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童謡「クラリネットを壊してしまった」は元の詩では壊していない
よく知られた「クラリネット壊してしまった」の歌の元の歌は、子供がお父さんと一緒に練習している光景を歌ったもので、なかなかうまくできないなあ(出し損ねた音があるなあ)というもので、全く壊して怒られるとか言うトラウマチックなものでないのに、なぜ邦訳はこんな歌にしてしまったのかわかりません。どういうことだと思いますか? 私は、童謡に子供が専用の高価な楽器を練習しているというブルジョア的な要素をどうしても注入できなかったからだと思っています。 しかしもしそうなら、その禁忌はなぜ?それが当時(あるいは現代も)の日本と欧州的な感覚の差があったからか?
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失敗して親父から怒鳴られるというシチュエーションは、当時の日本ではあまりに普遍的でしたからねぇ。 にこやかな父親とのどかに楽器の演奏をしていたのでは、子供に馴染まなかったのではないでしょうか。感覚の差というか民度の差では。
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- wild_kit
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回答No.2
元の詞は「演奏がうまく出来なくて、父からとがめられたらどうしよう。」ですよね。 それが「楽器を壊して、父から怒られたらどうしよう。」に変わったわけです。 『音楽』カテゴリの同質問にも書きましたが、日本語の詞をつけた石井好子さん(『おいしゅうございます。』で有名な方です。)がご存命ですので、直接尋ねられたらいかがでしょうか??
お礼
日本は恐怖家庭と言うものが一般的だったのでかね。父親と言うものが子供から隔てられたものであると言う感覚、絶対的な父権を持つというような感覚、それがヨーロッパではそうじゃない、時としては降りてくるんだというものがあった。