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作曲の方法について
50も過ぎて新たな趣味としてポピュラー曲作りに挑戦してみたいと思っています。 そこで常々疑問に思っていた事があります。 曲を作る時、自分が発生出来る高音域はイメージできるのですが、出来ない高音域はイメージできません。プロの作曲家の人達は自分では発生できない高音域の音も曲作りには取り入れて製作しているのでしょうか? プロアマ問いませんので作曲経験のある方お教え下さい。
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失礼ながら珍しいタイプの方だなと感じました。というのも人の声というものが分かっていない人が結構多く、自分どころか並のプロでも歌えないような音域の広い曲を作ってしまい、応募作品のような場合審査員から指摘されるようなことがあるのです(人に聞こえないような小さな声でささやきながら歌うと、ちゃんと歌う時に比べて相当高い音まで出ます。また作曲以外では、カラオケなどで無理をしているのもそのためです。歌手が歌う音域と自分の音域(普通の人の音域)の違いが分かっていないからどの程度音の上げ下げをしていいか分からないのです)。最近流行のボーカロイドに歌わせる曲もそういう傾向がありますが、これは分かっていないのか、人間にできないことをあえてやらせているのか分からない部分があります。 「自分が発声できない高音域がイメージできない」ということはメロディを作る手だてはあくまで“自身の声”で、自分の声域内だけの動きしか分からない、たとえば上の「ソ」までしか出せないとしたら「ソラ」とか「ソラド」と上がっていくときの“上がり具合”とか“どんな感じのメロディになるか”がまったくイメージできない、ということでよろしいでしょうか。 自身で楽しむためなら、自分で出せる声域で作ればいいのですが(自作自演の歌手もだいたい同じです)、幅を広げるためにはいろいろなジャンルの曲を譜面を見ながら聴くことをおすすめします。いわゆる「名曲歌集」のようなものではキーが誰でも歌いやすい平均的な高さに直されていますから、オリジナルキーで書かれている歌本やスコアを使います。高い音域を使う歌手であれば、譜面を見ることで自分には出せない音がどんな感じなのか分かるでしょう。またジャンルや曲調によってどの辺りの声域が多く使われるか、全く違う声域で歌っていたと思っていたのが実はほとんど同じ声域で、声質のせいで違うように聞こえていたなど発見があると思います。 #2さんの指摘にある男声と女声の差というのも面白いもので、平均的なポピュラー曲は譜面で見る限り女声は男声よりもだいぶ下の音を使っていることが分かります。男声の実音は記符音よりも1オクターブ下ということを考えると、男女の“おいしい音域”には重なる部分があります。 まずは「声」というものを知ってください。平均的な声域、張り上げたりシャウトするときの声域等々。こういうことが分かってくると自分に出せない声域を含む曲、他人のために作る曲もできるように、また楽器だけで、自分で歌わないでも作れるようになります。
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- 安房 与太郎(@bilda)
- ベストアンサー率27% (228/822)
まずは採譜 ~ ドレミの歌を五線紙に書けますか ~ 自分で出せない音域で作曲できないとしたら、男性作曲家はソプラノ やアルト、女性作曲家はテノールやバリトンの歌曲を作曲できません。 さらに、ほとんどの器楽曲(ピアノ曲や交響曲)も存在しませんね。 鼻歌で歌うときのように、都合よくオクターブを上げ下げしましょう。 いずれにせよ、簡単な楽器を手もとに置いて、実際の音を確認するの が基本です。初心者には、なるべく安物の電子ピアノが便利でしょう。 いわゆる“絶対音感”は、なんら音楽活動に役立たないのが定説です。 (カザルスは、レコードの回転数を上げて聴くことを推奨しています) 以下、類似の過去質問への回答を参考にしてください。 ── 『絶対音感』をもっている人のような、耳のいい人の場合は……。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1949935.html (No.1~3) 作曲者・演奏家・聴衆にとって、なにひとつ有利なことはありません。 ── 絶対音感のトレーニング http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4778746.html (No.6) ドレミの歌 ~ 音程に近道なし ~ ── 一目みて声楽家は歌い、演奏家は奏で、指揮者は鍵盤で弾けます。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4061386.html 暗譜と闇譜 ── 音楽のプロは、楽譜をみるだけでわかりますか? http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3987358.html (No.7) 譜可解 ~ 歌は語れ、詩は歌え ~ ── 趣味よりちょっと上のレベルに行けるかの簡単な目安って? http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1604855.html (No.5) 趣味よりちょっと上のレベルだと、約6000時間が目安です。
