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解離定数について。
酢酸を水酸化ナトリウムで滴定し、データから酸解離定数を求める実験をしました。すると、水酸化ナトリウムの滴下量が増えるに従い、酸解離定数が小さくなっていき、班によっては負の値が出てしまうところもありました。なぜでしょうか?資料の値は1.75*10^-5なのですが、等量点まではそれの2倍ぐらいの値、それ以降は、10^-12まで下がりました。ナトリウムイオンの存在が原因と考えているのですが、それがどう影響するのか悩んでます。イオン強度が変わるからですか?
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rei00 です。 > どうも酸解離定数が一定にならないというのが > 一般的な結果のようなのです。 これは,あなた方の実験の結果でしょうか? 教科書等でもそう言われているという事でしょうか? おそらく前者だと思います。だとすると,あなた方が行なった実験やデータ処理の方法をお書きにならない限り,どこが問題かは判断できないと思いますが。 なお,酸解離定数は「定数」ですから,一定でなければおかしいです。もちろん,平衡定数ですから,温度が変われば酸解離定数も変わりますが,温度一定では酸解離定数は一定です。 確かに,本来は活量で求めるものですので,イオン強度の影響はあるかもしれません。が,それでも,お書きの様な『資料の値は1.75*10^-5なのですが、等量点まではそれの2倍ぐらいの値、それ以降は、10^-12まで下がりました。』にはならないと思います。 データ処理方法に勘違いはありませんか? 【酸解離定数】 酸度定数 (acidity constant) ともいい,酸の解離平衡の程度を示す定数で Ka で表わします。例えば,酢酸(CH3COOH)の水溶液での平衡(下式)の場合,Ka = [CH3COO-][H+]/[CH3COOH] です。 CH3COOH ←→ CH3COO- + H+
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- rei00
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> 酢酸を水酸化ナトリウムで滴定し、データから > 酸解離定数を求める実験をしました。 これだけじゃ,どんな実験をしたのかが分かりませんので,どこに問題があるかも判断困難でしょう。 もう少し実験の内容やデータ処理の方法などを補足下さい。
補足
確かにその通りなのですが、どうも酸解離定数が一定にならないというのが一般的な結果のようなのです。そこで、その原理について教えてもらいたかったのですが、聞き方が悪かったですね。すいませんでした。
補足
回答ありがとうございます。 後者です。クリスチャン分析化学の181ページに載ってました。ただ、それによると、イオン強度が大きくなっていった場合活量係数が下がり、解離定数は大きくなっていくはずなのですが・・・。やっぱり実験操作やデータ処理で間違えてるみたいですね。もう一度検討してみます。