• 締切済み

ニュートン法の問題がどうしてもわからないので教えてください。

非線形方程式の解を求めるアルゴリズムのひとつに、ニュートン法と呼ばれる方式がある。この方法ではf(x)=0の解の近似値を次の漸化式から求める。 x_(i+1) =x_i - f(x_i)/f'(x_i) なぜこのアルゴリズムで解を得られるのかをf(x)=x^2 - e^x -2 =0 を例に説明せよ。 という問題です。 どなたかわかる方がいたらお願いします。

みんなの回答

  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.5

 ニュートン法のキモチとしては、出発値をx、解をsとして、 ε=s-x とおく。 f(s)=f(x+ε)=f(x)+f'(x)ε+R とテイラー展開できる場合に、(Rはεの2次以上の項) x-f(x)/f'(x)=s+R/f'(x) なので、もし|R/f'(x)|がうんと小さければx-f(x)/f'(x)はxより解sに近くなる。それどころか、ひとたび解のごく近くまで行くと、あとは「繰り返しごとに有効数字の桁数が倍になる(2次収束)」という、もの凄い勢いで収束する。  でも、解から遠いところから出発した場合には旨く行くとは限らない。実は、例に挙がっている f(x)=x^2 - e^x -2 )の場合には、(xが実数の場合に限ると)どんな初期値から出発しても解に行き着けることが証明できる。しかし、これは「たまたま」に過ぎないのであり、ANo.2にある通り、「どんな初期値から出発しても解に行き着ける、というわけには行かない方程式」はいくらでもあります。  例えば、折れ線グラフになってる関数を考えると、ニュートン法が旨く行かない例は簡単に作れるでしょう。また、至る所何回でも微分可能な関数であっても、たとえば、 f(x)=x^5-45x^3 なんて簡単な例ですら、 x_i=5 から出発すると x_(i+1)=-5, x_(i+2)=5,....となって収束しない。  あるいは、 f(x)=x e^(-x^2) だと、x_iが解(0)に近いときは収束するが、さもないと発散しちゃうのは明らかでしょう。  なので、「なぜこのアルゴリズムで解を得られるのかを説明せよ」って言われたって、そりゃあ無理ナンダイ。

  • alice_38
  • ベストアンサー率43% (75/172)
回答No.4

解に近づくはず… その根拠は?

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.3

要するに、ニュートン法の原理を直観的に理解したいわけですよね。 f(x)=0を「解く」ということは、f(x)がx軸と交わる場所を知りたいということです。 まず、曲線上に適当な点を1つとります。これが「第1の点」です。その点で曲線f(x)に接線を引き、その接線とx軸の交点を求めます。この交点から真上または真下に線を伸ばし、曲線と交わったところを「第2の点」とします。こうして、次々に第3、第4…と求めていけば、限りなく「解」に近づくはずです。 この「図形操作」と「漸化式」が「同質」のものあることを理解してください。

  • alice_38
  • ベストアンサー率43% (75/172)
回答No.2

ニュートン法は、 任意の方程式で、勝手な初期値から出発して 収束するという保証は無い。 ただし、収束するならば、漸化式よりただちに x_∞ = x_∞ - f(x_∞) / f'(x_∞) だから、 f(x_∞) = 0 と分かる。 ニュートン法で、期待する解が得られるような 初期値を探す問題は、一般には非常に難しく、 それは、複雑系の生い立ちの一つでもある。

  • spring135
  • ベストアンサー率44% (1487/3332)
回答No.1

url参照。    要は適当な点から出発して曲線とx軸の交点を求める方法です。 点(x0,f(x0))における接線は y-f(x0)=f'(x0)(x-x0) 接線とx軸の交点ではy=0、この時 x=x0-f(x0)/f'(x0) これをurlの図のように繰り返す時 点(xn,f(xn))における接線とx軸の交点xn+1は xn+1=xn-f(xn)/f'(xn) 例題は大して難しいものではありません。 f(x)=x^2 - e^x -2 とすればよろしい。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3%E6%B3%95

関連するQ&A