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苛性カリが床に落ちたときの対処法
- 苛性カリが床に落ちてしまった際の対処法をご紹介します。手や床についてしまった苛性カリの処理方法や注意点について解説します。
- 苛性カリが床にこぼれた場合の対処法としては、まずは手をしっかり洗い、その後お酢で洗うことが重要です。また、床の掃除には掃除機やお酢を使用することできれいにすることができます。
- 苛性カリの処理について、手のケアや床の掃除方法についてお伝えしました。適切な対処を行うことで安全かつ効果的に処理することができますので、ご参考にしてください。
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間が空いてしまいましたが。 >ずばり、水(氷水)に溶かした時点でかなり発熱しました。 やはり中身は生きていた(=苛性カリだった) ということでしょうね。 家庭で使うことはないでしょうが、 金属ナトリウムなんかも、表面が真っ白に 劣化しているので、ああもう死んでるな、 と思って水に放り込んだら爆発、という例を 聞いた事があります。 一番危ない状態にあることを前提に処理するのが 大原則です(何が一番危ない状態かは、 予備知識がないと分からないことですが)。 >ほかに余っていた水酸化カリウムで、液体石けんを作ってみましたが、本来使うべき分量だとなかなかできず、分量より少し足してやっとできました。水酸化カリウムの粒の表面が少し白っぽくなっていたので、これがまさに、炭酸カリの仮面をかぶった水酸化カリウムなんでしょうか。 レシピの量では足りなかった、ということであれば、 そういうこと(一部が水酸化カリウムではなくなっていた) でしょうね。ある物質の濃度や純度を知りたい場合、 あらかじめ濃度や純度が分かっているものと反応させて 反応に消費された量を調べる方法があります。 相手がサラダ油等だとそこまできっちりとした分析はできませんが、 いい目安にはなったのではないでしょうか。 実験をやっていると、どれほど経験を積んでも日々分からないことが 出てきます。それを調べたり人に聞いたり、試行錯誤しているうちに だんだん知識が身についてくると思います。 石けんづくりも実験みたいなものですし、良い経験をされたのでは ないでしょうか。
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- peroximon
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たびたびですが。 無事に処理終わったようで、よかったですね。 >さらに、おっしゃっていた通り、「炭酸カリの皮をかぶった苛性カリの塊」だったのではないかと思います。結構発熱しました。 中和の時は、どちらも発熱します。 水に溶かした時にもかなり発熱したのなら、苛性カリでしょうが。 >更に、容器の蓋と容器の間から漏れていた片栗粉のような発泡スチロールのようなものは、全く溶けませんでした。そして、発熱もなかったです。しかし、ph値は十分にアルカリだったので、おそらくその部分が炭酸カリの塊ではないかと素人ながらにみています。 いかがでしょう。。。 炭酸カリも、よく水に溶けますよ。 さらに炭酸を吸って炭酸水素カリウムになってた可能性もありますが、 あれも、炭酸水素ナトリウム(重曹)よりは溶けるはずだし… それは実物を見てみないとちょっと分かりませんね。すみません。 不純物で苛性ソーダが含まれてて、それが重曹になったのかもしれません。 プラスチックがもろくなって割れたのは、単に経年劣化だと思います (材質にもよりますが、ポリプロピレンであれば酸素や紫外線で結構劣化します)。 大学の研究室なんかだと、握ったら『バキッ』って言うような ポリ瓶が結構あったりしますね…そうなる前に、処分しましょう。
お礼
何度も何度もお世話になります。 ずばり、水(氷水)に溶かした時点でかなり発熱しました。ゴミ箱に捨てたり、そのまま水に流さなくて良かったです。 炭酸カリは重曹より溶けやすいという事で、あの解けにくかった物体は炭酸カリでもなさそうです。わかりませんが、水の中に入れてもびくともしなかったので、可燃ごみとして出しました。 それから、ほかに余っていた水酸化カリウムで、液体石けんを作ってみましたが、本来使うべき分量だとなかなかできず、分量より少し足してやっとできました。水酸化カリウムの粒の表面が少し白っぽくなっていたので、これがまさに、炭酸カリの仮面をかぶった水酸化カリウムなんでしょうか。 もう、いい加減トピを締め切ったほうがいいかと思いつつ、疑問が残っているので、最後に聞かせていただければ助かります。
