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指切りげんまん - 語源由来
指きりげんまんの「指きり」は、遊女が客に愛情の不変を誓う証として、小指を切断していたことに由来する。やがて、この「指きり」が一般にも広まり、約束を必ず守る意味へと変化した。(引用) http://gogen-allguide.com/yu/yubikirigenman.html とあるのですが、遊女の件は、そんなこともあるのかと納得いたしますが、それが「一般に広まり」と言うのが信じられないのですが。 一般の女性が、今で言うと「彼氏」や「旦那」に愛の誓いとして小指を切断する・・・と。それが一般的に広まっていると。 そんな恐ろしい流行は、歴史上、いったいいつの時代の話なのでしょうか? よろしくお願いいたします。
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- 川原 文月(@bungetsu)
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こんにちは。 私は、自称「歴史作家」です。 >>指切りげんまん - 語源由来 昔から、親指を立てると「父親」「親父」「男性」を意味しますよね。 小指を立てると「母親」や「女性」を指しますよね。 つまり、吉原ら遊女も年季明けが近くなると、好みの客と、 「年季が明けたら一緒になってください」 「その証として、私の小指を差し上げます」 と、いうことから来ています。 NO1.の方の言われるように新粉細工もありましたが、太夫とかになると、「蝋細工」も使われました。 ご存知のように、「蝋」は灯りとして用いられましたが、百目蝋燭になると1本200文もしたとか、大工の日当が平均で1日500文ですから、いかに高いかがわかりますね。 そして、当時としては当然「最高級品」でした。 こうした自分の小指の「代替品」を客に贈って、 「私は、ウソはつません」 と言う証にしたのです。 イギリスの「蝋人形」を思い起こします。 現代でも、ヤクザの世界でウソをついたりすると小指を切断したりしますよね。 「約束を守る」の意味から「指きり」が発祥したようですね。
- ssytmg4
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江戸風俗や浮世絵の研究家として活躍された杉浦日向子さん著『江戸へようこそ』によれば、本当に小指を切ってしまう訳ではなく、しんこ細工で造ったものを桐の箱に入れて、男の人にそれらしく渡すというがほとんどだったそうです。そのための細工職人も吉原に住んでいたそうです。 そのような習慣が世間一般に広まり、小指をからませるようになったのではないでしょうか。 新粉細工(しんこざいく)とは、米の粉を蒸してお餅状にしたものに細工を加え、身近な動物や魚などを作る職人技。