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赤ちゃんって女の人が産むんですが・・・
赤ちゃんというのは普通は女の人が生みますよね、でも、考え方を変えると、もともとは男の人が女の人の体内に生んだわけですよね?どうなんでしょう? 医学生の友人に尋ねたところ、精子は生命体では無いそうです。卵子に特別な刺激を与えると繁殖するというケースもあるそうで(人間ではありません)す、どちらかといえば卵子のほうが生命体に近いというようなことも言ってました。 どう思いますか? 予断ですが、人間の卵子に何らかの刺激が加わり受精したのと同じ状況になったとすれば、聖母マリアの処女受胎説も現実味を帯びてきますね。
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- KINGBIRD
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おはようございます。レスをありがとうございます。 産むとは何か?それが生命とは何か、という疑問からきているとお考えなのだと理解しましたが、これでかまいませんか。 >しかし、それでは女性にとって救いが無さ過ぎますね。 救いがどうのこうのは思いません。逆に、そのまま放出されるだけでは生き延びることができなかったとしても、精子が単体の生命であるというご意見を、突き詰めていった時にto-shinさんがどのように考えていくのか非常に興味があります。ぜひぜひお聞かせください(*^o^*)。 このご意見だと私は”女は仮り腹”ってやつですね、これを言っているのかと思ってしまうのです(^^;)。ちょっと間違いがあるかもしれませんので、私なりに説明してみました。↓ 男性が女性の体内に精子を産むということは、その精子が女性から栄養を貰って育ち、赤ちゃんになって女性が外に出すことを現在産む、と言っているのでは・・・?というのがto-shinさんの主旨ですね? 女性に寄生するような形、と考えていいんでしょうか。寄生というと言葉が強いですかね。タツノオトシゴみたいに(これはメスが体内である程度まで育てた子供をオスにバトンタッチするのですが、メスはオスの体内に産むのです)、女性がおなかを貸してあげる、そういう感じでよいのでしょうか?同時に、精子はほとんど核としっぽだけの存在ですから、丸裸です。そこへ卵子という外套をかぶせてあげて栄養をあげるのが女性の役目。生命は男性から精子、精子から男性へ受け継がれる。男女の別も精子の染色体いかんで変わるわけですしね。 to-shinさんの意見を私なりに代弁してみると、このような感じでよろしいでしょうか?最後の一文は飛躍しすぎぎでしょうか。 ところでこの上の説が真であるとすると、精子が人間に育つのであって、卵子だけではどうがんばっても子供はできないということになります。(いやそうなんですけれど、精子がメインで、卵子が入れ子にすぎないという仮説があったときに、入れ子にすぎない卵子が育つことはない、という理屈になりますよね?) そうすると、精子というメインがなかったのにマリアが処女懐胎したかもしれないね、というto-shinさんの疑問の一つと、精子が生命体の一つであって男性が人間を産むのだという意見とは、一つのご質問におさまるのには矛盾しませんか。 またもう一つ。生き物は女性形である、と言った理由ですが・・・。ミトコンドリアをご存知でしょうか。これが、母から娘へ、メスからメスへしか遺伝されないのをご存知でしょうか?すべての動物は、自分の母系からしかミトコンドリアを受け継がないのです。つまり卵子から卵子ですね。 さらに。いちばんお聞きしたいことです。精子が「産む」ものだというご意見の中には、実際に産んでいるのは男性であって、女性はおなかを貸しただけ、というニュアンスならば、卵子は「生んだ」ことにはならないのですね?たとえ育つ子供の遺伝子の半分は卵子から提供されたものであったとしても、そう思われるのですか? 私の意見は、精子はそれ単体では生命体ではありません。私を作る、生きた細胞一つ一つが、それ単体で生命体で、私という生き物が数兆の生命体の集合ではないと考えているように、私の中の卵子も単体では生命体ではないと考えています。 卵子や精子は、生命体の一部です。生命体を作る細胞の一つにすぎません。ただしこれは、新たに自分以外の生命を作るための特殊な細胞です。(たぶん、単細胞生物ということも視野にいれて考えてらっしゃるから精子は生命体では?と結びつけられたのかもしれないと今思いましたが、細胞一つで何もかもまかなう生き物と一緒くたにはできないと私は思います。) ですから補足にお書かきになったように精子は卵子を刺激する触媒にすぎないとも、私は思っていません。 一世代でメスがオスへ変化できる別の生き物ならともかく、哺乳類はメスとオス、人間も男女が協力しなければなにものも産むことはできません。 もちろん、妊娠・出産のリスクはすべて女性が背負っています。ですから私にとって「産む」ということは単に子供の"もと"を排出するのみならず、このリスクも背負っているということを意味しています。男性はこれっぽっちもそのリスクを背負っていません。 まあ「産む」ことについてはここまでです。 「男性が生んだと言えないこともない」と仰っておいでなので、「産む」ことが何かということにちょっとこだわってみました。 ぜひ、他の方のご回答へのレスも読みたいです。 また性カテゴリで、「精子は生物であるか?」という質問を立ち上げてらっしゃる方がおいででした。興味があったらどうぞごらんください。参考URLです。
- naomi2002
