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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:摩擦力=摩擦係数×垂直抗力は常に成り立つと考えても良いのか?)
摩擦力の摩擦係数と垂直抗力の関係について
このQ&Aのポイント
- 摩擦力の摩擦係数と垂直抗力の関係について、摩擦力は常に成り立つわけではなく、動き出す直前と動き出した後のみ等式が成り立ちます。
- 摩擦力がまだ小さくて動き出さない間は、不等式が成り立ちます。つまり、摩擦係数は運動や力の加わり方によって変化する変数と言えます。
- ただし、図中には摩擦力μ・Nと書き込み、釣り合っているか動いているかによってμに特定の値を代入する方法も一般的です。
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tanuoyajiさんの理解の仕方は,実に自己流のもので実際に使われている摩擦係数の理解とはかなり異なるものです。 静止摩擦力=接触する2物体がすべらないときの摩擦力で他の力との関係で大きさが決まる。その最大値(すべりだす限界)を最大静止摩擦力といい,垂直抗力にほぼ比例し,その比例定数を静止摩擦係数という。 すなわち,F≦μN で実際の大きさは他の力との関係によって決まる。 動摩擦力=接触する2物体が互いにすべっているときの摩擦力で,すべる速さに関係なく垂直抗力にほぼ比例し,その比例定数を動摩擦係数という。一般に静止摩擦係数より小さい。 すなわち,すべっている速さに関係なくF’=μ’N 動摩擦力の理解はよいのですが,静止摩擦力を常にμNとしてμがまわりの状況で変わるという理解は,百害あって一利なしです。静止摩擦力の大きさは他の力とのつりあいや物体の運動方程式によってこそ導くことができ,μNとおくことでさもすでに与えられているかのような錯覚を引き起こすからです。他の力との関係で決まり、こすれあう面の特性に無関係な静止摩擦力に対して係数μを定義することは全く無意味です。
お礼
私自身少し不安だったのですが、やはり自己流だったようですね。 高校の先生がそう指導してくれたように記憶していたのですが、 ご指摘いただいてみると、私の中で記憶違いしていたような気もしてきました。 摩擦力がまだ小さいときは摩擦力をF。 動き出す直前はμN。 動いているときはμ’N。 きちんと場合分けをして図を書き、釣り合いの式や運動方程式をたてるよう、 姪っ子には伝えます。 ご回答いただき、ありがとうございました。