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漢文の訳を
呂氏春秋 淫辞 栄の王は唐鞅(とうおう)に「私は人を多く殺しているのにどうして群臣は私恐れないのか?」と聞いたところ唐鞅は「王は悪い人ばかりを罰するので良い人は恐れません。王が皆に畏れさせたいのなら無差別に罰するべきです。そうすれば皆畏れることでしょう」 そして、いくらも経たない間に王は唐鞅を殺してしまった。 『唐鞅之対也、不若無対。』(唐鞅の対ふるや、対ふること無きにしかず) 『』は一番最後の1文ですが意味がわかりません。 教えていただけませんか?できればどうしてその意味になるのかも添えていただきたいです。
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「不若」は「しかず」と読み、「~に及ばない」「~のほうが良い/ましだ」という意味です。 従って、「唐オウの対ふるや、対ふる無きにしかず」とは、「唐オウが答えたことは、答えないのには及ばない」「答えない方が良かった/答えない方がましだ」という意味です。 要らないことを言って自分が殺されるようなことをしでかしたのですから、答えない方がましだったわけです。
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- chapanese
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こんにちは。 『唐鞅之対也、不若無対。』(唐鞅の対ふるや、対ふること無きにしかず) 「王は悪い人ばかりを罰するので良い人は恐れません。王が皆に畏れさせたいのなら無差別に罰するべきです。そうすれば皆畏れることでしょう」 この唐鞅の答えをじっくり見てみると、自分=よい人 といっているようなものですね。つまり自分は畏れていないといっているようなものなのです。 ところが、王自身は皆から畏れられたいので、そのためならいわれた通りにするでしょうし、また何より「こいつはわたしをおそれてないんだな」っておもったでしょうね。 「唐鞅の答えは答えないことにおよばない」要するに 「答えになってない」「あんなこというくらいなら答えないほうがましだ」という意味でしょうね。 結局自分は余計なこといって殺されちゃったんですから。
お礼
>「唐鞅の答えは答えないことにおよばない」要するに 要するに・・・?でした。訳し替えがうまくできなかったのでしょう。理解しました。 どうもありがとうございました。
お礼
読み直さなくてはならないのですね。 ありがとうございました。