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アルブミンについて
食べたたんぱく質は胃腸でアミノ酸にまで分解されて肝臓でアルブミンとなりアルブミンたんぱくの状態で体の各必要部署に運ばれそこでまたアミノ酸にまで分解されそこから体に合ったたんぱく質に再合成される、、、この文面は正解ですか? 私は今もアミノ酸の状態で体の各部署に運ばれそこで体に合ったたんぱく質に合成されると理解しているのですがどっちが正解なのでしょうか?
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およびでしょうか。 >で結局、 アルブミンから中間材料→たんぱく質生成 アミノ酸状態で体の各部署→たんぱく質生成 どっちが正解ですか? 先の方です。 アルブミンの形で各地の細胞に輸送されて、そこで分解し、ペプチドやアミノ酸となって、新しい物質が作られます。 >ヘモグロビンが赤血球の中にだけあるのと同じ原理かと思います→これについてもぜひ解説をお願いします。 血液中にヘモグロビンという物質があり、酸素を運んでいる、というのはいいですね? このヘモグロビンは血液100ミリリットル辺り16グラム程度の量がありますが、この濃さで実際にヘモグロビンを水に溶かすと、粘り気が出てしまい、ドロドロの液体になり、細い血管を流す事が出来なくなります。 その為、赤血球というカプセルの中に大量のヘモグロビンを詰め込んで、カプセルを血液に載せて流している、という仕組みになってます。 ヘモグロビンの場合は、酸素だけ出せばいいのでこれで済むのですが、たんぱく質やアミノ酸を運ぶのには、それらの物質自体が目的の細胞の中まで届かないといけないので、この方法は使えません。 その為、血液のドロドロ加減を減らす為に、小さいアミノ酸分子を沢山送るのではなく、大きなアルブミンという分子に作り変えてまとめて運ぶ、という仕組みになっています。 ドロドロ加減は溶けている(浮かんでいる、と言ってもいいです)粒子の数によりますので、分子の数を減らすことは血液を流して送るという方法では大変重要な意味があります。
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- myeyesonly
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こんにちは。 ご提示の文章はおおむね正しいですが、最後がちょっと違います。 完全にアミノ酸レベルまで分解されて作り直される場合もありますが、ペプチド、ポリペプチドといったアミノ酸がいくつかつながった中間材料?みたいな所までで組み立てるケースも多いです。 各細胞で必要なアミノ酸を、アミノ酸分子として血液で輸送してしまうと、分子数で膨大な数になってしまい、血中濃度がものすごく高くなり、溶け切れなかったりして困る事態が発生します。 アミノ酸だと平均分子量は 150 程度ですが、アルブミンの分子量は、約66,000 にもなりますので、単純計算でも分子数は 440 倍になります。 仮に溶解度に問題がなくて全部のアミノ酸が溶けたとしても血液の粘性が非常に大きくなり、血管を流すのに大変な労力を要する事になるでしょう。 この仕組みはヘモグロビンが赤血球の中にだけあるのと同じ原理かと思います。
補足
早速のご回答ありがとうございます。で結局、アルブミンから中間材料→たんぱく質生成ORアミノ酸状態で体の各部署→たんぱく質生成どっちが正解ですか?よろしくお願いします。 ヘモグロビンが赤血球の中にだけあるのと同じ原理かと思います→これについてもぜひ解説をお願いします。
お礼
本当に一般人なのですか?すばらしいです。ありがとうございました。ぜひまた教えてください。