- ベストアンサー
旧日本軍隊の階級について
このサイトには、いつもお世話になります。 ご質問です。お詳しい方お教えください。 ・小説や、TVドラマ、映画などを読んだり、見たりしていますと、登場する階級は、(少尉や大尉が少なく)中尉、同じく(少佐や大佐がすき無く)中佐が多いように思います。同様に中将も。単なる私の感覚的なことかもしれませんが、中尉、中佐、中将が多く、少、大(尉・佐・将)は少ないように感じるのですが、如何でしょうか? お詳しい方、お教えくださいませ。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
そう言えば、いまやっている不毛地帯のドラマでも陸軍中佐でしたね。 たぶん、ドラマや小説では架空の話なので中間の位をとるのではないでしょうか。 佐官の場合は、大佐というともう将軍にリーチがかかっている大幹部。少佐と言うと昨日まで尉官でまだ若造の感じがある。佐官らしいのは年齢から言ってもやはり中佐となります。 尉官の場合は大尉と言えば軍歌にもありますが、奥さんがいてもう落ち着いている。尉官らしい若さが足りない。少尉と言えば昨日まで陸軍士官学校の学生だった。まだ軍人らしくない。それで架空の世界に登場させるにはその中間ということになるのでしょう。面白いところに目をつけましたね。観察力に優れているのでしょう。
その他の回答 (3)
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
階級制度は日本に輸入された時にはある程度区分けされていて、綺麗に大中小で分けちゃったので、何の差があるのかなと思ってしまうのですが http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E9%99%B8%E8%BB%8D%E3%81%AE%E9%9A%8E%E7%B4%9A%E4%B8%80%E8%A6%A7 アメリカの階級を見ると、明解に 大尉(Captain, 略 CPT; 給与等級: O-3) 中尉(First Lieutenant, 略 1LT; 給与等級: O-2) 少尉(Second Lieutenant, 略 2LT; 給与等級: O-1) キャプテンがいて、その補助とさらにその補助 大佐(Colonel, 略 COL; 給与等級: O-6) 中佐(Lieutenant Colonel, 略 LTC; 給与等級: O-5) 少佐(Major, 略 MAJ; 給与等級: O-4) コロネルがいてその補助 ってなかんじで、大尉 大佐は現場の親分なので、自由行動がしにくいという設定上での話があります。 大佐や大尉は、小説で主人公から相談を受けて うむ という係です。
- googahaku
- ベストアンサー率17% (43/242)
尉官・佐官については既に回答にあるとおりと思います。 将官=中将について細くしますと、次のことが言えるのではないでしょうか。 ・陸軍の場合、通常、ある程度以上の戦闘は2~3個師団をまとめた「軍団」で行なわれますが、軍団長には「大将」が就任し、戦場の後方に司令部を置き、全体指揮に当たり、直接戦場に出ることはありません。 これに対して、「師団」は「中将」が指揮に当たり、直接戦場にも出ます。したがって、直接戦闘に出る「中将」が目立つことにあるのでしょうか。 ただし、日露戦争の軍団長「黒木大将」「奥大将」「乃木大将」「野津大将」などは有名です。 ・一方、海軍では、直接戦闘艦隊を指揮したのは、矢張り中将が多いようです。太平洋戦争時の「南雲中将」「小沢中将」「栗田中将」など。 もし、戦争に勝っていたら、当然大将になっていた人たちでしょうが。 太平洋戦争時の陸軍では マレーの「山下中将→大将」インドネシアの「今村中将→大将」などは、急速な戦線の拡大により、軍団長となるべき大将の数が足りず、多くの場合、初期には中将が務めた経過があるようです。
- shin1417
- ベストアンサー率27% (199/721)
それは、身軽だから物語の主人公になりやすいのです。 まず軍隊の役職と階級を見ると、 少尉→小隊長 大尉→中隊長 少佐→大隊長 大佐→連隊長 「少」や「大」は部下を率いる役職に就いている為、好き勝手自由に動き回れないからです。 時代劇の「暴れん坊将軍」じゃあるまいし、何十人、何百人もの部隊の隊長が部下をほったらかして自分勝手に行動するのは有り得ません。 そして、それなりに忙しいはずですから、自由に動き回る時間も無い。 物語の主人公としては、設定や位置付けがちょっと難しい。 「中」はたいてい「大」の補佐役で、直接部隊を指揮する事が無く比較的自由に動き回れるポジションなので、物語の主人公にはうってつけなのです。 将官の場合は、逆に指揮官として活躍することがメインとなりますから、大将では偉すぎて活躍の場が制限されるし、少将では権限が少なすぎて、これまた活躍の場が制限される。 物語の主人公としては中将が一番うってつけになるからです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに、中将は個性的で、ドラマチックな逸話を残した方が多いように思いますね。
お礼
早速のご回答をいただきまして有難うございました。 ご回答内容は、納得です。 言われるとおり、中尉といえば若きリーダー。中佐といえばエリート佐官。中将といえば、安定感のある幹部というイメージですよね。 有難うございます。