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簿記3級
会計期間は×2年10月1日から×3年9月30日までの1年。 年間の保険料は昨年と同額であり、毎年2月1日に向こう1年分を支払っている。 試算表の保険料 12,000 仕訳 前払保険料3,000/保険料3,000 となっているのですがこの3,000の求め方を教えてください。
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会計期間が10/1から翌9/30までで、2/1に一年分払っているのだから 今期分は8ヶ月分、来期分は4ヶ月分。来期分の4ヶ月分を繰延べる。 よって、 12,000×4/12=4,000 とすると”間違い”。 問題文に「年間の保険料は昨年と同額であり、毎年2月1日に向こう1年分を支払っている。」とありますが、 これによって各勘定や試算表にどいうことが起きているかよく考えてみましょう。 今回来期に係る4ヶ月分を繰延べるわけですが、前期末にも同じ繰り延べ仕訳をしたということに気付きましたか? また前期末に繰延べた4ヶ月分は、「前払保険料などの『経過勘定』は期首に再振替する」という簿記のルールに従って今期首に「保険料」に再振替されているはずです。 ということは、試算表の「12,000」は再振替された4ヶ月分+2/1に払った今後12か月分=16ヶ月分なのです。 したがって1ヶ月分の保険料は 12,000×1/16=750 繰延べる4ヶ月分は 750×4=3,000 だから 前払保険料3,000/保険料3,000 なのです。 この問題は見越し、繰延べを理解しているかと同時に 簿記の記帳ルール(再振替)が分かっているかを問うものです。 出題者の出題意図を見抜くと押さえるべき、チェックすべきポイントが見えてきます。 勉強がんばってください。
お礼
よくわかりました。ありがとうございました^^