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弁理士資格について
弁理士資格をお持ちの方に質問です。 自分は今年でアラフォー世代突入の失業者です。このご時世、改めて 働く事、仕事、自分にとってのライフワークとは一体何かと考えさせられる日々をおくっております。今まで一般の事務系をしてきたごくごく普通のOLでした。年齢を重ねるごとに、ただのOLに行き詰まりを感じながらもダラダラと今までやってきてしまいました。結局のところつぶしも効かない状況に陥って、これから・・・と考えた時、今までと同じ道をたどっていては結果はまた同じ事になってしまう、この先、国の保障も危ういかもしれないと考えると、自分のしたい事と、少々グラついても影響のない仕事をじっくり探したい(アルバイトをしながら)、と思うのですが・・・。そこで、時間がかかっても一生物と思える資格を勉強したくて情報を集めているのですがその中で「弁理士」という資格は今の私の年代から挑戦するのは無謀な手の届かないものなんでしょうか・・・。今からヴァイオリニストやバレリーナになりたいっと言っているようなものなのでしょうか。現在、この資格をお持ちの方や勉強中の方で、ご伝授して頂けたらたいへん助かります。
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- chizaiqa
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質問の内容を見るに「弁理士に受かるか」というより「弁理士に受かったとして就職できるか」のところが今回のポイントなのかな、と思いました。弁理士試験合格者数も増えてきてますしね。 都市圏から離れた地域に住んでらっしゃるなら弁理士の数が少ないので仕事ありそう、という話は聞いたことあります。
有名大学出身の方が多いですが、これは弁理士試験に限らず司法試験、司法書士、公認会計士等国家資格であればどれも同じような統計結果になります(ちなみに私は統計的には下の方の大学出身です)。弁理士試験(他の試験も同様)で問われているのは、学歴ではなく、弁理士として知らなければいけない知識を知っているか(勉強してきたか)です。また、実務的にも学歴は関係なく、実力が重視されます。 比率として理系8割、文系2割といった感じです。主として理系の方は特許、文系の方は商標、意匠、著作権、不競法を担当しています。ただ、率直に言えば、就職は理系もしくは実務経験者が有利で、文系は採用枠が少ないのが実状です。 なお、大手受験機関であればアドバイザーがいる、あるいは無料講習があるので気軽に相談されるのも良いかも知れません。
- tsururi05
- ベストアンサー率31% (300/958)
wikipediaより。 「最終合格者のみならず受験者層も、旧帝大や東工大といった最難関国立大学の理工系専攻者が多数を占めている。」 平成20年度 1. 東京大学 - 61名 2. 大阪大学 - 42名 3. 京都大学 - 41名 4. 早稲田大学 - 39名 5. 東京工業大学 - 33名 これ以上でも以下でもないかと思います。
同世代の受験生は沢山いますし、現に合格者平均年齢が35歳位なので決して無謀ではないです。平均2~4年位で合格する人が多いですが、独学では厳しいので年間30~50万の受講料(早稲田、LEC、代々木塾等々)は用意してください。また、私の受験生時代は、全く勉強しないのは7月下旬~8月だけで9月~7月まで平日仕事が終わって2~4時間、土日は5~8時間は勉強してましたし、その間旅行も飲み会も遊びもほとんど行ってません。世間的には異常な生活ですが、弁理士受験生としては平均的な生活です。 最後に、ヴァイオリンやバレイと違い弁理士試験は受からないとそれまでの努力が無になります。0か1かです。「1次試験は受かった」とか「基本書は読んだ」というのは何の付加価値もありません。やるのであれば最初から本気で最終合格目指してがんばって下さい。応援しています。
補足
