- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:光学メディアの有機色素について)
光学メディアの有機色素について
このQ&Aのポイント
- cd-rやdvd-rに使用される有機色素『フタロシアニン』『シアニン』『アゾ色素』『オキソライフ』の特徴と違いについて紹介します
- 安価だが保存性の低いシアニンよりも、光・熱に強いアゾ色素系のメディアがお勧めです
- シアニンは耐光性に劣るため経年劣化しやすく、アゾ色素は耐光性・耐熱性に優れて長期保存に適しています。オキソライフは高速記録に適していますが、耐熱・耐光性にやや劣ります
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
求めている回答とは違うかもしれませんが,色素の違いだけでは性能は評価できません. 色素といっしょに,いろんな物質を共存させて保存性を上げたりすることは,ふつうのことだからです.また同じ素材でも,基板上に成膜するときの技術や,コーティングによっても保存性能は大きく変化します. また,保存条件は決定的に重要です. したがって,最終的には,素材レベルではなく,製品レベルで検討するしかないのです. 実際には,加速試験という方法で寿命を評価しているので,この試験法の妥当性の問題もあります.劣化を加速しなければ評価できませんが,加速倍率の妥当性を評価するのは簡単ではないのです. そして忘れてはいけないのは,どのみち100年持たせるのは無理,ということです.メディアが大丈夫でも,それを読み取れる機械がなくなるということは避けられません.たとえば,すでに ZIP とか PD とか,消えてしまったものはいくらでもありますね. 現実的な対応は,ある程度信頼のできるメーカーの製品を使うこと,複数のコピーを用意すること,数年レベルで別の媒体への再コピーを行うこと,くらいでしょう. 結局,長期保存を考えれば,その時々で適当なメディアにコピーし続ける,ばかばかしいようでも,これしか現実的な方法はありません.
お礼
回答者さん非常に詳しい回答を頂き有難う御座いました。 私自身最初はいわゆる激安メディアというものを使って いて何カ月かで再生できなくなったりブロックノイズが頻発 したりしていたので色々なメーカーのディスクを使ってみて 今現在好んで使っているメーカーのディスクに落ち着きました。 回答頂いた様に何年もつかというのは実験結果で 実際dvd-rが発売されてから約10年しかたっていないので 実験結果の通り何十年も保存をした訳ではないですし、 何十年か後にdvd-rを再生する機器があるかどうかは正直わからないですね。 今好んで使用しているメーカーのディスクはシアニンを使用していますが 約5年で特に大きな変化は起きていませんのでそういう意味では 保存性は高いと言えるのかもしれません。