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私道の売買について
共有私道があります。その私道に面している古家を不動産屋が購入しました。現在、その家は私道の所有権がないため、塀で仕切られています。その古屋を取り壊して、戸建かマンションを建設するようなのですが、私たちの私道側を出入り口にしたいため、私道を売ってほしいと来ました。私道所有者全員の意思確認はまだ取れていないのですが、不動産屋に、1軒でも販売に賛成すれば他が反対していても建設を強行できるのだと言われました。法律知識がないため、不動産屋の言葉が正しいのかもわかりません。現状の私道を守るためにはどのようにしたらいいのでしょうか。教えてください。よろしくお願いします。
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- kuwagata2
- ベストアンサー率71% (61/85)
質問者さんたちが自分たちの家を建てるために造られた私道で、行政から建築基準法上の道路であると指定を受けたものと推測しました。 指定を受けた道路は、一般的に考えられる私有地(庭など)とは違いますから、他人の交通に供しなければならない義務を負います。 法律上は他人の通行を妨げることはできません。 強行するというなら全員が反対しても家を建てられます。 しかし現実には、私道共有者とのトラブルが容易に推測できます。 ですから、敷地に面した私道を使用するために、私道共有者から持分を譲ってもらうよう交渉するのは、正当なことなんです。 不動産屋の「一軒でも賛成すれば」という話は、一軒でも賛成すれば、その一軒から持分を譲ってもらい、私道の所有権を持てるという意味です。 その一軒の持分一部売却を質問者さんが阻止する事はできません。 私道を使用する権利に、持分の多い少ないは関係ありませんから、一軒でも賛成した場合、反対した人だけが売却代金をもらえない事になります。 ですから、皆さんが納得できるようにそれぞれが持分の一部売却を検討された方が建設的です。 多数の人が使用するアパートやマンションならば気持ちがわからなくもありませんが、「現状の私道を守るため」として、住宅が一軒増えることさえ阻止しようと考えるのは、一般常識と照らし合わせて極端に排他的な発想といった印象があります。 それでも阻止したいならば、質問者さんが他の私道共有者から持分を全て売ってもらい、質問者さん単独所有の私道にする方法があります。 ただし単独所有となっても、他人の交通を妨げる事は法的に認められません。
- poolisher
- ベストアンサー率39% (1467/3743)
共有私道の権利は持分があれば、実際の利用権利はその比率に無関係 ですから、誰かが自分の持分を1/100でも売れば利用する権利を 持つことになります。 厳密にいえば、通行する権利までであって、物を置いたり工作物をおい たり、穴掘ったり、配管したりすることには共有者全員の許可が必要 です。 こういう問題は所有者全員で団結するのが一番有利になります。 所有者全員で協定を結んで、断固売らないとか、最も有利な条件で 譲渡するとかが賢いやりかたです。 集まって話し合ってみてください。
お礼
お礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。所有者全員の意思確認がとれました。今後は不動産屋からの出方を待ちたいと思います。ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。所有者全員の意思確認と、役所の建築確認をとり、今後は不動産屋からの出方を待ちたいと思います。私道に対する考え方は人それぞれですので、専門家の方と一般住民の考え方の違いというものがわかりました。ありがとうございました。