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微分法
次の条件を共に満たすような、整式で表された関数f(x)がある。f(x)は2次式である事を示し、f(x)を求めよ。 条件{1}f(0)=0 {2}(x+1)f´(x)=2f(x)-4 考えたのは、関数をf(x)=ax^2+bx+cとおくとf´(x)=2ax+bとなる。そして、この2式を{2}に代入してみたのですが、分からなくなってしまいました。{1}の条件はどのように利用すればいいのでしょうか?どなたか教えて下さい。
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- grothendieck
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整式という仮定は要らないと思います。 g(x)=f(x) - 2 とおくと条件(2)より g'(x)/g(x) = 2/(x+1) 両辺を積分して log g(x) = log (x+1)^2 + C (Cは定数) よって g(x) = A(x+1)^2 (A= e^C) この式と条件(1)より f(x) = -2(x+1)^2 +2
ついでに。答えでちゃっているから解き方まで書きますが。 力技で展開して次数が同じものを比較する方法以外に。 2次式と分かった後は、f(x)=ax^2+bx+cとおくと f'(x)=2ax+b f(0)=0からc=0 {2}は恒等式でxはいくつでも成立する。 よってx=0を代入すると f'(0)=-4 よってb=-4 さらにx=-1を代入すると 0=2f(-1)-4 よって2(a+4)-4=0 つまりa=-2
- fushigichan
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ti-zuさん、こんにちは。 とても難しい問題ですね。 まずは、f(x)がxの2次式であることを証明しなければなりません。 幸い、f(x)は、xの整式であることが分かっていますから、今 f(x)=a[n]x^n +a[n-1]x^(n-1) +・・・+a[1]x +a[0] とおくことが出来ます。 ここで、条件1より、定数項が0ですから、a[0]=0 したがって f(x)=a[n]x^n +a[n-1]x^(n-1) +・・・+a[1]x とおけますね。 これを、微分してみましょう。 f'(x)=na[n]x^(n-1) + (n-1)a[n-1]x^(n-2)+・・・+a[1] これを、条件2にあてはめてみましょう。 (x+1)f'(x)=(x+1){na[n]x^(n-1) + (n-1)a[n-1]x^(n-2)+・・・+a[1]}=左辺 2f(x)-4=2{a[n]x^n +a[n-1]x^(n-1) +・・・+a[1]x}-4=右辺 となっています。 この係数を、それぞれ比較しましょう。 x^nの係数は、na[n]=2a[n]ですから、n=2と分かります。 つまり、f(x)はxの2次式であることが証明されました。 同様に、xの係数a[1]=-4ですから、f(x)は f(x)=ax^2-4x・・・(☆) と、おくことができます。 これを、実際に条件2にあてはめてみてください。 f'(x)=2ax-4であるから、 左辺=(x+1)f'(x)=(x+1)(2ax-4) 右辺=2f(x)-4=2{ax^2-4x}-4 左辺=右辺とすれば、a=-2が出ます。 従って、求めるxの整式は、xの2次式であって、 f(x)=-2x^2-4x と求めることが出来ました。 ※ 計算のところは、実際にやってみてくださいね。
- mmky
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参考までに 2次式の場合はということでしょうかね。 関数をf(x)=ax^2+bx+cとおくと 条件(1) f(0)=0 だから c=0 f(x)=ax^2+bx f'(x)=2ax+b 条件(2) (x+1)f'(x)=2f(x)-4 (x+1)(2ax+b)=2ax^2+(2a+b)x+b =2(ax^2+bx)-4 2a+b=2b, b=-4 2a-4=-8, a=-2 ということで f(x)=-2x^2-4x というような考え方でしょうか。 考え方の参考程度に
まずti-zuさんの解き方では証明しなければならないことを 証明せずに使っているということで、まずいと思います。 まず、f(x)が2次式であることを示さなければならない ということです。それが証明されてから f(x)=ax^2+bx+cをはじめて使えるのではないでしょうか。 で、証明の仕方は、f(x)はn次式であると仮定し、 {2}の条件ではxがいくつでも成立する恒等式で あることからnはどうなるでしょうか? また、2次式だと分かった後はf(0)=0ということだから f(x)の定数項は? ヒントでした