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擬声語、擬態語がカタカナ
日本語の擬声語、擬態語はカタカナで書かれています。 なぜカタカナで書くのですか?
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- hitoyana
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意味を表すものはひらがなで、音を表すものはカタカナで書かれることが多いです。 漢字も訓読みはひらがなで、音読みはカタカナで表されます。外来語も読み方、音ですのでカタカナ、擬音語もカタカナ、音ではないけれども擬音語もそれに準じて、といいますか、あまり意味を感じませんのでカタカナ、という理解でいかがでしょうか
>なぜカタカナで書くのですか? カタカナの歴史的なことを知っていないと説明できないですね。 カタカナの使われ始めは漢文の読み下し用です。 国破山河在 城春草木深 漢文そのままでは読み下すことが難しいから、次のように小さい字でカナを振りました。 国破レテ山河在リ 城春ニシテ草木深シ まあ、本当の文字の使われ方ではありません。 「シルシ」のようなものです。 こういうことから、チャンとした言葉と言いかねる擬音語、擬態語、外来語に使われるようになりました。 (漢文読み下しから発したものには、この流れとは別に漢文読み下し調の法律条文や戦前の公文書があります) (擬音語擬態語は、俳句など文芸作品には多く使われており、チャンとした日本語ではないというと語弊があります。しかしまあ、昔はそういう認識であったと言えます)
- GATX103
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カタカナは、固さ・軽快さ・鋭さ・重量感・スピード感・近代性などを表したい時に使われます。(外来語がカタカナで書かれる理由と同じです) 逆に柔らかさや緩やかさなどを表現したい時にはひらがなを使います。 例えば、 【擬音語:実際にそのものから発せられる音を文字に表したもの】 「わんわん」「ワンワン」 「にゃーにゃー」「ニャーニャー」 「ぶーぶー」「ブーブー」 「ぴーっ」「ピーッ」 「わっはっは」「ワッハッハ」 「ばきゅーん」「バキューン」 「かんかん」「カンカン」 「がしゃん」「ガシャン」 「どかーん」「ドカーン」 「がたがた」「ガタガタ」 【擬態語:実際に音はしないけれど、様子や状態や心理などを文字として表現したもの】 「ふわふわ」「フワフワ」 「つるつる」「ツルツル」 「ぬくぬく」「ヌクヌク」 「にこにこ」「ニコニコ」 「ごつごつ」「ゴツゴツ」 「のろのろ」「ノロノロ」 「しんしん」「シンシン」 「そわそわ」「ソワソワ」 「のほほん」「ノホホン」 「げっそり」「ゲッソリ」 ひらがなとカタカナで表記したものを並べて見比べてみると、文字から受け取る印象がそれぞれ少しだけ違いますよね。この微妙な少しの違いを表すためにカタカナを使ったりひらがなを使ったりしています。 つまり、文章の書き手が読み手に伝えたいニュアンスによって書き分けているのです。 ただし国語教育における正式な文法としては、擬音語はカタカナ、擬態語はひらがなで書く決まりがあります。 しかし小説などでは上記のように、書き手によって自由に使い分けられていることが多いです。
少なくとも『広辞苑』の見出しでは,「ぎゃあぎゃあ」などとひらがなで書かれています。日本語ですから,正式にはひらがな書きが正しいのだろうと思います。 しかし,No.1の方が指摘されているように,「言語」として認識されず,「雑音」として認識される場合には(日本人は虫の声も脳内の言語野で認識しているという事実もあるようですが),カタカナ書きでも違和感はないということなんだろうと思います。自分でもしばしばカタカナで書きますが,正式な文書ではそもそも擬声語や擬態語は使いませんので,雑文ていどで使うという限定がおのずとつきます。
外来語はカタカナで書くように、 擬態語、擬声語も日常とは違うものという 認識からではないでしょうか。