- ベストアンサー
苛性ソーダで変色しない自然色素を教えてください
オリーブオイルと苛性ソーダで石けん作りを楽しんでいます。 白やクリーム色の石けんはいくつか作りましたが、だんだんもっとカラフルなものを作りたいと思うようになりました。 いくつか試したのは、石けんのタネにスパイス(パプリカ、ターメリック)やクレイなどを加えたり、チョコやコーヒーを入れる方法、色つきのオイル(レッドパームオイル)で作成する等です。 真っ赤なイチゴジュースや色が鮮やかなハーブティをつかったときは、みごとに茶色にかわってしまいました。 合成染料を使わないで、カラフルな石けんを使うことができたら楽しいと思います。 どうぞよろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
一般的に赤紫~青系の花や果物の色素であるアントシアン系の色素は アルカリには不安定です。また熱にも不安定ですので石鹸の着色には 向いていません。 また、葉緑素(クロロフィル)も加熱で退色する傾向が強いので 葉による染色も石鹸にはあまり向いていません。鉄や銅のイオンを 加えると安定になりますが、石鹸の泡立ちが悪くなります。 ベニバナなどの黄色の花の色素はフラボノイド系でアントシアン系の 色素よりはアルカリに安定です。 また、ターメリックや茜、紫根などに含まれる色素はフェノール系や キノン系の色素でこれらはアルカリで元の色とは別の色に変わります (一般的に赤くなる)が、色自体は安定です。 パプリカやニンジンの橙色の色素はカロチノイド系でこれらは アルカリで変色したりせずに安定です。 また藍(インジゴ)もアルカリに安定です。 ただ、アルカリでは変色しない色素にも蛍光灯などの光で退色する ものがありますので注意が必要です。
その他の回答 (1)
- shota_TK
- ベストアンサー率43% (967/2200)
天然染料には全然詳しくないんですが、まず、難しいと言われる青を出すなら、アントシアニジンがよろしいんじゃないかと思います。これは、酸性では赤、中性で紫、アルカリで青を呈色する色素です。 赤系で有望なのはクロロフィルの誘導体、アントラキノン染料、ナフトキノン染料でしょうか。動物性のアントラキノン(コチニールなど)は、試してみたいところですね。 いずれにしても、色素を精製せずに、草木染めみたいしてカラフルな石けんにするのは難しいと思いますよ。黒ならできますけどね。
お礼
お応えどうもありがとうございます。 教えてくださったアントシアニジン系色素にはどんなものがあるか調べたところ、、 赤キャベツ色素 、 シソ色素 、紫コーン色素、 ブドウ色素 、 ムラサキイモ色素などがあるとのことでした。 こちらで、ぜひ試してみたいと思います! どうもありがとうございました。
お礼
ご回答どうもありがとうございます! 詳しい説明で、とてもわかりやすかったです。 教えてくださったホームページも活用してみます。 どうもありがとうございました。