お礼
ありがとうございます。昔から好みの音楽を聴くのは好きなのですが、嫌いな音楽を聴くのは流れる時間が無駄に思えてすごくイヤでした。自分の弾く楽器の音も下手なのと、同じ音に飽きるのとですぐイヤになりました。特に音楽理論などは大嫌いでした。そんな音楽音痴ですが、生涯に1曲だけ綺麗な音楽を残したくなりこちらで質問させていただきました。皆さんの御回答にはとても満足しております。難しくて理解できないところもありますがこれからゆっくりと勉強していきたいと思います。詳しく書いていませんでしたが作曲は口笛と声でしており、もし自分の出ない範囲の音もイメージ出来たら音の組み合わせの幅が広がるだろうなと思っていましたので質問させていただきました。ありがとうございました。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんにちは。 アマチュアです。 「発生」とありますが、文脈からして「発声」ですよね? >>>プロの作曲家の人達は自分では発生できない高音域の音も曲作りには取り入れて製作しているのでしょうか? はい。 プロの作曲家やアレンジャーのほぼ100%が、自分の声域以外の音で作曲する能力を持っています。 自分の声とは違う声域の人、人間の声とは音色も音域も似つかない楽器の音、 それらが、頭の中で音名として聞こえます(私もそうです)。 その多くは、絶対音感を持っている人達ですけれども、絶対音感が必須とまでは言えません。 楽譜が読めない大物ミュージシャンもいます。 <参考> 私は学生時代に、バンドのメンバーが作った曲のアレンジをよくやっていました。 私は男で、ボーカルは女性です。 当然ながら、自分では発声できません。 そして、女性の声の高さと男の声の高さは、ちょうど1オクターブずれているわけではなく、 せいぜい5~6度しか違いません。 (私は絶対音感の持ち主ですので、5~6度転調したときの女性の声のメロディーは頭の中で「歌え」ます。ということは、頭の中にある女性の声のメロディーを、即、楽譜に書けるということです。プロの作曲家のほとんども、そういう能力は当然ながらあります。キーを変える、転調する、ということをするには、絶対音感があるほうが有利です。) そして、原曲のメロディーは、曲全体のキーをどれだけ上げてもどれだけ下げても、その女性の声域をはみ出してしまうものでした。 「さて、困った」ということになりそうなのですが、そこで私がアレンジで執った手段は、 “サビだけ転調” でした。 ポピュラーソングでは、サビの部分とサビ以外の部分の境目で、転調しているものは、かなりあります。近年、そういった曲がとても増えています。 これは、表現の手法としてという意味もありますが、 歌う人の声域の範囲で歌えるようにするため、サビだけ転調することによって曲全体のメロディーの音域を狭くするという意図があるものもあります。 以上、ご参考になりましたら幸いです。
お礼
ありがとうございます。昔から好みの音楽を聴くのは好きなのですが、嫌いな音楽を聴くのは流れる時間が無駄に思えてすごくイヤでした。自分の弾く楽器の音も下手なのと、同じ音に飽きるのとですぐイヤになりました。特に音楽理論などは大嫌いでした。そんな音楽音痴ですが、生涯に1曲だけ綺麗な音楽を残したくなりこちらで質問させていただきました。皆さんの御回答にはとても満足しております。難しくて理解できないところもありますがこれからゆっくりと勉強していきたいと思います。詳しく書いていませんでしたが作曲は口笛と声でしており、もし自分の出ない範囲の音もイメージ出来たら音の組み合わせの幅が広がるだろうなと思っていましたので質問させていただきました。ありがとうございました。
- hornet3
- ベストアンサー率19% (12/62)
とりあえず作曲しやすい音域で作曲して転調(キーを変える)してみては? 絶対音感の持ち主だとやりにくいですが。
お礼
ありがとうございます。昔から好みの音楽を聴くのは好きなのですが、嫌いな音楽を聴くのは流れる時間が無駄に思えてすごくイヤでした。自分の弾く楽器の音も下手なのと、同じ音に飽きるのとですぐイヤになりました。特に音楽理論などは大嫌いでした。そんな音楽音痴ですが、生涯に1曲だけ綺麗な音楽を残したくなりこちらで質問させていただきました。皆さんの御回答にはとても満足しております。難しくて理解できないところもありますがこれからゆっくりと勉強していきたいと思います。詳しく書いていませんでしたが作曲は口笛と声でしており、もし自分の出ない範囲の音もイメージ出来たら音の組み合わせの幅が広がるだろうなと思っていましたので質問させていただきました。ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。昔から好みの音楽を聴くのは好きなのですが、嫌いな音楽を聴くのは流れる時間が無駄に思えてすごくイヤでした。自分の弾く楽器の音も下手なのと、同じ音に飽きるのとですぐイヤになりました。特に音楽理論などは大嫌いでした。そんな音楽音痴ですが、生涯に1曲だけ綺麗な音楽を残したくなりこちらで質問させていただきました。皆さんの御回答にはとても満足しております。難しくて理解できないところもありますがこれからゆっくりと勉強していきたいと思います。詳しく書いていませんでしたが作曲は口笛と声でしており、もし自分の出ない範囲の音もイメージ出来たら音の組み合わせの幅が広がるだろうなと思っていましたので質問させていただきました。ありがとうございました。