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「全かった」これはなんと読むのですか?

サンテグジュペリ「人間の土地」の堀口氏訳(新潮)に 『このときはじめて、僕らの邂逅は全かったのだ。』 という文章があるのですが、「全かった」の読みかたと意味を教えていただけないでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • SortaNerd
  • ベストアンサー率43% (1185/2748)
回答No.4

読みは「まったかった」、意味は「完全である」といったところです。 原型は、文語で「全し(まったし)」、口語ではあまり使いませんが「全い(まったい)」です。 「全う(まっとう)する」という活用形でなじみがあるのではないでしょうか。 「全く(まったく)」も元はこの語の活用形だと思います。

b03187
質問者

お礼

より全い回答をしていただき、感謝です。 それにしても日本語にはいろんな表現があるのですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.3

例えば、「鶴の舞は美しかった(うつくし・かった)」のように、 「僕らの邂逅は全かった(まった・かった)」と読みます。 形容詞【全い】(まったい)の意味は二通りあるようです。 (1)完全である。完璧である。 (2)安全である。無事である。 サンテグジュペリ「人間の土地」の文章『このときはじめて、僕らの邂逅は全かったのだ。』は、この前後の文章を知らないので、(1)の意味なのか(2)の意味なのか、よく分りません。

b03187
質問者

お礼

2種類の意味があるのですね。 今回の場合は(1)の意味のような気がします。 回答ありがとうございました。

  • c2662fly
  • ベストアンサー率54% (45/83)
回答No.2

「まったかった」じゃないでしょうか。 完全、完璧ということです。

b03187
質問者

お礼

まったかったという言葉があるんですね。 勉強になりました。 早々の回答ありがとうございました。

  • tonimii
  • ベストアンサー率30% (185/607)
回答No.1

なかった

b03187
質問者

お礼

「全かった」で「なかった」とも読むようですね。 回答いただき、ありがとうございました。

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