ワイブル分布・確率密度関数について
ワイブル分布に関する確率密度関数の導出が理解できずに困っています。
まず、2母数ワイブル分布の確率密度関数を
f (N |α,β) =(α/β)*(N/β)^(α-1 )*exp{ -(N/β)^α} ・・・ (1)
N : 寿命
α : 形状母数(既知とする)
β : 尺度母数(未知とする)
とします。ここで、試験数 n 、N={N1,N2,・・・Nn}の結果が
得られた場合、βの最尤推定値Βは、
Β = { (ΣNi^α)/n }^(1/α) ・・・ (2)
[ i = 1→n ]
となります。Βは確率変数で、Βの確率密度関数を次のように表せるそうです。
f (Β) = (n^n / Γ(n) )*(α/β)*(Β/β)^(α*n-1)*exp{ -n*(Β/β)^α} ・・・ (3)
Γ(n) : ガンマ関数
(2)式の導出は何とかわかったのですが、(3)がなぜこのような式に
なるのかわかりません。(3)の導出方法をどなたか教えてください。
よろしくお願いします。
※式の誤解がないように不要な括弧を多用しており、見にくいかもしれません。
ソースは下記のPDFファイルの3ページ目(表紙・目次除く)にありますので、
そちらの方が見やすいと思います。
また、下記の資料によると、「変数2n(Β/β)^αが自由度2nのカイ二乗分布に
従う」と書かれていますが、これも良くわかりません。できれば、こちらの方も
よろしくお願い致します。
http://repository.tksc.jaxa.jp/dr/prc/japan/contents/AA0065137000/65137000.pdf
「宇宙航空研究開発機構研究開発資料―疲労寿命安全率に関するノート」
お礼
なるほど。まさにこれが知りたかったです。やはり意味があったのですね。PCソフトでのグラフ作成が簡単にできる今時に、手書きのグラフ用紙の事なんて誰も知らないかと思いながら質問したのですが、これで少しワイブル分布による推定が身近になった気がします。丁寧にご回答頂きありがとうございました。