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初期値の影響の集団差を調べる方法は?

ある2つの集団に対し、共通点はあるが異なる介入を行い、 その前後である値(間隔尺度)を測定しました。 私はこの結果から、 「1回目に測定した値、つまり介入前の値が 2回の測定値の差、つまり介入による効果に与える影響(いわば初期値の影響)が、 2つの集団で異なるか否か」 を統計的に検証したいのですが、 どうにも適切なやり方がわからず困っております。 とりあえず、 1回目の測定値と所属集団の2要因を説明変数、 2回の測定値の差を従属変数 とした一般線形モデルによる分析をしてみましたが、 このようにデータを加工するのが正しいのかよくわかりません。 普通に 2回の測定を被験者内要因、 所属集団を被験者間要因 とした分散分析で交互作用をみてもみましたが、私の知りたいことはわからないような気がします。 何卒、知恵をお貸し下さい。よろしくお願いいたします。

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回答No.1

もともとの発想に違和感を感じます。 2つの集団が同様の反応構造を持っていることを確認出来ていない状態で、何かを調査したとして、初期値の影響なのか、反応構造の影響なのか、たまたまなのか、統計的にいえる方法が定まるとは思えません。 一応同一集団に対し、4回同じ介入をして、各介入の前後に同様の測定をした場合、測定そのものが集団に影響を与えないとみなして良い場合には、各回の測定結果を介入による影響とみなしても良いかもしれませんが、前回の介入との累積効果に寄るものか、初期値の違いによるのかも、そのことだけではわかりません。 単に、まして「共通点はあるが異なる介入」では、異なった介入の影響なのか、共通点の部分による影響なのかもわかりません。 対象とする集団そのものが、60歳集団、10歳集団、男、女、インド人、ネパール人、貧困者、富裕者では、発達障害者、健常人のようなものでは、なにを調査したのかさえ定かではありません。19~21才の男で某大学文学部心理学専攻で単身生活者で恋人もいないものというような属性をできるだけ絞り込んだ中での2集団でも、心理的属性はかなり違う別の集団になっていることが普通でしょう。何を測定しているのか、どのような介入をしているのかもわからないですが、質問に書かれたようなことから推定する限り、何かの調査ができるとは思えません。 統計手法や解析の方法のことよりも、もっと前に考えるべきことがあるのではないでしょうか。

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