- peroximon
- ベストアンサー率57% (19/33)
全てが炭酸カリになっていればそのまま捨てても大きな問題はありませんが、 中心まで全て炭酸カリになっている可能性は低いと思います。 表面は潮解した後炭酸ガスを吸って炭酸カリになっているかもしれませんが、 現状は「炭酸カリの皮をかぶった苛性カリの塊」といったところでしょう。 石けん作りに使えなさそうなら、その前の回答通り、 水に溶かして中和して捨てるか、業者に処理を依頼するか、です。
お礼
何度も私の疑問質問にわかりやすく、親身にお答えいただき本当に感謝しています。 本日、無事中和しました。ph値ph試験紙で7になるのを確認しました。 教わったとおり、氷水で苛性カリを液体にし、その後、クエン酸を加えました。流しに捨てた後、風呂の残り湯をバケツ二杯流しました。 さらに、おっしゃっていた通り、「炭酸カリの皮をかぶった苛性カリの塊」だったのではないかと思います。結構発熱しました。 容器のプラスチックは劣化しており、二つに割れてしまいました。 更に、容器の蓋と容器の間から漏れていた片栗粉のような発泡スチロールのようなものは、全く溶けませんでした。そして、発熱もなかったです。しかし、ph値は十分にアルカリだったので、おそらくその部分が炭酸カリの塊ではないかと素人ながらにみています。 いかがでしょう。。。 本当に何度もすみません。
- peroximon
- ベストアンサー率57% (19/33)
少々、ややこしい話になるかもしれませんが。 >それから、石けん作りを失敗した場合、本などにはしっかり口を縛って可燃ごみとして出すようにとありますが、苛性カリはそれはしてはいけないのでしょうか。それとも、単に、どろどろして、中和させるのが難しいからやむを得ず、という事なのでしょうか。 苛性カリをそのままゴミに出してはいけない、というのは、 強いアルカリ性だからというよりも、手に触れたり水に触れたりすると危険だからです。 アルカリ=危険、酸=危険、中性=安全、というわけではありません。 そもそも、石けんだって結構強いアルカリ性ですしね。 一方、天ぷら油等に苛性カリや苛性ソーダを加えたものは、分量さえ間違っていなければ、 固まっているかいないかに関わらず、基本的に中身は同じです。 要は、固まっている石けんか、固まっていない石けんか、それだけの違いです。 (分量を間違っていれば、油が残っていたり、苛性カリが少量残っていたりということは あるかもしれませんが、まあよほどのことがない限り誤差範囲です。) これを中和するのは、日頃使う石けんを中和してから流せ、というのと同じで、 あまり意味がありません。実際には可燃ゴミにしても、流しても、 安全上は特に問題ないはずです。ゴミにしろというのは、 分量を間違えて失敗した可能性と、排水負荷とを考慮してそう書いてあるのでしょう。 いずれにせよ、水酸化カリウムをそのまま捨てることは避けてください。 自分で中和したり、業者に出すのが面倒だったり、もったいないとお考えの場合は、 残りの水酸化カリウムの量から逆算して、最後にもう一度、石けんを作ってみてはいかがでしょう。 成功すれば使えばよし、失敗しても、既に危ないアルカリではなくなっていますから、 燃えるゴミにしても大丈夫です。
お礼
何度もすみません。 水酸化カリウムをそのまま捨てるのはよくないことはわかりましたが、 どうも、中身を良く見たのですが、もう石けんを作るのは難しい状況です。 というのは、以前は錠剤だったものが、今は、一つの石の塊のようになってしまっています。 これは、他の回答者様もおっしゃるとおり、水酸化カリウムではなく、炭酸カリウムの塊なのではないかと思います。塊の容積は見た目でざっと野球ボール一個分です。その場合はどの様に処分すればよいでしょうか。 何度もすみません。
- peroximon
- ベストアンサー率57% (19/33)
>本当に、今回のことは反省しています。無責任でした。 まあ、そこまで深刻にならなくてもいいと思います。 制限付きとは言え、市販されているアイテムですし。 おそらく、ongakukoさんと同じような状態になっても 気づかないまま放置しているご家庭は少なくないでしょう。 固体であっても、口についているのは 炭酸カリウムである可能性が高いと思いますが、 一応、水酸化カリウム(苛性カリ)であるという 前提の下に処理をしてください。 残りですが、少量であれば、ご自分で中和して捨てても構いません。 ただし、水を加える時も、酸を加えるときも、 かなり発熱しますので、注意してください。 まず、大量の氷水に固体の苛性カリを少しずつ加えてください (固体の苛性カリに水を注ぐと、沸騰して 濃厚な水溶液が飛び散るおそれがあります)。 