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酸素飽和度とヘモグロビン量の関係
大学の課題をやっていてよく分からなくなってきたのですが・・・ 酸素飽和度(SpO2)を高めるためには酸素を多く取り込む以外に何か方法はあるのでしょうか? 血中ヘモグロビン濃度を高めれば酸素飽和度も高まるのでしょうか? 「標高が高く、空気中酸素濃度が低いところで生活している人はヘモグロビン酸素解離曲線が正常より左傾して上方に立ちあがる形をとることがある」と資料で読んだのですが、曲線がそういった形をとるためには、どうすればいいのでしょうか? 回答できる方がいましたらお願いします。
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- hakubaku
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回答No.1
ヘモグロビンのはたらきは、肺では酸素を取り込み末梢の組織では酸素を手放して組織に酸素を供給することです。 酸素解離曲線は、末梢に近い条件では酸素を放出しやすくなるよう右側に移動しており、肺に近い条件では酸素を取り込みやすくなるように左側に移動します。酸素解離曲線を右方移動させる要素は、炭酸ガス分圧の上昇、pHの低下、温度の上昇、2,3-DPGの上昇などが上げられます。発見したひとの名前をとって「ボーア効果」と呼ばれるものです。 酸素飽和度との関係で言うと、同じ酸素分圧でも左方移動した曲線では酸素飽和度は高く、右方移動した曲線では酸素飽和度は低くなります。
お礼
回答ありがとうございます。詳しくわかりやすい説明で理解できました。