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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:現代文の解き方)

現代文の解き方

このQ&Aのポイント
  • 現代文を解くためのアドバイスをお願いします!
  • 身体という不気味な存在について考える現代文の解き方について教えてください。
  • 自分で自分を感じるための手段としての痛みとは何か、現代文の解き方を教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • fumkum
  • ベストアンサー率66% (504/763)
回答No.4

>現代文を解くときは、文章中の語句を利用するということで以下の文章題を頑張ってみたのですが、苦手というのもあって解くことができません。 どなたかアドバイスをお願いします! 長い間設問を解かなかったので自信はありませんが、以下参考までに。 現代文の解き方の前提として、本文中に答えがある、もしくはヒントがあるということです。もし、この前提が崩れると、現代文の問題ではなく、他の知識を必要とする問題となってしまいます。 さて、前置きはこのくらいにして、「説明せよ」とあった場合、多くは「言い換えなさい」ということです。ここでは、「加工すること」・「この不気味なものを手なずけようとした」を、原則として文中の言葉を用いて言い換えます。 その前に、やらなければならないことがあります。主語と指示語です。 この文(センテンス)の主語ですが、前の文に「身体を加工するようになった。」とありますので、「加工すること」は「身体」を「加工すること」と言っているので、「身体」が主語になります。(ついでに書くと、「身体」は中心語句-文章全体の話題の中心-でもあります。) 次に「この(不気味なもの)」の指し示す内容ですが、前の文に、「身体がわけの分からない不気味なものである(と認識した結果)」とありますので、「この(不気味なもの)」=「身体」と言うことになります。(格助詞「と」の前で一文が終わっているのが普通です。これを覚えておくと便利です。) となると、「加工することによって、この不気味なものを手なずけようとした」=「身体を加工することによって、身体を手なずけようとした」ということになります。(なぜ加工し、手なずけることが必要なのかと言うと、身体が「わけの分からないものになった」、「人間にとって少しも自明なものではなくなってしまった」からで、逆に言うと、加工することによって「わけの分かる」、「自明なもの」にするわけです。-この部分は蛇足) Aの次の形式段落を読むと先頭に、「おそらく、痛みがここで、きわめて重要な意味を持ったと考えることができる。」とあります。「ここ」は、「加工することによって、この不気味なものを手なずけようとした」を指しています。つまり、「加工」とは「痛みを与えること」になります。続いて、「痛み」を主語として、「自分で自分を感じるもっとも容易な、したがってまた、根源的な感覚である。」あり、「加工」=「痛み」の目的が、「自分で自分を感じる」となります。これを発展させた内容が最後の部分で、「自分で自分を感じること」を主語として、「同時に世界のなかの自分を感じることである。」としています。キーワードは、「痛みを与えること」・「自分で自分を感じる」・「同時に世界のなかの自分を感じること」になります。これらの言葉をAの文に合わせて言い換え、文末部分を「Aとは、どのようにすることか。」にあわせて、「~すること。」にします。また、「70字以内で説明せよ。」との指示もありますので、70字に近づけるように補足します(字数オーバーはアウト)。 自信はないのですが、その手順で私なりに答えを出したのが次の文です。 「身体に根源的な感覚である痛みを与えることによって、身体を自明なものとし、自分で自分を感じ、同時に世界のなかの自分を感じようとすること。」 このように、主語を明らかにしたり(省略部分を補足する)、同じ内容の語句をつないでいって(加工→痛み→(主語の転換)→自分で自分を感じる→世界の中の自分を感じる)、問題部分を言い換えていくわけです。

himeko34
質問者

お礼

細かく説明していただいて、ありがとうございます! 順序だてて説明してくださったので、「なるほど」と分かりやすいです。 まず、主語と指示語をしっかりと押さえておくと分かりやすいのですね。 このように問題を解いていくのだ!と改めて、解き方の勉強をしなくてはいけないなと思いました。 ありがとうございました。

その他の回答 (5)

回答No.6

5です。補足しますね。 文章を書いた人が言いたいことを要約すると 「自明性の喪失の時代における自明性の回復のキーワードは、自分で自分を感じること。同時に世界のなかの自分を感じることである。」 だと思います。 しかるに A【加工することによって、この不気味なものを手なずけようとした】は、「都合のいいように「自己」と「世界」の関わりを解釈した。」ことを、人間が「身体」をどう解釈してきたかの説明をすればいいのだと思います。 作者は「身体」のことについて何か言いたいというよりは、踊ることを通して、自己や世界、正解と自分との関わりに気がついたと話したいのだと思いますよ。 こういった問題は、だいたい、著者が人間について、また人間と世界のかかわりについてなにかいいたいことがあるんだろうなという視点で見ているといいたいことが見えてくるように思えます。 そうでないと、わざわざ何かの「問題」として取り上げるに足りないと思います。

himeko34
質問者

お礼

分かりやすく説明してくださってありがとうございます!! 本当に現代文は難しいなと思いました(苦笑) 読み取る力をつけるように頑張ります。ありがとうございました!