中和の際は、クエン酸なり酢酸なりを、発熱がおさまるまでは 温度を確認しながら氷と交互に加えるのが基本です。 中和の完了は重曹で確認してもいいですし、 薬局等でpH試験紙を買ってきてもいいですね。 完全にpH7である必要はありません。 目立った発熱がなくなれば、後はクエン酸かお酢をがばがば入れて、 pH7より値を小さくすればOKです。 後は、流しに「ジャ-」で何ら問題ありません。 それで手に負えないくらいの量が残っているのであれば、 面倒でしょうが、業者に処理を依頼してください。 通常は薬局で購入しているでしょうから、そのお店に相談すれば 処理方法なり、処理業者なりを教えてくれるはずです。 薬品は、正しい知識と慎重ささえあれば決して恐ろしいものではありません。 石けんづくりの体験等は貴重なものだと思いますので、 これに懲りずに、またやる気が湧いたら色々チャレンジしてみてください。
お礼
色々ありがとうございます。 おっしゃるとおりにやってみます。 それから、石けん作りを失敗した場合、本などにはしっかり口を縛って可燃ごみとして出すようにとありますが、苛性カリはそれはしてはいけないのでしょうか。それとも、単に、どろどろして、中和させるのが難しいからやむを得ず、という事なのでしょうか。 何度もすみませんが、ご教授いただければ幸いです。
- peroximon
- ベストアンサー率57% (19/33)
リクエストを頂いたので、ANo.1の補足です。 >まず、苛性カリの容器を放置していたのは少なくとも三年です。 >容器と容器のふたの間から染み出してできたようにして塊ができていました。 お持ちの苛性カリは、液体でしょうか? 液体だとしたら、苛性ソーダや苛性カリの瓶に おっしゃるような白い結晶が出るのはよくあることです。 苛性カリ溶液が蓋の回りにべったり付着したまま栓をしたとか、 そういう記憶がなければ、十中八九炭酸カリウムでしょう。 というか、元の苛性カリが液体だとしたら、 一度水に溶かした水酸化カリウムや水酸化ナトリウムが 自然に再結晶することはまず考えられません。 溶液の方が安定なので。 実験室でも、液体の苛性ソーダや苛性カリを保管していると 栓のところに炭酸ナトリウムやら炭酸カリウムの白い結晶が 必ず付着します(おっしゃるような、ざらざらした光沢のない もろい塊です)。ガラス瓶にガラス栓だと、炭酸塩で蓋が固まって とれなくなってしまうので、ポリ容器を選択するのが原則です。 それでも、48%水酸化ナトリウム溶液の開栓はときどき苦労しました(^^; ただ、安全面を考慮して、結晶が(万が一)水酸化カリウムであるという 前提の下にお話すれば、水はしっかりかけておいてください。 一番良いのは、バケツか何かに水を張って、そのゴミ(紙パック?)を 丸ごとドボンとつけてしまうことです。そうすればまず心配ありません。 ちなみに、強アルカリを大量に扱う実験室では、万一こぼれた場合に それを拭き取ったウェスを放り込むため、水を張ったバケツやポリ容器を 常に用意しています。 >明日の朝がゴミ出しの日です。 明日の朝くらいであれば、水が乾かなければ大丈夫ですよ。 よく水に浸して、軽く水気を絞ったら袋に移し、 袋の中の空気を抜いた上で、中の水が漏れないようにしっかり封をしてください (空気が入っていると、ゴミ収集時に「ぽんっ」とつぶれて 収集の人に迷惑がかかる可能性がありますので、空気は抜きましょう)。 どなたかも書かれていましたが、薬品を扱う場合は、危険性や処理方法を 必ず把握してから取り扱うこと、使わなくなった薬品は定期的に処分すること、 これが大原則です。それでなくとも薬品は劣化するので、食品と思って、 1年以上使わない場合は惜しまずに処分することをオススメします。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 さて、補足も兼ねてこちらに書かせていただきます。 手持ちの苛性カリは固体です。プラスチックの容器に入っています。 更に、今確認したら、その中身も酷く堅くなっていて、外から容器を少し強く抑えたら、容器が破損(軽くひび割れた)してしまいました。 中も、恐らく外と同じようになってしまっています。 本当に、今回のことは反省しています。無責任でした。
- windwald
- ベストアンサー率29% (610/2083)
保管していた容器について バケツに水を張っておき、その中に容器を入れてください。 クエン酸(薬局で売っている)をどんどん入れて中和してください。よく混ぜることが大事です。 においを気にしなければ酢でもかまいません。 クエン酸は、もともとの水酸化カリウムの質量の1.25倍程度が必要ですが、 ベーキングパウダー(重曹)を加えたときに発泡が見られる程度になれば中和が完了したと見てかまいません。 反応後の液は流しに流した上で、しばらく水をだしっぱなしにしましょう。
