電気はすべての物に通りますか？

質問

電気はすべての物に通りますか？
だいぶ前のことですが、物理の授業で電流と抵抗の話の中で先生がこのようなことを言っていたような気がするのですが…

世間で「電気を通さないもの」と言われている物は実は「極めて通しにくい」だけであって、とてつもなく高圧で大きな電気を流せば全ての物に電気を流すことが出来る

私の聞き間違いの可能性が高いのですが、気になって仕方がないので詳しい方に是非教えて頂きたいです。
またこれが事実でなかったら、電気はどんな物質なら通るのか、身近では体験できないような大きな電流しか通さないものなども含め、あまり知られていなさそうな物も教えてください。
（例：実はガラスも電気を通す！…のような感じで…）

回答No.4

burahuman · ベストアンサー

その前に電圧と電流の定義を理解してくださいね。

この場合交流の話になると少し脇道に逸れてしまうのでここでは直流限定でお話しをするとまず絶縁体とはどういう物を言うかですが電界を加えても電子が移動しないもの、とお考え下さい。
問題はどんなに大きな電界を与えても絶対に電子が動かない物質は存在するか、と言う訳ですが存在しないと思います。
理由ですが電子が原子の一部として留まっていられるのは原子核と電子間の電気力に拠るものでこの力の大きさは当然有限です。

これに外部から電界を加えた場合その大きさは理論上無限に大きくなれる訳で早い話が有限の力と無限の力はどちらが大きいか、と言うような問題になってしまいます。
当然無限の方が大きいですから際限なく電界を大きくしていけばいずれは電子が動き出し絶縁は破壊される訳です。

仮に原子核だけでがっちり固まった集合体に大きな電界を与えた場合陽子が動くかと言う問題になりますがこれは電子のような訳には行きません。
理由ですが陽子と中性子を繋ぎとめている核力は電気力に比較して桁違いに強いので簡単には壊れませんがそれでも核力と言えども有限ですから無限に大きくなれる電界に勝てるとは思えませんね。

回答No.5

burahuman

ちょっと一言
電流が流れないのに発熱するという事は有りません。
電流による発熱はジュール熱と呼びますがこれは
発生熱量∝電流×電圧×時間
で表せますが電流がゼロなら熱も出ないわけです。

別の見方から考えても
消費電力量＝電流×電圧×時間
この式で電流がゼロなら消費電力量もゼロな訳でそれなのに“発熱と言うエネルギー”が発生するならこれは無から有が発生した事になり永久機関が完成してしまった事になり大きく矛盾します。

いずれにしても電圧と電流の意味を理解してください。

回答No.3

kussetsu

大きな電流であればどんなものにも電気は通ります。
ゴムでさえも信じられないぐらいの大電流を使えば電気は通るかもしれないですが
恐らく通るよりも熱が発生してゴムは焼き切れてしまうでしょうね。
しかし、薄くスライスして両端に電圧をかければ通ります。
電気が通らない物質があるとすればそれは抵抗が無限大のものでしょうが
現実にそんなものは存在しないでしょう。
宇宙の果てにはあるのかもしれないけれど。

補足

電気が流れる前に熱で切れてしまうとは…考えていませんでした！
どんな物でも通ってしまう電流とは具体的にはどれくらいの大きさ・電圧なんでしょうか…

回答No.2

qwsz12b

電気とは何か？
電荷の移動です。電気という場合は、主に電子のことです。

金属の場合、電子は金属原子の隙間をスルスルと楽に通るので、金属の抵抗(正確には抵抗率)は小さいです。

雷は大気中の原子を、簡単に言うなら吹き飛ばしながら進みます。隙間が狭いので。ですから、空気の抵抗(抵抗率)は大きいです。

つまり、電子を必要なだけ高速でぶつけて、物体を破壊しながら進めれば、それは電気を通したといえます。

私たちの知る物質の中で、高速(光の速度近く)な電子に衝突されて、無事な、確かな物は、有りません。よって、すべての物は電気を通します

＞確かでない物
ブラックホールの中心点
現代科学で解明できていないから

回答No.1

gn_drive

空気でしょう。落雷はとてつもなく大電流です。プラズマ。

また直流ではなく交流電磁波の流れとあれば、ガラスなんて簡単に通過します。