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今頃から目指し始める
大学4年の者です。今ごろになってなりたい職業が決りました。司法書士です。法学系の学部ではなく、広く浅く学ぶところで、法律はかじる程度しかやっていません。 なので、予備校に通って勉強することになると思います。民間企業から内定をいただいていますが、お断りするつもりです。今から目指す者に対して、是非コメントお願いします。 ※司法書士は難関試験だということは重々承知です。 学歴は地方国立大です。
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こんにちは、pawer1220さん。私は、29才で公務員を辞め、司法書士事務所の補助者となり、翌年、試験に受かりました。結果的に、仕事を辞めて受験に集中したことになりますが、今から思えばこの選択は間違っていたと思います。私の場合は結果オーライになっただけだと思います。 批判を恐れずに敢えて言えば、合格者の出身大学を見れば、この試験の性格が分かります。そう、まじめに、粘り強く頑張れば十分合格可能な試験と思われます。 一方、高学歴の人でも、辛抱の足りない人は脱落して行きます。 辛抱しているつもりでも、運悪く受からないで脱落してしまう人が数多くいることも事実です。 よって、今の仕事を辞めないで、土、日、祭日は10時間以上の勉強をするつもりでやれば良いのではないでしょうか。 仕事を辞め、あるいは就かないで、万一、試験に受からなかった場合は悲惨な状態になる可能性もありますね。 尚、その道に進んだ者として、老婆心ながら、資格について一言お話しておきます。私個人の感想です。 1、簡裁代理の資格が、はたして将来十分に活躍の出来るものであろう か。 1、司法書士の上?に弁護士がいます。激増する弁護士に司法書士が対 処して行けるでしょうか。 1、訴額が一定以下の制限など、扱える範囲がしれています。 1、いつまでも、多重債務の仕事があるでしょうか、多重債務を扱う弁 護士も多くなっています。 1、成年後見の仕事は果たして、司法書士の仕事としてありがたい?仕 事でしょうか。司法書士に適した仕事でしょうか。一度、検討して みてはいかがでしょうか。 1、商法に代わって、今は、会社法。役員の任期は10年以下等。商業 登記の件数は激減しています。 1、人口減による、不動産登記の減少が考えられます。 1、司法改革による司法試験合格者の増加とあいまって、司法書士合格 者も増えています。 以上、司法書士業界の現実及びその将来は、受験雑誌に書かれているような美味しい?ものでしょうか。 これらのことを鑑みると、果たして、あなたは職を辞めてまで、少々骨の折れる試験を受けられる覚悟はおありでしょうか。 おしなべて、司法書士のみならず、近隣の資格、税理士業界、会計士業界も、こと独立、これで生計を立てて行こうとすると、資格を取ったあとも大変な覚悟が必要です。取得した後の資格の生かし方も十分に考慮され、これらの本当の現状を把握された上、再度、お考えになられたらいかがでしょうか。 水を差す話ばかりで申し訳ありませんでした。でも、美味しい話ばかり聞かされて、過剰な夢を見て、はたして資格取得後、こんな筈ではなかったでは後の祭りです。とりとめのない話に終始しましたがお許し下さい。
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- evice
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仕事が無いのならともかく、せっかくの内定がもったいないですよ。 私なら、内定をもらったままで今すぐ司法書士の学習を開始し、来年の3月31日(4月1日が入社日として)まで目一杯勉強します。難関試験とはいえ、5カ月あるのである程度の形は作れます。 そして、4月からは仕事をしながら勉強し、7月の司法書士試験を受けます。もし合格したら、働きながら司法書士の求人を探します。 落ちれば、また来年に向けて勉強するだけです。最初の基礎さえ出来ていれば、後は毎日反復学習していれば良いので、そんなに長い学習時間は必要ないはずです。 こういう私も、同じような状況があって、大学卒業後働かずにある試験勉強をしていました。その後あきらめて就職しましたが、働いていなかった数年間のハンディは結構なものでした。経験もお金も。 司法書士試験の内容も法律ばかりではなく、「会社」に関する問題も多数出てきます。「会社」に入って身をもって経験するというのも貴重な体験ですよ。 勉強は、本気になれば働きながらでも絶対に出来ます。どんな難関試験でもです。 決断するのはあなたですが、私と同じ轍を踏まないよう祈っています。
お礼
ありがとうございました。 入社日までの時間、とにかく勉強して基礎を身に付けたいと思います。 実体験も教えていただき、大変勉強になりました。
お礼
ありがとうございました。 司法書士の方直々のお話を聞かせていただき、 大変勉強になりました。