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日光東照宮 杉 根が石垣を崩さないの??
こんにちは、 日光東照宮では大きな杉の木が石垣(他、石の階段)のすぐ近くに育っていますが根が伸びてその石垣を壊したりしないのでしょうか? アンコールワットの遺跡では木の根が石の建築物を覆うようにして建物を一部崩していたので、そうならないのかなと思いました。 何か崩されないような工夫があるのでしょうか? 何かお分かりの方がいましたら教えてください。よろしくお願いします。
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アンコールワットを破壊しています樹木は、亜熱帯特有のガジュマルです。この樹木は別名「締め殺し木」と呼ばれまして、枝から気根を垂れ下げ、この気根が地面に接しますと太い根になります。その際に接します木や岩を締め付けまして、樹木なら枯らしてしまいますから「締め殺し木」と名が付いたわけです。ガジュマルについては良いサイトが見つかりませんでしたので同じ性質を持ちますアコウでご容赦ください。 http://www.geocities.jp/senchan3110/yakusima/04/yakusima04.htm 一方、杉はご存じのように気根は持ちませんし、広く深くは根を張りません。ですから台風等で良く倒れるわけです。特に日光地方の日光並木杉は根があまり張らないために現在はどのように保存するか研究中のようです。何かの参考になりましたなら…
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- ff01
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樹木や草本が石垣を崩すのは、割れ目に入った根が成長して、隙間を広げるためです。東照宮に限らず、城址などでは、そうならないように石垣の手入れを行っています。 手入れとは、隙間に根を下ろした草木の除去(地上部を伐る)と動いた石を元に戻す作業です。東照宮に聞いてみては如何でしょうか? 何もしなくて、数十年置けば、確実に崩れるはずです。そういう場所も全国にたくさんあります。例えば、信長の安土城跡もすっかり崩れていたのを、発掘、積み直したと聞いています。ちなみに、スギは成長が良いので、崩壊は早いでしょう。
お礼
ff01さん アドバイスありがとうございます。 アドバイスのように東照宮で聞いてみたら良かったですね。
- debukuro
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杉の根は下に伸びます あまり横には広がらないのです だから杉の植林地は土を捕まえる力が弱く山崩れを起こしやすいのです
お礼
debukuroさん 回答ありがとうございます。参考になりました。
お礼
suiran2さん いろいろと教えていただきありがとうございました。 特にカジュマルや杉の木の性質などすごく参考になりました。