お礼
回答ありがとうございます。 今回のことは非常に反省しております。 先ほどのご指摘もあったように、塩素ではなく、塩素系漂白剤のことでした。 保管していた容器、つまり、水酸化カリウムが入っていた容器は、水に入れて残りの水酸化カリウムを水溶液にして、それをお酢などで中和して流せばよいという事でしょうか。
補足
今日、無事に中和する作業を終えました。 クエン酸の量はとても参考になりました。 お酢では全然間に合いませんでした。 アドバイスを頂、非常に助かりました。 ありがとうございます。
- windwald
- ベストアンサー率29% (610/2083)
水酸化カリウムは塩基性(アルカリ性)ですから 酸性の気体である二酸化炭素を吸収する性質があります。 (反応して炭酸カリウムができます) 対処はほぼ間違っていないでしょう。 手がかさついたのも水酸化カリウムの塩基性のためです。 「塩素を素手で触ってしまった時のように」とおっしゃっておられますが、 塩素は気体ですので素手で"触る"ということはあり得ないかと思います。 たぶん塩素系漂白剤(ハイターなど)を使用されたときのようにということでしょうか。 塩素系漂白剤は、酸性のものが混ざると気体の塩素が発生し危険です。 この危険を防ぐために水酸化ナトリウムを混ぜ、ちょっとやそっとのことで漂白剤自体が酸性になるのを防いでいます。 水酸化ナトリウムも水酸化カリウムも取り扱い上の注意点は似たようなもの、 おそらく塩素系漂白剤を利用したときと同じ症状が出ただけです。 薬品の付着は大量の水で洗い流すこと、が基本です。 ただ、その対処以前の問題として、使用する薬品の性質について、 あまりに知識のない方が扱うこと自体避けるべきです。
- peroximon
- ベストアンサー率57% (19/33)
元化学メーカーの研究所勤務です。 高濃度のアルカリをキロ単位で扱っていたので、 こぼしたり拭き取ったりは日常茶飯事でした (本当はまずいのですが…)。 強いアルカリは脂肪やタンパク質を分解するので 手がカサカサするのはやむを得ないところです。 目に入ったのでなければ、じきに戻るので ongakukoさんの処置で問題ありません。 目など、粘膜についた可能性があるなら 念のため病院に行かれたほうがいいでしょう。 床の措置もそれで問題ないと思います。 強いていえば、苛性カリを吸ったゴミの保管ですね。 苛性カリは周囲の水分を少しずつ吸って発熱しますので (苛性ソーダほどではありませんが)、 可燃物(ホコリや油分など)と一緒に密閉された状態で 長期間置いておくのはあまりオススメできません。 ちょっとこぼれたくらいならまず大丈夫ですけど、 念のため、掃除機内のゴミは早めに処分してください。 一番確実なのは、大量の水をかけてびしゃびしゃにし (水が少ないとかえって危ないので、景気よく) ビニール袋に入れて、乾燥を防ぐために口を縛って 捨てることですが、少量ならそこまでやる必要はないと思われます。 他のゴミとは別に、燃えるもののないところに置いておいて、 ゴミの日の当日の朝に出しましょう。 もっとも、 >苛性カリの入った容器から、固まった苛性カリが容器の外に漏れて付着していました。 という状況からすると、こぼれたのは苛性カリ(水酸化カリウム)ではなく、 苛性カリが空気中の二酸化炭素と反応してできた炭酸カリウムかもしれませんね。 だとすると、発熱の件は心配しなくても大丈夫です。 炭酸カリウムも強いアルカリには違いないので、目などの粘膜についたら 危ないことに変わりはありませんが。
お礼
早くの回答、本当にありがとうございます。 とても納得良く回答で、とてもホッとしました。 粘膜には入っていませんし、とりあえず、一安心しました。 それから、炭酸カリウムかもしれないという事で、また疑問がわいたので、お付き合いいただければ幸いです。 まず、苛性カリの容器を放置していたのは少なくとも三年です。 容器と容器のふたの間から染み出してできたようにして塊ができていました。 塊は、きっちりした形ではありませんが、ふたの形の面影のあるもので、大きさが500円玉大、幅は小さいところで1cm、大きいところで3cmぐらいです。見た目が白くて、ざらざらした、片栗粉のような、発泡スチロールを割った時の様な表面です。 今、ナイロン袋に入れた後、スーパーの袋に口をしっかり閉じて入れているのですが、良くないでしょうか。 明日の朝がゴミ出しの日です。 もう一度解答いただければ大変助かります。
お礼
いろいろありがとうございました。 おっしゃる通り、本当に良い経験、戒めとなりました。