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燃料電池(自動車)
HONDAのFCXクラリティは燃料電池で駆動しています。 水素と酸素を反応させて電気を起こすというのは分かっています。水の電気分解の応用で電気分解の逆の工程を行っているというものですよね。 ここで、質問があるのですが…水素と酸素を反応させて、エネルギーとなる電気を生み出し、最終的に水が発生します。この水をさらに電気分解して酸素と水素にまた分解して電気を得るというようなことはできるのでしょうか? 単純に考えるとできるような感じがするのですが…そうすれば、半永久的に駆動できますよね(たぶん) どうでしょうか? それを車の内部だけで行っていけるのでしょうか?
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自動車向けの燃料電池の開発における重要なポイントのひとつは、いかに高温で長期間性能が劣化せずに作動するかということです。性能の劣化を防ぐために冷却せねばならないと、冷却装置の分だけ大きく重い自動車になってしまうからです。言い換えると、必ず熱の形でのエネルギーロスがあるということです。電気分解と燃料電池は化学エネルギー⇔電気エネルギーの相互変換ですが、両者の間を行ったり来たりするたびにロスは大きくなっていく(電気分解でもやはりロスは生じます)のであまり意味はありません。余談ですがこの熱をうまく利用しようというのが据え置き型燃料電池のコジェネというやつです。燃料電池の熱でお湯を沸かしてロスをカバーしようというわけです。
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- zxack
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回答No.1
ご自身で答えを出しておられるじゃないですか。 > この水をさらに電気分解して酸素と水素に このとき電気が必要です。必ずロスがでますからこのあとエネルギーをとりだしても、電気分解で与えたエネルギーを上回ることはできませんから、永久機関は(半永久も)無理です。