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伊達家の家紋

奥州の戦国大名、伊達氏の家紋といえば、「仙台笹」が最も有名ですが、これは14代伊達稙宗の息子、実元が上杉定実の娘婿として養子入りの際、引き出物として上杉家から贈られたものです。しかし、これが原因で伊達家では天文の乱がおこり、この縁談も破談となって結局は実元も伊達家に残りました。 ということは、伊達家では破談になった縁組の引き出物をもらい、しかも定紋として代々使用したということですよね? 天文の乱では伊達家は骨肉の争いとなり、一方では縁組の破談で越後守護の上杉氏は断絶(守護代の長尾景虎がその名跡を譲られることになるわけですが)という、あまり縁起の良いものでもないような気がするのですが、その辺りはどうなのでしょうか? 上杉家は関東管領の名門で、周辺の大名はその紋にも憧れをもっていたという事もあるみたいですから、伊達家としても「上杉の紋がもらえてラッキー」見たいな感じで使っていたのでしょうか?

みんなの回答

  • takeko85
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回答No.3

 『見聞諸家紋』に上杉・箸尾氏の竹に雀紋が記され、これが武家における初見とされる。上杉氏は勧修寺氏の一族で、鎌倉時代に鎌倉に下向し武家に転じたものである。南北朝期、足利氏を支え室町幕府成立後その東国における政治機関である鎌倉府の執事となり、のちに関東管領を世襲して権力を振るった。こうして、上杉氏の竹に雀紋は東国の武家あこがれの紋となり、上杉氏一門はもとより、上杉氏に功のあった武家が拝領したことから東国に広まった。戦国時代、上杉氏は長尾氏に家督を譲ったが、そのとき伝来の系図とともに「竹に雀紋」も譲った。また、越後上杉氏が伊達氏から養子を迎えようとしたとき、その引出物の一つとして「竹に雀紋」を伊達氏に贈った。これが「仙台笹」と呼ばれる伊達氏の家紋となった。伊達氏はまた、最上氏にこの紋を譲っている。 また仙台笹だけ使っているわけではありません。それだけ古い家系なのです。 伊達氏 -------------------------------------------------------------------------------- 竪三つ引両 (藤原氏山陰流)  伊達氏は戦国大名のなかでも、もっとも家紋の数が多い家である。伊達氏の紋のひとつひとつをみると、家紋がどういうものであるのかが分かってくる。  まず、伊達氏の使用紋を全部あげてみると、(1)十六葉菊(2)五七桐(3)蟹牡丹(4)竪三つ引両(5)竹に雀(6)九曜(7)鴛鴦の丸(8)ナズナ(9)雪に薄 等である。  このように紋が多いのは、それだけ歴史が長く、伝統がある家であることの証でもある。紋にはそれぞれいわくがある。たとえば「三つ引両」は始祖が源頼朝から下賜され、「菊」は皇室から賜ったというが、ともに確証があるわけではない。また伊達氏は桓武平氏流伊佐氏の後裔とする説もあり、それを語っている紋が「九曜」である。また、「竹に雀」は上杉氏に養子を入れようとしたときに頂戴したものだ。そして、伊達氏はこれらの紋をそれぞれ適当に使い分けているのである。  「菊」は皇室。「桐」は豊臣家、「牡丹」は近衛家、「三つ引両」は清和源氏、「九曜」は桓武平氏、「竹に雀」は藤原氏流上杉氏にというようにそのルーツはどこにでも結び付くように用いている。すなわち、戦乱の時代を生き抜く処世のシルシに家紋を利用したのである。  そのうち、もっとも人気があり、のちに定紋となったのが「竹に雀」紋であった。  「竹に雀」紋を見ると、家紋本来の特徴がわかる。  (1)左右の雀は雌雄で形も違う。一方は口を閉じ、一方は舌を出している。  (2)笹の形も左右で違う。  (3)点は十六ある。 家紋は、左右対照に書かれることが多いが、本来は左右対照ではなかった。伊達氏の紋からそれが理解できる。蛇足ながら、点は露といっている。竹に雀紋は、伊予宇和島の支藩伊達氏でも使用しているが、露の数が増え、二羽の雀は接吻している形となっている。ここでも宗支の区別が厳然とされているのである。  「竹に雀」紋の露は、朝であることを示し、左右対称でないことは、世に二つと同じものがないことを表わしと、家紋に深奥な意味を秘めているのである。 左上から、竪三つ引両/竹に二羽飛雀/九曜/菊/五七桐/蟹牡丹/雪に薄

  • isa-98
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回答No.2

上杉定実は長尾景虎の主君です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%9D%89%E8%AC%99%E4%BF%A1 謙信は上杉姓をラッキーと思って使っていたのかと言う事です。 譲るとは何か? 何か大きな間違いを起こしているのだと思います。

  • isa-98
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回答No.1

これは上杉家から譲り受けた物です。 勘違いしないよう。

yata1746
質問者

補足

勘違い?? 引き出物として、名刀・宇佐美貞光とともに伊達に贈られたものですよね。 そういえばその刀はどうなったのでしょうか。

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