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>精子は生命体では無いそうです。 そうだと思います。卵子は一応完全な細胞と言えますが、精子は細胞の核遺伝子だけが残って、他の構成要素がほとんど退化してしまったもので、細胞とは言えません。むしろウイルスに近いものだと思います。ウイルスは生物と無生物の中間に位置するものであって、厳密には生物ではないとされています。その考え方に従えば、精子も生命体であるとは言いがたいと思います。受精すると言うことは、ウイルス(精子)が細菌(卵子)に入り込むようなものだと考えれば解りやすいでしょう。 >卵子に特別な刺激を与えると繁殖するというケースもあるそうで(人間ではありません)す、どちらかといえば卵子のほうが生命体に近いというようなことも言ってました。 ウニなどの卵細胞は、受精させずに何らかの物理的な刺激を与えると、発生が途中までは進行するそうです。このことも、卵子のほうが完全な生命体であり、精子はウイルスのようなものに過ぎないと言うことを示していると思います。 ただし、核遺伝子同士について言えば、卵子も精子も対等です。したがって、精子は卵子に寄生することによって、その半分を乗っ取り、自らの子孫を残していると言えなくもありません。
- KINGBIRD
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to-shinさんが仰るようなことを話そうと思うと、「産む」という言葉自体についてまず定義を決めなきゃならないという気がします(^^;。 生物的な「産む」って、やっぱり「子なり卵なりを(母体の)体外に出すこと」だと思うんです。そこからある程度手間をかけなければならないかもしれませんが、その「体外にだしたもの」から一つの生命として育てることのできない体外排出は「産む」とは言えないのではないかと思います。 つまり、精子だけだとどれだけ射精してもそこから子供の形にはなりませんよね。 それに射精を「もともとは男の人が女の人の体内に生んだ」と言い、その表現で正しいとされるためには、やはり女性も「卵子を生んだ」ということや、精子だけでは子供はできないということを無視しなければ無理だと思います。 私としては、人間の場合卵子が精子を受精してはじめて生命体と呼べるのではないかと思います。 生命体はもともとは女性型が基本ですので卵子だけから単為発生する生き物は植物から魚、鳥類などで現在でも正常発生の一つとしてありますが、哺乳類においては認められていません。卵子を人工的に単為発生させても、まだ卵の状態のまま死んでしまうそうです。まして精子だけでは無理です。それが可能なら、夢精でも子供ができちゃった男の人がいっぱいいることになります。 したがって、余談にあるマリアの処女懐胎が現実味を帯びるためには、マリアもそのマリアの両親(母親だけ?)の家系も、そのマリアの子キリストも哺乳類ですらあってはなりません(;^_^A。人間でない、何かの生き物だったということになります。 やっぱりそれは宇宙人かな。 さらに余談になりますが、男性の中にはどうしても(自分たち男性より劣っていると考えている)女しか子供が生めないということが腹ただしい人もいるらしく、過去にも女が子供を産むこととそれにまつわる生殖についてけちをつけまくったり変な理屈をこねあげた男性は少なくありません。 to-shinさんももしかして・・・?と思わず警戒しちゃいましたよ。もしよければ、「産む」ということについてどうお考えかお聞かせください。
- sydneyh
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不妊治療の一貫として、卵子に刺激を与えて成長させるという医療技術は、ここ最近で確かに研究されているそうです。 であれば、将来精子がなくとも人間は生まれることが出来るかもしれません。 でも考えてみて下さい。 それって、本当に人間が行っていいことでしょうか。 クローンもそうですけど、技術があってもそれにみあった議論も倫理もなく、生命が生み出されるというのは、とても怖いことだと思いませんか。 私は、精子、卵子、どちらも人間の誕生には不可欠なものだと思うだけです。 分けて考える必要もないと思いますよ。
生命体が命ある物で日々成長するものと考えるなら精子も卵子も生命体ではありません。しかし生命体を作るものなので細胞のかけらとう扱いも出来ないと思います。 原始的な生命体(細胞)は分かりませんが、人間を含む動物は卵子に刺戟を与えて受胎するということはないでしょう。 マリアの処女受胎は既に説明がされています。しかし、聖職者、特にカトリック関係者は認めないと思います。一説では当時、キリストが生まれた地方の習慣では処女でなければ正式な結婚が認められず、種々の理由で婚前懐妊した女性を救うため、処女懐胎という便法があったというものです。 封建時代に身分制が確立され例えば貴族同士でなければ結婚が認められない場合、女性が貴族の養子になるという便法もあり、人間は昔から抜け道探しに長けていたといえます。
すごく古い説が登場しましたね。 「精子がすべての形を作り,卵はそのための栄養を与えるにすぎない。」という考え方がかってはありました。これを「入れ子説」といいます。形は初めから決まっているという,一種の前成説の極端なものです。 顕微鏡で人の精子を観察すると,そこに子人が見え,そのスケッチ等も残されているはずです。どう思われますか。 しかし,これは当時の男尊女卑の考えからくるものではないでしょうか。思想がいかに恐ろしいものであるか教えてくれるような気がいたします。
お礼
回答ありがとうございます。 産むっていうことにどう考えているかですね・・・やはり生命の根底にあるものが何なのか?に尽きると思います。 例えば精子が生命体で(単体で生きながらえることができないとしても)あれば、男性が女性の体内に産んで女性の体から栄養を吸収し女性から出てきたと考えられなくも無いような気がします。しかし、それでは女性にとって救いが無さ過ぎますね。 逆に、精子が生命体では無く生命を形成するための触媒のようなものであるとすれば、生命を作り上げるのは女性で男性はその手伝いをするとも考えられます。 自分なりの答えが出るのにもう少し時間がかかりそうです。