• 締切済み

電気における「接地」が理解できません。

電気における「接地」がわかりません。 大地に電極を差し込んで、そこに電流が流れるのでしょうが、その電流は何処に向かって流れるのでしょうか? その際に接地抵抗が低いほうが流れやすいには分かりますが、接地抵抗って、あくまで接地極の近辺で測定するものですよね? たとえその近辺だけ低くしても電流が流れていく先までの経路の抵抗が高ければ、意味がないような気がするのですが・・。 接地に関するいろんな情報知識を読むのですが、どうしてもきちんと納得理解ができません。 私の専門的な知識力と理解力が足りないのは承知していますが、どなたか「接地」というものに関して、わかりやすく教えていただけるとありがたいです。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • Nebusoku3
  • ベストアンサー率38% (1464/3823)
回答No.13

No2,5,7,8,9,11です。追加のご質問にお答えします。 >2)の件 つまり対地間浮遊容量は、少ないほうがいいと理解していいのでしょうか? 極端な話、ないのがベスト?  → そのとおりです。三相の対地浮遊容量同士の相間均衡が取れて、 限りなくゼロにしていこうとするものです。(実際にはゼロにできないことはご存知とは思いますが。 ロスは必ず存在します。) 自分も過去に電気主任技術者(電検三種)の免状獲得のために分らない事だらけで、いろんな資料を見ましたが、幅広く見ていたらなんとなく全体像が分ってきました。 6教科か8教科だったと思います。(だいぶ前ですが、おかげで獲得できました。) その方面に進まれるのであれば最初から全てを知るのはかなり困難と思いますが頑張ってください。

horisukankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 電気の知識を勉強中ですが、わからないことが多く、質問させていただいてます。 よろしくお願いします。

回答No.12

あえて追加の回答をさせて戴きますが・・・ (接地)電流は地球がどんなに大きくても途中で消失したりはしません(電流の連続性). したがって,必ず回路をなして循環しています. いわゆる交流の安全のための接地においては,単相なら(電気的に充分近い)電柱等で 片側の電線が接地されてます.3相ではS相の線が接地されてます. だから,どこかで障害が起こって非接地側の線から接地を経て大地に電流が流れた とすると,(広いからほぼ抵抗0の)大地を通じて,その電源側の接地線に戻ります. それで,この電流は理論的には熱になるわけですが,広大な範囲に分散した微少電流 として流れているので発熱は問題にならない,つまり,事故対策になるということです. なお,対地間浮遊容量なんかではほとんど流れません. ここでいう交流はf=50Hzか60Hzのことでしょう. コンデンサのインピーダンス1/ωCで求まりますが, どこ部分の対地間浮遊容量が接地電流を通すほど大きいのでしょうか? これが数μF(1μFで2.6KΩ程度で100VACなら38mA流れる)もあるようなら, そもそも,長い送電線部分からの電気はダダ漏れで工場や各家庭には ほとんど届きませんね. Nebusoku3 さんからの 回答での「送電時の捻架」というのは, あくまでも送電側からみた長い送電線の浮遊容量とインダクタンスの影響で 無効電力が流れるのを改善するための手法でこれは接地とは直接は関係ありません. なお,ついでに,物と物を接触したときの接触抵抗は,接触する面の間に存在する と誤解しがちですが,(半導体などでない限り)そんなことはなく, ひたすら接触面積によるのです. だから導線と導線を接続する場合,導線を捻ったくらいでは 接触面積が少ないときにハンダ付けで隙間を埋めるのです. 同様に接地するとき,直径の太い長いアース棒を使い, 周りに炭素粉をまいいたりするのはそのためです.

horisukankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 接地抵抗測定において、測定極P,Cを設置する位置によって、測定抵抗値が変わると聞きました。複数箇所を測定して、接地抵抗測定値が1箇所でも規格値範囲内に収まっていれば、電流はその経路を流れると考え、OKとしていいのでしょうか? >なお,対地間浮遊容量なんかではほとんど流れません. >ここでいう交流はf=50Hzか60Hzのことでしょう. >コンデンサのインピーダンス1/ωCで求まりますが, >どこ部分の対地間浮遊容量が接地電流を通すほど大きいのでしょうか? 「非接地の配電線経路の場合、地絡電流は対地間静電容量を流れる」と聞いたことがあるのですが、それは間違いなのでしょうか? そもそも非接地のときは、地絡した電流はどこを流れて、電源へ戻っていくのでしょうか?

