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脂肪と油脂はどう違いますか?
小学6年の国語の漢字で脂肪と油脂が出てきます。 辞典で脂肪は動物や植物に含まれている常温では固体のあぶら。 油脂は(動植物からとった)油や脂肪 ▼油は常温では液体の油をさし、「脂」は固体のものをさす。 とあります。 どうちがうのかわかりません。
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化学・栄養学での意味と一般的な意味があり、使われ方も混同されているようです。厳密な区別ではなくごく一般的な意味としてはその辞典は間違っていないと思います。違いは書かれている通りで 脂肪…動植物に含まれるあぶらのうち常温で固まっているもの。例)牛肉や豚肉のあぶら、ヤシ油など 油脂…「油」は常温で液体のナタネ油や綿実油など。「油脂」は常温で液体のものと個体のものとの総称。油も脂肪も油脂に含まれる。 ただ、普通「脂肪のとり過ぎ」とか言う場合液体のものも当然含みます。これは栄養学的な意味で言っているからで、液体か個体かは区別しません。 化学的は分子構造で決められており液体のものを脂肪油、個体のものを脂肪、まとめて油脂と呼びます。化学的な意味は一般的な意味に近いですが、ところが見た目はどう見ても脂肪か油で一般的にはそう呼ぶのに「化学的には油脂でないもの」が存在します。栄養学で言う脂肪(脂質)は化学で言う脂肪油と脂肪をまとめたものです。 ちょっと難しいですが化学的な定義はこちら(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B9%E8%84%82)。 このように、一般的な意味と栄養学的な意味と化学的な意味に微妙な違いがあるので、厳密な違いは化学を習っていない小学生には難しいものです。
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- hinode11
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「脂肪」に関する辞典の説明は、少し変ですね。 栄養学では以前、三大カロリー源を、 (1)蛋白質 (2)澱粉(でんぷん) (3)脂肪 といいました。 最近は、三大カロリー源を、 (1)蛋白質 (2)糖質(旧、澱粉) (3)脂質(旧、脂肪) というようになりました。 ですから辞書では、「脂肪」の意味として、 (1)カロリー源の呼称 (2)油脂 と書かなくてはなりません。 むろん、小学生向きに易しく書くべきですが。
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