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「くみしやすい」の意味
日本語を勉強中の中国人です。「かも」という言葉の語釈に次のようなことが書いてあります。「勝負事などで、くみしやすい相手。また、だましやすい相手」と。お聞きしたいのですが、その中の「くみしやすい」はどういう意味でしょうか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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くみしやすい【与し易い】 くみし-やす・い [5] 【与し易い】 (形)[文]ク くみしやす・し 相手として恐れるに足りない。扱いやすい。「―・い相手と見られる」 [派生] ――さ(名) 彼はくみしやすい男だ He is easy to deal with.
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>「残念なのはこっちだよ。カモがいなくなった」 >拓朗の頭を殴る格好をしてから、平介は『賭場』を離れた。 この『賭場』は,ヤクザや犯罪者が開いている本物ではなく,「ふつうの社員が社規(会社の規則)に違反して,会社内で金を賭けてトランプをしている」ことの比喩的表現と思われます。金を賭けて勝負事をするのは,会社で禁じられなくても,国の法律違反です。だから,ぼくが前に回答したように,犯罪性をぬぐいさることはできません。 このやりとりから想像できるのは,平介がトランプに弱く,いつも仲間に金を巻き上げられているのでしょう。だから「かも」と呼ばれているわけですが,相手に対して直接に言っていますので,「おまえは弱い」というからかい半分の発言でしょう。 もし,平介がいないところで,「おれたちが示し合わせて(=前もって相談して)いんちきをし,平介をかもにして巻き上げた金で,今夜は酒を飲みに行こう」などと言ったのなら,ひどく悪意のある発言です。
お礼
再びありがとうございます。とても参考になりました。本当にありがとうございました。
質問へのお答えじゃありません。No.1の方のとおりです。 「かも」は鳥のカモです。英語にもまったく同じ表現があり,pigeon (ハト)ですね。ぼくの日中辞典には「大頭」という訳語(中国の隠語?)もあたえてありましたが,ネット検索すると出てきませんでした。 『広辞苑』には,たしかに「くみしやすい相手」という意味が書いてありましたが,これは疑問です。ふつうは「いかさま賭博でだまして金を巻き上げるのに格好の素人」という,もっと犯罪的な場面でいうことばだろうと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。「大頭」はわからないこともないのですが、普段あまり使われていないような気がします。シチュエーションを補足させていただきました。もう一度教えていただけないでしょうか。
補足
「はりきっているところを悪いんだが」小坂が平介の顔を見ていた。「ちょっといいかな。頼みがあるんだ」 平介は舌打ちをし、伸ばした手を引っ込めて腰を上げた。「なんだ、せっかくいい手が来そうだったんだけどな」 「残念なのはこっちだよ。カモがいなくなった」 拓朗の頭を殴る格好をしてから、平介は『賭場』を離れた。小坂と二人で少し離れたベンチに座る。 __________________________ 上記の内容は小説からの抜粋です。生産ラインにいる仲間たちがトランプの賭けをしています。文中の「カモ」を「勝負事などで、くみしやすい相手」と解釈してよろしいでしょうか。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。なるほど、一つの単語だったのですね。「くみす」や「くみする」ばかり調べていました。大変参考になりました。本当にありがとうございました。