  • Nebusoku3
  • ベストアンサー率38% (1464/3823)
回答No.11

No2,5,7,8,9です。 No10の回答者さんからのご指摘ですが、その測定方法は前の時点で紹介済みですのであえて毎回は表記しませんでした。 1)の件 >質問者さんはどのような接地抵抗で、それをどの様に測定するのであれば納得されるのかよくわかりませんが、端的に言えば、安全を確保するための抵抗値と、それの測定方法を 「取り決めたもの」 ですね。(何が目的かというところからの取り決めと理解して頂ければと思います。) >「安全確保のために法令でこう決まっているのだから、それが何故そう決められているのかその理由など知る必要はない」ということでしょうか? 私は、「漏電電流が流れる経路の抵抗値をどうやって求めるのか」が知りたいのです。 Ans。; それが決められているのか理由など知る必要は無いということではありません。 何故そう決められているかという理由は最初から一貫して述べていますが、接地工事が必要な場所にいる人や機器の安全を保つ為にそれが決められているのです。 又、前にご紹介しました次のサイトはご確認されましたでしょうか? すべての項目を開いていただくとかなり分かり易く書いてあります。他にも紹介しましたがここだけで十分ご理解されるのではないでしょうか。 http://www.chiko.co.jp/setti/faq/001.html 2)の件 対地間浮遊容量とは、つまりほとんどは高圧電線と鉄塔間にあるものなんですね。「対地」というので、電線とその下の地面の間の空間に漏電電流がたくさん流れているのかと思っていました・・・。 Ans,; 「対地間浮遊容量とは、つまりほとんどは高圧電線と鉄塔間にあるもの。。。」ではなく、それがわかりやすいので例に挙げたもので、対地間浮遊容量 は 正しく、送電線の長い経路において対地との容量のことです。 送電線を「捻架」することで三相と対地との浮遊容量を最小限に抑えることが可能です。 (高圧電線と鉄塔間では音を立てている場合は 「放電」 が起きているのです。) もう一度、「捻架」 に関するURLをおいておきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8D%BB%E6%9E%B6 http://www.jeea.or.jp/course/contents/04101/

horisukankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 1)の件 ありがとうございます。わかりました。 2)の件 つまり対地間浮遊容量は、少ないほうがいいと理解していいのでしょうか? 極端な話、ないのがベスト?

回答No.10

回答者は,自分の意見を言うのではなく,関連分野の理論を勉強して また「接地の定義」を調べてから,正しい回答をしましょう. さて,大地の「抵抗率ρ」は,地質によって数10Ω・m ~数kΩ・m あって,これを見ると比較的高い様な気がしますが, 電流が,断面積Sで長さLの物資の中を一様に流れているとすると その抵抗は,R=ρL/S[Ω]となります. 仮に土の一辺が1km×1kmの断面積で,その中を電流が一様に流れるとしたら, 長さが100mあってもその抵抗は上記式から,ほぼ0Ωになりますね. 要するに地球は大きいので,大地全体に電流が流れれば抵抗は0ということですね. 接地の場合は,(地球規模に比して)小さな部分で大地と接触してますので, 接地部分から流れ出す電流の流路の断面積は小さいので, これが,主たる接地抵抗の成分になります. しかし,接地部分から離れると地球規模まで電流の流路面積は広がりますので, 途中の大地の電気抵抗はほぼ0と見なせるのです. さて,「接地抵抗」の定義=測定法が「日本電気技術者協会」のサイトに ありますの一読してください. http://www.jeea.or.jp/course/contents/02203/ この状態を電気回路的に図に書いて見ました. 大地の抵抗を集中抵抗で近似すれば,これが立体的に網目状に 接続されていることになります. 電気回路の問題として考えると,接地電極の近くは,接続抵抗の数が少ない (=電流の流れる流路が少ない)ので高抵抗に見えますが, 距離が離れると上下左右に抵抗がつながっているので電流路は急速に 広がっていきますので,等価抵抗は低くなります. つまり,接地抵抗は,接地棒が大地と接触する面積が大きいほど 電流の流路が多くなり,つまり抵抗が並列になった様になり, この部分の抵抗が小さくなります.また,接地棒から離れるとき 電流が周辺に一様に広がるとすると,流路面積は距離の2乗に比例して大きく なるので,この逆数で抵抗が小さくなります. 電流分布は明らかに一様ではありませんが,概ね上記が成り立つとすれば, 接地棒のから離れるに従って「急速に」等価抵抗は減少するのです. 実測でも,接地電極の近くは電位の変化が大きく,少し離れると電位変化は平坦になります. 2点間の電位差が小さいということは抵抗が小さいと言うことです. こうして,接地点とかなり離れた点の電圧Vを測り,このとき流れ込んでいる 電流をIとすると,接地の部分の抵抗はR=V/Iだけの等価抵抗があることになります. これが,接地抵抗です. 結論で言えば,接地抵抗は接地棒のすぐ近くの大地部分を含んだ抵抗といえます. なお,このようにして測った抵抗ですから,数m離れた2つの接地抵抗10Ωの接地棒 の間の抵抗は,実際に測ってもほぼ20Ω(+αはあるが)になります.

