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加水分解って何ですか。
「乾燥剤と生ゴミをまぜると発火する?」 という質問で、 油分があると、加水分解を起こして低い温度で発火することがある と回答いただきました。 (ありがとうございます!) この加水分解とはどういうことでしょうか。 理数系オンチでもわかるように教えていただけませんでしょうか。
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食用油による発火は加水分解ではなく、空気による酸化です。 酸化熱がこもって、温度が上昇し、発火点を超えると燃え上がると言うことです。 特に植物油脂など不飽和脂肪酸を多く含むものは酸化されやすいでしょう。
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乾性油といって空気中で酸化を起こしやすい油とそうでない油があります。 乾性油は亜麻仁油とか紫蘇油とか紅花油とか。変質しやすいので、てんぷら油にはまず使いません。ドレッシングに使うものはありますが。 綿実油とか、ごま油は若干の危険があるようです。
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回答ありがとうございますwww! 乾性油という言葉、はじめて聞きました。 乾性油が酸化しやすいのですね。 ひとつの質問で本当にいろんなことを知ることができました。 ありがとうございます。
>「乾燥剤と生ゴミをまぜると発火する?」 >という質問で、 >油分があると、加水分解を起こして低い温度で発火することがある >と回答いただきました。 どうもその回答は加水分解を誤解してのもののようで、 こちらの#3のお答えのように、生ゴミの発火に関しては、 本来の意味での加水分解は考慮しなくてよいのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 つまり生ゴミと混ざって湿った乾燥剤は発熱して 食用油の酸化をすすめるため、発火する危険性があるということですね。 注意したいです。 生活の中にもいろいろな化学があるのですね。 皆様の回答を読んでたいへん楽しかったです。
乾燥剤に使われる石灰は酸化カルシウムCaOで、生石灰ともいわれ、 水と反応して多量の熱を発生しながら水酸化カルシウムCa(OH)2になります。 水酸化カルシウムは消石灰ともいわれ、 グラウンドに白いラインを引くのに使われる石灰はこちらのほうで、 もはや水と反応して発熱するようなことはありません。
お礼
回答ありがとうございます。 グランドにひく石灰は水酸化カルシウムで 発熱しないのですか。 いや~、いろいろ勉強になります。 皆さん物知りですね!
- elpkc
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石灰は、水と反応して発熱することは、一般的には、加水分解とは言いません。 エステルなどがカルボン酸とアルコールに分解することをいいます。 油のエステル部分が加水分解するということです。
お礼
回答ありがとうございます。 石灰が水と反応して発熱することではなく 油のエステル部分が加水分解するという意味でしたか。 勘違いしていましたね!
はじめまして、よろしくお願い致します。 わたしも少ししか知りませんが、回答します。 乾燥剤は、(石灰とシリカゲルがあります) 石灰と言いますと、昔グランドに白い線を引くときに使用した白い粉です。 石灰は、水と反応して発火(高温)します。 なので、乾燥剤の表にぬらさないことと記載があります。 その化学反応を加水分解と言います。 下記サイトを参考に!
お礼
さっそく回答くださいましてありがとうございます。 グランドに白い線をひいた記憶があります! あれ石灰でしたか。 水と他の物質が化学反応をおこすことを加水分解というのですね。 水って安全なものだと思いこんでいましたが そうじゃないんですね。 油は約380度で発火するのですよね。 なんで油分があると、加水分解を起こして低い温度で発火するのでしょうか。 (すいません、質問の仕方が悪かったことに今気がつきました。)
お礼
回答ありがとうございます。 酸化熱ですか。 そういう現象がおこることを始めて知りました。 ご紹介いただいたサイトはたいへん参考になりました。 ●油を紙に吸い込ませたときは、紙の表面全体が空気に触れるので油と空気との接触面積が増加する。 ●温度が高いと酸化は促進し、大量の熱が発生する。 ●通気が悪いと熱が蓄積され高温になる。 まだ熱い食用油を新聞紙などに吸わせてゴミ袋にいれるとこういう状態になりますね。 勉強になりました!