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大通りと広小路の違い
日本語を勉強している外国人です。 Wikipediaや日本語辞書を見ても、 その二つの違いがよく分かりません。 大通りは、車と人が通う道のことを 広小路は、大通りよりは規模的に小さく人だけが通う道を 指すのですか? それとも、広小路は大通りの下位概念ですか? ぜひとも教えてください!!(T_T)
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noname#111034
回答No.1
古い日本語では,「大路」と「小路」の区別をしました。大路は首都を(ふつうは南北に)貫くメインロード級の道を指し,幅は数十メートルありました。それ以下は小路です。 「広小路」は江戸時代以降の言葉で,字義的には小路の広いものですが,広場という社会資本をもたなかった日本の都市では,出店や芝居小屋などがかかる広場や,火事の延焼をふせぐ火避け地の役目も持っていました。歴史的地名として「上野広小路」などはいまも残っていますが,近年に新しく拡張した道路に「広小路」という命名はしないと思います。 「大通り」は「大路」に対応する新しい(たぶん明治以降の)言葉で,県庁所在地を貫くメインロード級のものを指すことが多いと思います。「なんとか大通り」という地名はそこかしこにあり,片側3車線くらいあります。