horisukankei
質問者

お礼

非常にわかりやすいご回答ありがとうございます。 私の理解できていない部分のモヤが晴れていくような感じです。感謝します。 接地抵抗がなにを意味しているのかは、やっとわかってきたのですが、まだひとつ、わかってない理由の一つに、接地の回路を電気回路として考えると、そこを流れる電流が、どこからどこまでを流れていくのかその経路がわかっていないことが挙げられます。 A,B,C,D種それぞれの接地極に流れ込んだ漏電電流は、大地を通って、どこに流れていくのかがわかっていません。 実際の電気設備を例に取って、具体的な電流経路(設備のどの部分からどの経路を通ってどこへ流れるか)を説明していただけるとありがたいです。 接地抵抗を含む、漏電電流の流れる電気回路が、どういう回路なのかがわかっていないので、理解ができないのだと感じています。

  • Nebusoku3
  • ベストアンサー率38% (1464/3823)
回答No.9

追加のご質問のようですので、回答いたします。 1)の件 >●接地の意味は接地が必要な電気設備の周辺の人を保護する目的ですので範囲を広げる必要はありません。  >ここが「接地抵抗」というものに対して私がもっとも理解できていない部分です。 接地抵抗とは漏電電流が流れる経路の抵抗値のことですよね? だとすると、漏電電流が流れ込む接地極から、それが戻っていく電源側の接地極までの大地の抵抗値が「接地抵抗」になると思うのですが、それがなぜ接地極近辺の抵抗値を測ることで求められるのでしょうか? そこの概念が知りたいです。 Ans.; この接地抵抗の概念は電気保安協会、や省令、電気技術基準で決められた、人や設備の安全を基準にしたものです。 接地極近辺の抵抗値を測ることで求められるのはその為です。 質問者さんはどのような接地抵抗で、それをどの様に測定するのであれば納得されるのかよくわかりませんが、端的に言えば、安全を確保するための抵抗値と、それの測定方法を 「取り決めたもの」 ですね。(何が目的かというところからの取り決めと理解して頂ければと思います。) 接地極から大元の電源までの抵抗をどの様に測定するのか又、その値に関しては安全基準に関してあまり、意味を成さない内容になります。(長い距離を線でつないでテスターのようなもので計れるのかというと、実際上は計れませんし、無意味です。) ●漏電などの異常が発生しても、接地することで接地極の周辺にいる人の体に危険な電圧が及ばないように考えたのがその(接地概念の)基準となるものです。 数学でいえば 1+ 1 = 2 にしようね。 と決めたようなもので、何で 2 になるの? と言った場合、その深い概念まで遡り、論文ができるかもしれません。 2)の件 >●電源側が非接地の場合は、対地間浮遊容量を経由ですが、実際は送電時に 「捻架」(ねんかと読みます)という手法によって対地容量の不均衡をなくし、浮遊容量によるリークを最小限にしています。 >ものの本によると、高圧の場合、対地間浮遊容量を経由する電流は常に流れていると書いてましたが、これはつまり高圧配電線や送電線の近くの空間には地面から電線に向かって電流が流れているということですよね? 実際どれくらいの電流値が流れているのでしょうか? 人間に影響はないのでしょうか?(すいません。ちょっと質問の趣旨と異なってきましたが・・) Ans.; 高圧線の鉄塔などから時々、「ジー、ジー。。。」 のような音を聞いた経験はありませんか? あれは高圧で放電している音ですね。(雨の日などが多いかも) あれは高圧線と鉄塔との間、での放電が主と思います。(地表にいる人までは影響は少ないでしょう。 蛍光灯管の端をもって鉄塔の方へ差し上げたら、ほのかに点灯したというのを聞いたことがありますのでゼロではないでしょうね。)   又、送電線と地表間でも 起こりうるのですが、先に述べた 「捻架」 によって対地的には基本的に三相交流の合成した電圧(三相の平衡が取れていれば地表へは 0V)の影響となります。 以下は電気設備技術基準です。参考までに通読されることをお勧めします。; http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/law/files/dengikaishaku.pdf

horisukankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 1)の件 >質問者さんはどのような接地抵抗で、それをどの様に測定するのであれば納得されるのかよくわかりませんが、端的に言えば、安全を確保するための抵抗値と、それの測定方法を 「取り決めたもの」 ですね。(何が目的かというところからの取り決めと理解して頂ければと思います。) 「安全確保のために法令でこう決まっているのだから、それが何故そう決められているのかその理由など知る必要はない」ということでしょうか? 私は、「漏電電流が流れる経路の抵抗値をどうやって求めるのか」が知りたいのです。 2)の件 対地間浮遊容量とは、つまりほとんどは高圧電線と鉄塔間にあるものなんですね。「対地」というので、電線とその下の地面の間の空間に漏電電流がたくさん流れているのかと思っていました・・・。

  • Nebusoku3
  • ベストアンサー率38% (1464/3823)
回答No.8

No5と7です。 1)の件 >接地抵抗は、接地極と周りの大地間の電位差を測定することはわかりました。ただ、これはあくまで、接地極近辺の大地との抵抗値ですよね?実際の漏電電流は、接地極から電源側の接地極に戻っていくわけですから、その間の抵抗値が本当の「接地抵抗値」ではないのでしょうか? ●接地の意味は接地が必要な電気設備の周辺の人を保護する目的ですので範囲を広げる必要はありません。 又、接地抵抗の定義と測定方法はそのように決められています。(他の方法もあったと思いますが。 xxxメートル法など) 2)の件 >漏電電流が電源側の接地へ戻っていくことはわかりました。電源側が非接地の場合は、対地間浮遊容量を経由するんですね。これはつまり大地とケーブルなどの間の空間を漏電電流が流れているということですよね? ちょっと怖い気がしますが・・・。 ●電源側が非接地の場合は、対地間浮遊容量を経由ですが、実際は送電時に 「捻架」(ねんかと読みます)という手法によって対地容量の不均衡をなくし、浮遊容量によるリークを最小限にしています。 そのため、受電側で接地すれば大きな影響を受けにくくしています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8D%BB%E6%9E%B6

horisukankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 1)の件 >●接地の意味は接地が必要な電気設備の周辺の人を保護する目的ですので範囲を広げる必要はありません。 又、接地抵抗の定義と測定方法はそのように決められています。(他の方法もあったと思いますが。 xxxメートル法など) ここが「接地抵抗」というものに対して私がもっとも理解できていない部分です。 接地抵抗とは漏電電流が流れる経路の抵抗値のことですよね? だとすると、漏電電流が流れ込む接地極から、それが戻っていく電源側の接地極までの大地の抵抗値が「接地抵抗」になると思うのですが、それがなぜ接地極近辺の抵抗値を測ることで求められるのでしょうか? そこの概念が知りたいです。 2)の件 >●電源側が非接地の場合は、対地間浮遊容量を経由ですが、実際は送電時に 「捻架」(ねんかと読みます)という手法によって対地容量の不均衡をなくし、浮遊容量によるリークを最小限にしています。 ものの本によると、高圧の場合、対地間浮遊容量を経由する電流は常に流れていると書いてましたが、これはつまり高圧配電線や送電線の近くの空間には地面から電線に向かって電流が流れているということですよね? 実際どれくらいの電流値が流れているのでしょうか? 人間に影響はないのでしょうか?(すいません。ちょっと質問の趣旨と異なってきましたが・・)

