Japの蔑称について
外国人の同僚がビジネスe-mailの中でJapaneseを”Jap”と表現していたため、Japaneseを省略するならば、JPN、またはJPを使って欲しいと依頼をしたところです。悪意はなくとも、7カ国国籍から成るチームですので、ビジネス上不適切な表現と考え前述のように依頼を致しました。
依頼をする際にWikipediaのJapに関するページを添付したのですが、メール送信後に、Wikipediaの日本における事例のセクションが、英語サイトと日本語サイトで”Jap”に対する表現に対して温度差があることに気づきました。
英語サイトには「2004年の調査によると、日本の多くの日本人がJapと言う言葉には無関心である」と紹介されているのです。この一文は、日系アメリカ人のジャーナリストGil Asakawa氏が2004年にWeb上で発表した記事を根拠としていました。
Wikipediaの日本語サイトと英語サイトでは、編者が異なるので内容の濃淡や相違があっても仕方ないことです。
しかし、特に人種に対する差別や蔑称に関して、この蔑称は廃れてしまったものであるという印象を与える一文が、Wikipediaのような公共性の高いサイトに存在することには疑問を感じます。
それが事実であるならまだしも、一人のジャーナリストの記事を根拠としているからです。
Gil Asakawa氏の記事を根拠にした一文が「今日のアメリカにおける日系アメリカ人の意見」であると紹介されているなら異論はありませんでしたが、「日本に住む多くの日本人」と日本人の総意であるかのような表現のされ方に疑問を持ち、私の方で以下のように加筆しました。
「この調査は日本で実施されたものでないことに留意ください。Japは日本では軽蔑用語としてみなされています」
しかし、1時間後に、私のこの一文は根拠がないとの理由で削除されてしまいました。
そこで、教えてgoo!を利用されている方々にご相談なのですが、以下の情報をお持ちでしたら、教えて頂けないでしょうか。ご協力のほどよろしくお願いします。
1.2004年にGil Asakawa氏が根拠となさった調査が、実際に日本で行われたのでしょうか?
2.Japが明確に差別用語であると定義されている文献やWebサイトをご存知でしたら教えて下さい
よろしくお願い致します。
Wikipedia英語サイト http://en.wikipedia.org/wiki/Jap
Wikipedia日本語サイト http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97
私自身は、Japと蔑称された人々の歴史を考えると、悪意があるにしろ、ないにしろ、Japは今後も使われるべきではない言葉だと考えます。母国語を日本語とする日本人の全てがJapにまつわる歴史的背景を知っている訳ではないと思いますが、Japを蔑称として用いる人が存在する限り、やはり蔑称であることには変わりないと思います。
実際、私自身は、アメリカで「ジャップ」や「チャイニーズ」と現地の若い人、特に子どもや学生から何度か意地悪く言われたことがあり、不愉快な思いをしたことがあります。
お礼
そうですか