回答No.5

「本来わけて考えるべきでない身体を部分に分け、一つ一つ器官としてその機能を明確に定義づけ、それぞれの器官を関連付け、身体を静的にシステム化した」(70文字) というのはどうでしょう。 ちょっとドゥルーズとか、オートポイエーシス入ってますが^^;

himeko34
質問者

お礼

やはり「身体」のことについて書かれているのですよね。 ドゥルーズ、オートポイエーシスって何だろう?と思ったのですが、哲学とか心理学とかに関係がある人の名前ですか?(笑)すみません、勉強不足でピンときませんでした。。。 ちょっと、難しい言葉が出てきましたが参考にさせていただきます!ありがとうございました!

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.3

この文章では、「舞踏への強い関心」から、「身体について考えることが多くなった」ということで、「舞踏」はあくまできっかけであり、「身体」についての考察が述べられています。「この不気味なもの」が指すものは、「人間にとって少しも自明なものではなくなった身体」というものであり、「身体を加工する」とは、より本質的な肉体改造(マッスルトレーニングや美容整形手術など一時的とはいえない加工)や表面的な改造(着飾ったり、宝飾品を多く身につけたり、髪型を変えたり、化粧をしたりといった見た目の加工)を意味すると思います。これらは、文中にまったく例示されておらず、経験的な知識を総動員して導かれる帰結となります。国語の問題としては、あまり適切ではないように思いますが、「身体を手なづける」とは、よくわからないものである身体を自分のものとして納得させようとする、理解できると思えるようにしようとすることを意味すると思います。本当はよくわからないのだけれど、何となくわかったような気分にするということです。 以上を踏まえれば、Aが意味するのは、 「肉体改造で実質的に加工したり、化粧や服飾などで見た目を変え表面的に加工することで、本当はよくわからない身体について、わかったような気分にする」 ということになるかと思います。

himeko34
質問者

お礼

「身体を手なずける」という部分の意味がよく分からず悩んでいたんです。 問題の前後から判断するのだと思っても、文章自体がとても短いですし、抽象的な表現ばかりで。。。 丁寧に答えていただいて、ほんとうにありがとうございました。 とても参考になりました!

  • uiroh
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.2

【身体に痛みを与えることによって、自分で自分を感じられるようにする。】 70字以内と書かれているので私の回答では字数が足りないですね。60字くらいがベストだと思うんですが…。 質問者さんの回答も全く外れているというわけでもなさそうですね。ただ文の順番が逆転しているので混乱しただけかと思います。

himeko34
質問者

お礼

文の順番て大切ですよね。 色々とひっくり返したりして考えてはみるのですが、一度悩むととことん訳が分からなくなってきます。。。 もう一度、文章をよく読んでみようと思います。 ありがとうございました。

  • _backyarD
  • ベストアンサー率34% (199/580)
回答No.1

文中の語句を利用、というのは、あくまで「問題として出題している以上、回答を求める手段がどこかにあるはず」という観点から、文中にヒントが必ず有るに違いない、ということを言っているのであって、問題の作り手がヘタだったりすると必ずしもそうとは言えないということは気をつける必要があります。 この文章はこれ以外に前後は無いのですか?ここでは、「舞踏(踊り)」に関するエッセイのような文章であるということしか判らず、質問箇所にある「加工」という単語もそれ以外には1カ所しか出てきていません。 正解は判りませんが、私はこの質問文で「舞踏」に関して「体を加工する」というケースにどのようなものがあるか、ということを洗い出すには、自分の経験や知識を動員する必要があるように思えます。 たとえば ・舞踏ということはトレーニングが必要。  加工とは激しい動きに耐えられるように体を鍛えること? ・痛みを伴う身体加工といえば...刺青(いれずみ)とか? ・舞踏には外見も重視されますので、衣装等で飾り立てること? ・見た目を...ってことは整形とか? えっと...やっぱり最初の1つしか無いように思いますね。「加工するようになった」が「私は、」であれば、「私」の個性によって特殊なケース、例えば本当に体の形や模様を変えると言った肉体改造の話になる可能性もありますが、それには前後の文章が必要です(背景が必要)。ですが、この文章では「人間は」と書いているので、どうやら一般的な話をしているようです。となると、一般的に行われる可能性がある「肉体」への「加工」とは何か?ということになるかと。 私も現代文は苦手でした。単純に「読み解く」レベルのことを求められるだけの受験用古文や漢文と異なり、その一歩先を求められるからです。実際受験とかの際には、「正解はたくさんあり、どれが質問者の意図に合っているかを判断する必要があるのでは?理不尽じゃん」と思ってました。ですが、問題として出す以上、色々ある解釈のウチ「誰もが行き着きやすい一般的な解釈」を選ぶことで正解を出せるようになります。まずそれには、いろんなジャンルの文章を読み、自分自身もいろんな体験をして、文章の書き手が意図したシチュエーションを疑似体験できるようになる必要があります。まぁそこまでいうと大層ですが、たくさん本を読んでみることは何歳になっても役立つ知識を得ることにつながりますので、受験対策も兼ねた人生トレーニングだと思って向き合ってみると若干気が楽になりますよ。 がんばってくださいね。

himeko34
質問者

お礼

質問に答えていただきありがとうございます。 いつも、「○○字以内で説明せよ。」などという問題には悪戦苦闘しています。 答えと解説をみると「ああ、なるほど!」と思ったりするのですが、今回は答えがない中で解いていたので。。。 小説ばかりでなく、評論文とか他のものにも色々と触れていこうと思います。

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