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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:遺留分減殺請求)
遺留分減殺請求の条件と遺産調査について
このQ&Aのポイント
- 遺留分減殺請求とは、相続人が相続分を減殺することを求める手続きです。
- 後妻名義の預金残高を裁判所で調査する方法や、他の調査手段についても説明します。
- 調停の前に、後妻の遺産目録や預金残高について確認することが重要です。
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質問者が選んだベストアンサー
遺留分減殺請求権を行使した後,どのように遺産を取り戻していくかというのは,大変難しいものです。余り自信のある話はできませんが,参考程度に分かる範囲での話です。 1について 法律上当然にという方法はないでしょうね。退職金が1千万円ほど少ないということですが,夫婦で使ったといわれれば,なかなか遺産というのは難しいですし,ましてや,減った分を贈与だと「みなす」のは難しいと思います。そもそも退職金といえども,夫婦の共有財産という性質がありますので,遺留分を侵害する贈与ということは,やはり難しいように思います。 2について 裁判所は一定の調査権限を持っていますが,強制力はありませんし,銀行にも守秘義務がありますので,裁判所を通じたとしても,そのような調査ができるかどうかは難しいところがあります。 3について 基本的には,遺産の範囲を争われれば,遺留分減殺請求をした側がどれだけの遺産があるかを示さなければならないので,結論的にはやむを得ないところだと思います。 4について 裁判所の他,弁護士にも一定の調査権限がありますが,銀行にも守秘義務がありますので,弁護士の調査権限にも限界があります。調べのつかない,行方不明の金銭を遺産に含めるのは無理だと思われます。
お礼
回答を有難うございます。遺留分減殺請求をするということがとても大変だと言う事がlaw_amateurさんの文書でよく判りました。とにかく調停で頑張ってみたいと思います。その時は回答頂いた事項をしっかり認識して臨みます。本当に有難うございました。