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モレキュラーシーブの吸着性について・・・

私は今、森林から放出されているフィトンチッド(モノテルペン類VOC)を採取し、測定しているものですが、チャコールチューブに森林ガスを吸着させる際、さまざまな乾燥材を試してまいりました。 今回、モレキュラーシーブという高性能の乾燥材を見つけたのですが、このモレキュラーシーブはフィトンチッドも吸着してしまいそうで心配です。 有効孔径が関連してくる思うのですが、 http://www.tomo-e.co.jp/j/product/functional/moleculer.html もしわかる方がおられましたら返事お願い致します。

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  • c80s3xxx
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回答No.2

モレキュラーシーブというか,ゼオライトですね. 水に対して高い吸着力を持つゼオライトは,基本的にちょうど水分子と同じくらいの穴が,結晶構造としてできている(スーパーケージと呼ぶ)ものです.もちろん,スーパーケージの大きさはさまざまですが,水に合せたサイズのものを選べば,それより大きいテルペン類の吸着はあまりおこらないでしょう.もちろん確認は必要でしょうが. 有機溶媒から残留水分を除くためにもモレキュラーシーブは使われますが,5A以下,3A とか 4A というグレードを使うと,水だけが効率的に除去できるのでよく使われます.この数字は,穴の有孔径 (Å単位) を指しています.

その他の回答 (1)

noname#160321
noname#160321
回答No.1

モレキュラーシーブ(分子篩)の種類は本が十冊書けるぐらい多様です。 ただ、基本はケイ素とアルミニウムが酸素でつながり、大きく規則的な空間(環/球/筒))を作ることに集約できます。 リンなどの他の元素が加わるとさらに活性は多様になります。 アルミが多いと酸点が多く、酸触媒としても用いられます。 ゼオライトも分子篩の一種で、かなりの種類の分子篩は整然とした結晶格子を保持し、出来た空間の大きさにより多様な働きをします。 無機物を用いた触媒化学のほとんどは分子篩の研究です。 あまりに種類が多すぎて、助言を差し上げる事もためらわれます。

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