いちおう、光の波長と湯気と水滴の大きさの関係で説明できます。
可視光の波長は360~830 nm (0.36~0.83μ)、
湯気の大きさは数μ程度 (1μ=1000 nm)、
水滴の大きさは1,2mm~3,4mm (1mm=1000μ)。
光の波長が粒子と同じ程度か10倍程度までは、球形の粒子に
射し込んだ光はミー散乱を起こします。
ミーの理論は、入射した光りが直進方向だけではなくその横方向や
後方にも散乱されることを示しています。
詳細は抜き大雑把に言うと、粒子に入射した光りはいろいろな方向に
散乱され、No.2でいう「乱反射」の効果が起こり粒子は白く見えます。
湯気粒子の径はこの範囲に入ります。
粒子径が光の波長より十分大きくなると、光りは屈折や回折で説明
される経路を通ります。
側方散乱や後方散乱や乱反射が起こりにくく、光りの大部分は粒子を
同方向に通り抜けるために、粒子は透明に見えます。
水滴は光がミー散乱を受けない、十分過ぎるほどの大きさなのです。
お礼
回答ありがとう御座います。 だいぶイメージできるようになりました。