ご回答有難うございます。 身近な現場の情報を知ることができ、感謝です。かなりの時間を勉強に当て込まなければいけない、というか私の場合は時間のある限り勉強ですね。今までぬるま湯に浸かって生きてきたのでやっぱり正直反省です。自分にとってのライフワークとは何かをよく考え、「弁理士」という仕事がそれにマッチするかもう少し調べたいと思います。今までと同じ道を歩いていてはまた同じ結果だと思うので、シフトチェンジするとしたらと考え「弁理士」という職業に注目しました。取得しなければ意味がない、費やした時間、お金も報われない、厳しい道のりを覚悟しなければなりませんね。再度質問なのですが、この業界は殆どが理系出身者だというデータをよく見ます。東大、大学院出身者など日本で名だたる所が割合を占めているとの統計も見ました。これが当然、当たり前の 話しであれば、即、撤退です。実際の現場ではどうでしょうか。 再度ご返答頂けたら大変助かります。よろしくお願いいたします。
- もぐさん(@mog_san)
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弁理士ではないですけど、参考までに。 研究開発部門や法務知材部門で実際に特許事務やってる人でも、弁理士試験は難しいと言います。 ・公開特許公報 ・特許公報 の違い、 ・出願番号(特願平第**-******号) ・公開番号(特公平第**-******号) ・登録番号(第*******号) の違いが分からないと、相当な努力が必要では・・・と思いますね。 また、実際に資格を得た。=実務で出来るではない。のが、弁理士のくせ者的な所なのです。 実際の発明技術者と弁理士のかみ合わない所です(泣)
補足
ご回答有難うございました。 例えばの内容まで教えて頂いて、感謝です。 再度質問させてください。 教えてくださったような内容を学ぶのは、いったいどれくらいのレベルの 難易度でしょうか、初心者がいきなりエベレストに挑戦するような 事と同じなのでしょうか、私自信平凡なOL生活しか 送ってこなかったので、7,8年の時間的拘束は覚悟でしょうか・・・。 ひつこいようで申し訳ないです。
弁理士資格は、司法試験より門戸は広いですから、誰でもとは申しませんが、挑戦する価値はありますね。 食いッぱぐれは、余程の間抜け以外ないでしょう。(間抜けは合格しないか) http://www.shikakude.com/sikakupaje/benrishi.html 試験内容は、 ●筆記試験(短答式筆記試験) (1)工業所有権(特許、実用新案、意匠、商標)に関する法令、 (2)工業所有権に関する条約、 (3)著作権法、 (4)不正競争防止法 ●筆記試験(論文式) □選択科目・・・・あらかじめ1.~6.の中から1科目選択し、その中から1つの問題を選択し解答します。 1.理工I(工学) (1)基礎材料力学、(2)流体力学、(3)熱力学、(4)制御工学、(5)基礎構造力学、(6)建築構造、(7)土質工学、(8)環境工学 2.理工II(数学・物理) (1)基礎物理学、(2)計測工学、(3)光学、(4)電子デバイス工学、(5)電磁気学、(6)回路理論、(7)エネルギー工学 3.理工III(化学)(1)化学一般、(2)有機化学、(3)無機化学、(4)材料工学、(5)薬学、(6)環境化学 4.理工IV(生物)(1)生物学一般、(2)生物化学、(3)生命工学、(4)資源生物学 5.理工V(1)情報理論、(2)情報工学、(3)通信工学、(4)計算機工学 6.法律(弁理士の業務に関する法律)(1)民法、(2)民事訴訟法、(3)著作権法、(4)不正競争防止法及び私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、(5)行政法、(6)国際私法 ●口述試験 工業所有権(特許・実用新案、意匠、商標の3科目)に関する法令について 各科目10分程度。 と、言う事ですから、せいぜい、死に物狂いで勉強してください。 幸運を祈る。
補足
さっそくのご回答有難うございます。 ご表記して頂いた内容は、ある程度目は通していたものでした。 かなりの努力が必要ですよね。再度質問ですが これらの事を学ぶにはアラフォーからはやはり難しいものでしょうか・・・。覚悟が必要で、ひょっとしたらもっと他に有効な何かが あってそっちに向いた方がいいかもしれないと考えてしまう自分が います。あなただったらどうしますか?アラフォーから始めようと 思いますか?
お礼
ご回答有難うございました。 なるほど、国家試験は高度な知識の認識能力が必要、よって高学歴が必然的に占めてくるということで、その上での実力の世界であり 厳しい業界に違いは無いという事ですね。大手受験期間であればアドヴァイザーがいるのは存じませんでしたので大変参考になりました。 途方もない挑戦なのか、それでも自分にとって挑む価値のあるものなのか しばらく答えはでませんが、納得いくまでいろいろ調べたいと思います。 ご丁寧なご回答、有難うございました。