  • Nebusoku3
  • ベストアンサー率38% (1464/3823)
回答No.7

No2です。 追加のご質問にお答えします。 >確認ですが、つまり「接地抵抗=10Ω」とは、接地電極とそれに接する大地の間の「接触抵抗」と理解していいのでしょうか? ⇒ ”接触抵抗 + 規定の距離の大地の抵抗” です。  1)>その際、地球は導体として考えます。漏電に対して十分に低い、安全範囲の抵抗値が確保可能。  とありますが、地球をなぜ導体と考えられるのでしょうか? 漏電箇所~接地線~大地~電源へと漏電電流が流れますが、実際「大地」の部分の抵抗って、かなりあると思うのですが、それが接地抵抗値ということなのでしょうか??? ⇒ ”実際「大地」の部分の抵抗って、かなりある” というのでは無く、”十分低い” ですね。  測定方法: これで100Ωであればその抵抗値です。 次のサイトがかなり詳しいようです。 http://www.chiko.co.jp/setti/faq/006-5.html http://www.chiko.co.jp/setti/faq/002.html http://www.actv.zaq.ne.jp/gaagc102/frame1.htm 2)>仮にトランスの絶縁が悪く漏電した場合、高電圧が直接、屋内に行くことになり、非常に危険です。 屋内への引き込み口で「接地」をすることで、その高電圧の漏れ電流を防ぐことになります。 低圧に高圧が混入した時に低圧部を接地していればいいようですが、ではそのとき低圧に混入した高圧の電気は、接地箇所から何処に向かって流れていくのでしょうか? ⇒ 電気は送電側(供給元)から発して(受電側)との回路が構成されて始めて流れます。漏電が受電側で起きた場合、接地を通じて回路が出来上がります。送電側では無接地方式もあるようで、その際は大地との浮遊容量などを経由します。(高圧の場合) 下のURLでは スター(Y) 結線の送電例を検証しているようです。 Yの場合、過去には中央の結合点(中点)が理論上 0V となることから ここを接地していたこともあったようですが、 逆に 0V であるためにこのポイントを設置しないで3本だけで送電することが一般的になったようです。 http://www.actv.zaq.ne.jp/gaagc102/frame1.htm 3)接地抵抗種別にABCDとありますが、種別分けしている理由はなんでしょうか?  ⇒ 接地の目的はあくまでも安全確保のためです。 その為、発電所、変電所などその用途によって接地抵抗基準が異なってきます。(接地抵抗をあまり低くしすぎない用途もあるのです。) 一般に人体の内部抵抗値は500Ω程度といわれています。ただし、皮膚の乾燥具合で大きく変わってきます。 参考: http://www.kyushu-qdh.jp/public/howto_electlic_shock.html ⇒ 用途ごとの接地抵抗の違いは漏電事故が発生しても人間や機器を安全に保つことができる範囲の基準を決めたものです。 人間の抵抗値に対して漏電電流を接地側に分流してやれる範囲を決めたものです。(人体およそ2000Ω程度としても良いかも) 漏電遮断機があればなお安全ですね。 参考 http://www.teikou.net/article3/

horisukankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 1)の件 接地抵抗は、接地極と周りの大地間の電位差を測定することはわかりました。 ただ、これはあくまで、接地極近辺の大地との抵抗値ですよね? 実際の漏電電流は、接地極から電源側の接地極に戻っていくわけですから、その間の抵抗値が本当の「接地抵抗値」ではないのでしょうか? 2)の件 漏電電流が電源側の接地へ戻っていくことはわかりました。 電源側が非接地の場合は、対地間浮遊容量を経由するんですね。これはつまり大地とケーブルなどの間の空間を漏電電流が流れているということですよね? ちょっと怖い気がしますが・・・。 3)の件 各条件によってABCDそれぞれの安全確保ができる抵抗値が決められているというわけですね。わかりました。

  • Nouble
  • ベストアンサー率18% (330/1783)
回答No.6

先に挙げたアドレス 加えて http://www.teikou.net/ を参照頂けますか?

horisukankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 接地抵抗は、電気が流れる経路の抵抗値だと思いますので、実際の接地極~接地極までの間の大地の抵抗ですよね? つまり、何100m(または何km)もある大地の抵抗が、10Ω以下とか100Ω以下とかいうわけなんでしょうか??? とてもそんな低い値にはならないと思うのですが・・・。

  • Nouble
  • ベストアンサー率18% (330/1783)
回答No.5

http://www.chiko.co.jp/setti/faq/002-1.html より抜粋 1)接地抵抗とは 接地(アース)…電気装置などを大地と接続すること。また、その接続線。 つまり、『接地抵抗』とは、“電気装置などを大地と接続した時に電気の通りにくさを示す値”という意味があります。 電気が大地に流れて行くときに通る経路は、電気装置→接地線(アース線)→接地極→大地となっています。 接地線(アース線)や接地極の抵抗は、金属製のため問題となりません。また、接地極と大地との接触抵抗も工事の時にそれらが十分に密着するように配慮することで小さいものとなります。しかし、電流が最終的に流れ出て行く大地の持っている抵抗の性質を変えることは困難です。つまり、接地抵抗は“大地の持つ電気的な性質(大地抵抗率)”に大きく依存しているということになります。                抜粋以上 >接地抵抗は“大地の持つ電気的な性質(大地抵抗率)”に大きく依存しているということになります 此処が気になっているのですね 接地に興味があるところを見ると 抵抗の配置による値の加減 此は理解されていますね? 並列にすれば減ります よね? では、名目の話 アース棒を十分長く太くして 此に極狭い幅の絶縁体を巻き 交互に接地面と絶縁面が 来るようにします また、縦方向にも 細い抵抗の帯で、接地面に区切りを入れます 結果、 数百万箇所の大地抵抗に接する面ができた と、します あくまで名目です が 名目でなく 別に敢えて仕切らなくても 面積が増えれば 抵抗値は減ります 十分な面積で接地すればいい と、言えますね? さて、視点を変えて http://www.jeea.or.jp/course/contents/02203/ によると 大地抵抗は 山地(岩石)で 1メーターでは 2~5kΩ 通常の抵抗体が 数ミリも無い位で 此の位の値がざら 此を思うと 1メーターでやっと此の値 抵抗としては 微弱な方でしょうか? むしろ導体なのかな? と、すら思えます >電流が流れていく先までの >経路の抵抗が高ければ、 >意味がない 経路の抵抗は高いですか?

horisukankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 たしかに通常の抵抗体に比べると経路としての抵抗値は高くはないと思います。 では、「接地抵抗=10Ω以下」の10Ωとは、具体的にどこの抵抗値を指しているのでしょうか?

  • lumiheart
  • ベストアンサー率47% (1141/2405)
回答No.4

>大地に電極を差し込んで、そこに電流が流れるのでしょうが、その電流は何処に向かって流れるのでしょうか? 先ず地球自体は導体であると言う事実を認識しましょう 直流送電 http://www.hitachi.co.jp/products/infrastructure/product_solution/energy/smartgrid/power_electronics/hvdc.html 1条大地帰路 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B4%E6%B5%81%E9%80%81%E9%9B%BB#1.E6.9D.A1.E5.A4.A7.E5.9C.B0.E5.B8.B0.E8.B7.AF 「1条大地帰路」とは地球を導体として使って送電する、つまり地球は電線と同等の低抵抗体とみなせる まぁ、普通にその辺にある土をテスタの抵抗レンジで測っても、数百Ω以下の値は出ないので、 地球が導体であると理解出来なくて普通なのだが ただ単に銅の棒を1本打ち込むだけじゃあA種接地工事10Ω以下にはなりません 設置工事の実例 http://www.chiko.co.jp/setti/faq/004-8.html http://www.chiko.co.jp/setti/faq/004-11.html http://www.hokuden-earth.co.jp/construct/strip/index.html http://hagibor.co.jp/grounding/index.html 普通の電線の抵抗はミリΩ単位ですが、極細くすると当然ながら抵抗値は上がる 逆に、数百Ωの土であっても面積を大きくすれば抵抗値は減らせれる

horisukankei
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >逆に、数百Ωの土であっても面積を大きくすれば抵抗値は減らせれる これがいまいち理解できません・・。 「接地抵抗=10Ω」の10Ωとは、具体的にどの部分を指しての値なのでしょうか????