまいこむこと。「収納・帰納・納屋(なや)・納豆(なっとう)・納戸(なんど)」 (3)官などにおさめること。さし出すこと。「納入・納税・上納」 (4)おわりにすること。「納会」 なっとう【納豆】 (1)蒸し大豆に麦こがしと麹(こうじ)を加えて発酵させ、塩水に漬け重石(おもし)をして熟成させたのち、香辛料を加えて乾し上げた食品。古来もっぱら寺院で行われたもので、塩辛納豆・浜納豆・大徳寺納豆・寺納豆・唐納豆などの称がある。 (2)よく煮た大豆を藁(わら)づとなどに入れて適温中に置き、納豆菌を繁殖させて作った食品。粘り気が強いので糸引き納豆と呼ばれ、今日普通に納豆というのは、この種のものを指す。現在は、蒸し大豆に直接納豆菌を散布して発酵させたものが多い。
お礼
回答ありがとうございます。 今後ともよろしくお願いします。(^o^)
- asuca
- ベストアンサー率47% (11786/24626)
一応先ほど紹介したページの「納豆の歴史を載せておきます。 「一般的に納豆と言われている糸引納豆と、大徳寺納豆や浜納豆のようなこうじ菌で造る塩辛納豆を明確に分ける必要があります。 塩辛納豆は、中国の「くき」と呼ばれる食品の製法を700年頃に僧が伝えたとされ、現在でもお寺が多い関西地方では塩辛納豆が食べられています(平城京跡か出土した木簡に「くき」の文字が記載されていたことから、700年頃とされています)。 ですから関西地方では、700年以降に塩辛納豆文化が根付いたと言えると思います。 対して、糸引納豆の起源はいまだ謎とされていまして、実は糸引納豆の起源を解明することで、関西地方と糸引納豆の関係と年表ができあがります。 「納豆」の文字が歴史上最初にでてくる文献は、平安時代の中期に藤原明衡(あきひら 989-1066)が当時の風俗や食生活を含めて書いた『新猿楽記』という本で、その中の「貧飯愛酒の女」というお話にでてきます。 そのお話の主人公の女性は、食べることと酒を飲むことが大 好きで、さらには今でいうゲテモノ喰い(このような女性、私 は好きです)。そのゲテモノを列挙した箇所に 「・・・春(つき)塩辛、納豆」 とでてきます。 ここでいう「納豆」を塩辛納豆とすれば、糸引納豆がでてく る最初の文献は室町時代の『精進魚類物語』になります。 この文献のなかで「大豆の御料の子息納豆太郎糸重」という 人が、納豆の糸を引かせるシーンがあります。 もし、『新猿楽記』の「納豆」が糸引納豆であったとすれば、 当時の感覚では既にゲテモノとされて、塩辛納豆ほどに好まれ ず、この頃に既に塩辛納豆を食べていた関西地方では、それ以 後糸引納豆は受け入れられなかったと予想できます(いささか 強引ですが・・・)。 西東秋男『日本食生活史年表』、町田忍『納豆大全』では、 『新猿楽記』の「納豆」を塩辛納豆としています。 また、室町になって糸引納豆ができたとすれば、八幡太郎義 家(1039-1106)の伝説を信じることができます。 前九年に父・頼義とともに戦った京都からの道のりで、各地 に納豆発祥の伝説を残しており、ここで行かなかった地方には 糸引納豆文化が根付かなかったと言えるのではないでしょうか。 その他の関西地方の糸引納豆伝説はいくつかありますので、 2つほどご紹介したいと思います(その地域で糸引納豆を食べ る証明になるのでは・・・)。 聖徳太子が納豆を造ったという伝説が滋賀県湖東町横溝にあ りますが、塩辛納豆であったという説が有力です。 京都は丹波に、南北朝時代の光厳法皇が丹波山国の常照皇寺 に滞在中んい納豆を造ったという伝説があります。当時は「法 皇様の納豆」と呼ばれ、後年「鳳栖(ほうせい)納豆」と呼ば れたそうです。 次に、九州の一部だけに糸引納豆文化が根付いた2つの説を ご紹介します。 まずは先ほどもでてきた八幡太郎義家の説です。 八幡太郎義家に破れた安倍一族の長男の貞任は殺され、弟の 宗任はいけどりになり、四国に流されます。そのうち脱出をは かるのですが見つかってしまい、今度は九州の太宰府に流され ます。ここで宗任は腰を落ち着けて?奥州文化を大分の日田地 方、熊本などに伝えたという伝説です。 もう1つは、築城の名手・加藤清正の説です。 1592年文禄の役、秀吉の命で加藤軍団は満州まで行くの ですが、やがて兵糧に困り、塩をなめ、煮豆を馬と分かちあっ て食べ、残った煮豆を俵に入れて保存しました。その煮豆入り の俵を、馬の背にのせて行進していると、馬の体温のせいもあっ て香ばしい匂いをだしはじめ、その香気に気づいた清正が俵を あけさせてみると、糸引納豆になっていたそうです。その糸引 納豆を食べた清正や部下たちが「香ばしい、香ばしい・・・・」 と舌つづみをうったことから、香ばしい豆、香の豆、コルマメ となり、地元の熊本に根付いたとされています。 熊本地方の一部では、今でも納豆をコノマメ、コルマメとい うそうです。」
お礼
回答ありがとうございます。 「馬の背にのせて進行~・・・」って言う話は、 そういえば、日本昔話でやってましたね。(^-^) 実話だったんだぁ 今後ともよろしくお願いします。
- madman
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昔、三戸で殿様に献上する豆を藁に包んで収めたそうです。 しかし、殿様の手元に届くまでに時間がかかってしまい、腐って発酵したのですが、それを食べたのが始まりと、何処かで聞きました。(真偽は定かではありませんが) なので、納豆(納める豆)となったのではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 今後ともよろしくお願いします。(^-^)
- asuca
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「納豆」はお寺の台所、すなわち納所で作られた豆だから「納豆」と元禄時代の『本朝食鑑』に書かれています。 また、納豆の歴史や文字の説明などは参考URLにいくと詳しく説明されています。
- 参考URL:
- http://www.nattou.com/
お礼
解答ありがとうございます。 今後ともよろしくお願いします。(^o^)